心の栄養

このところ、おともだちの作ったスイーツを食べさせていただく機会がいくつかありました。味オンチなので細かいところはよくわからない（苦笑）のですが、どれもいただくととっても気持ちがあたたかくなります。作る人の気持ちが入ってくるのですね。食べる人のことを考えて、一生懸命作ってくださる。その優しさが食べ物と一緒に体の中に入ります。

今月９日に１００４５歳（←もういいって）の誕生日を迎えたのですが（メールやコメントをくださったかた、ありがとう！！！）、この歳になってからおともだちがこんなに増えるなんて・・・本当に思いもしませんでした。いやー、生きててよかったな（大げさ）。マクロビオティックを通じてのおともだちなので、いきなり深い話をしても違和感がないですし、ね。

というわけで（どういうわけやねん）、皆さんこれからもどうぞよろしくお願いいたします。まだお会いしていないかたとも、そのうちお会いしましょう～。

帰省していました

帰省していました。いや、正確には、普通の帰省はできそうにないので、息子の塾の特訓に合わせて、晩だけ２泊させてもらってきました。

お昼間は娘とずっと出歩いていました。
３日間で行ったところ。

ハリーポッターの映画
兵庫県立近代美術館（「川村記念美術館所蔵　巨匠と出会う名画展」）
神戸市立小磯記念美術館
京都市美術館（「フィラデルフィア美術館展」）
善右衛門的。カフェ（京都市美術館から近いことを知ってから、私の中ではこの２つはいつもペアになってしまいました（笑））
大丸ミュージアムＫＹＯＴＯ（「長新太展ナノヨ」）
京都高島屋グランドホール（「堀文子展」）
愛農人（オーガニック・カフェレストラン）
里山dining野の宴（お惣菜食べ放題のレストラン）
その他、各百貨店をひたすらうろつく

絵画三昧でございました。娘とふたりの感想（こういうときは一致）ですが、兵庫県立近代美術館は思ったよりハズレ。小磯美術館はいつもながら（笑）安心できます。フィラデルフィア美術館展はさすがに素晴らしかったです。思いがけずよかったのが、長新太展と堀文子展。長新太展はこれでもかの下ネタがまたツボ（笑）。しかし、おとなになってからあの感性で絵が描けるのはスゴイ、スゴスギル。一方、堀文子展は、それとは正反対の正統派日本画で、とても優雅な気持ちになれました。

２日目の朝くらいからずっと足が棒です（笑）。今日なんか、もう、足で釘が打てそう（うそ）。でも久々の絵画三昧でたいへん満足しました。

梅干できました

今年は大幅に遅れてしまいましたが、やっと土用干しを終えて梅干が完成しました。うちはド田舎なので三日三晩外に出しっぱなしです。土用干しの前には夜の間にいつの間にか雨が降っていて「梅干出してなくてよかった」と思う日がありましたが、土用干しの間は少し曇りの日はあったものの雨が降ることはまったくありませんでした。

三日三晩というのは、強い太陽の光と夜露に交互に当てることで梅干の水分をとばすとともに柔らかく仕上げるためのようです。確かに干す前よりは小さく、そして柔らかくなっています。

いつも梅をわけていただく自然食品店のかたによると、「梅の作り手が今年の梅はあまりよくないと言ってはったわ～」ということでした。塩漬けにするまでは「そうかな？」と思っていたのですが、土用干ししてみると去年と違って少し果肉がかたいのがあります。干しあがっても、ものすごく柔らかくはなりませんでした。ざるから容器に移すとき去年作ったものと比べてみると、去年のものは全部大きくてとても柔らかいです。やはり作り手の目は確かでした（それでも、売ってるものよりおいしいと思いますよ）。

５ｋｇの梅で作ったので、でき上がってもかなりのボリュームです。今まで梅醤番茶は市販の梅醤に番茶を注ぐことが多かったのですが、これからは梅干から作ってみましょう。

今年はとりわけ忙しくて、梅仕事ができるか心配しながら材料を揃えましたが、なんとかなるものです。でき上がると、「ああ、今年も手作りできてよかったなあ」と思います。

なかなか第一歩を踏み出せないかたがおられましたら、簡単ですので、来年は一緒に作りましょうね！

歯磨き

皆さんは歯を磨くときどうなさっているでしょうか。

私は少なくともおとなになってからは歯磨き粉を使っていませんから・・・もう何十年にもなりますか（笑）。普通の歯磨き粉には研磨剤が入っているので毎日使うと歯がすり減ってしまいますし、いろいろ入っている添加物も心配です（だいたい、歯磨きの前後で食べ物の味が変わっちゃうなんて、不気味じゃないですか～）。歯磨き粉なしでも「ソラデー２」という歯ブラシを使って磨くので汚れはよく落ちます。

ただ、歯磨き粉を使わないと、ちゃんと磨いていても歯の表面が着色していくんですよね～。虫歯が原因で色がつくのではないですし、半年に一度の歯医者さんでのプロフェッショナルクリーニングできれいにはしてもらえるのですが、ちょっと気になっていました。

先日のコープ自然派のカタログに「海の精　ソルトdeはみがき」というのが載っていたので、注文してみました。焼き塩を粉状にしたもので、他には何も加えていません。使い心地は・・・結構いいです！　普通のお塩で磨くとどうしても粒子が気になるのですが、これは細かい粉になっているので大丈夫です。お塩なので歯ぐきが引き締まります。塩のなかに含まれているカルシウムが研磨剤のはたらきもするらしく、磨いた後は歯がツルツルになります。研磨作用は穏やかなようなので、歯のすり減りは少ないと思うのですが・・・この点はちょっと様子をみてみようと思います。

やっと土用干し

台風もこのあたりではたいした被害もなく無事過ぎ去り、いよいよ晴天が続きそうなので、昨日からやっと土用干しにとりかかりました。

５ｋｇの梅をざるに並べたらまるでラッシュの電車内のよう。詰め詰めでかわいそう～。でも、無計画に１０ｋｇ漬けなくてよかったよ・・・。来年はもう一つざるを買うことにいたしましょう。

塩漬けしたときに部屋にひろがるさわやかな匂いも大好きなのですが、土用干しのときに毎日一度梅をひっくり返す作業が、梅仕事のうちで一番好きかもしれません。皮が破れないように梅をそっとお箸でつまみ、ざるにくっついているものがあればだましだましはずして、水分が出ている面を上にして置き直す。なんだか時間がゆっくり流れてほっとするひとときです。

今年もおいしい梅干さんになってね。

かさぶた その後

二年ほど前から、体幹部の背中側全体に、かゆ～いかさぶたができてははがれ、できてははがれ、を繰り返していたのですが、とうとう！卒業できたようです。春頃に、ん？これまでとはなにか違う！！という感覚があって、ほとんどの部分でかゆみがなくなって傷口が閉じました。それでも腕の付け根の一ヶ所とおしりに一ヶ所、しぶとく残っていたのですが、こちらのほうも先日自然に傷口が閉じていきました。

そういえば、初めての皮膚からの排出は、砂浴がきっかけだったように思います。その夏に砂浴を初めて体験し、一度に二時間ずつ何日か入りました。そしてシーズン最後の砂浴で、砂から出る直前に、膝の少し上、太ももの外側がパチパチッとはじける感覚があり、見ると毛穴が数ヶ所大きく開いていました。その後数日で傷は治ったのですが、その後から背中にいっせいにかさぶたがでてきたように記憶しています。普通の掻き傷とは異なり、治りかけると猛烈なかゆみに襲われて、なかなか治りきりません。何度か「これで終わりかな？」と思うこともあったのですが、そうこうするうちにまたひどくなっていき、このまま永遠に続くのか、と思うこともありました。でも、どうやらやっと一段落ついたようです。

とはいえ、体の中から不要なものが全部出て行ったというのとは違うようで、今年も蚊には刺されまくっております（涙）。道は遠いぞ。

それでも、かさぶたさんとバイバイできてとても快調です。見た目はまだ色素が沈着していますが、そのうちきれいになっていくでしょう。

ピザ・・・もどき

夏休みで家にいる娘が「ピザが食べたいピザが食べたい」とうるさいので、たまさんに習った雑穀ピザを思い出しながら、コープ自然派のカタログに載っていた「きびピザ」のレシピを参照して作ってみました。ピザの台は、たかきびを炊いたものに全粒粉と地粉を混ぜ、塩ひとつまみとオリーブオイル大さじ１を入れて、ちょうどよいかたさになるまで水を入れてこねました。この生地を少し休ませてクッキングシートの上で円形に広げたものの上に、市販のトマトベースのソースをぬり、蒸し煮した玉ねぎと人参、えのきだけ、スライスしたピーマンをのせて、上にはチーズ代わりにもちきびで作ったソースをかけて焼きました。もちきびソースは、普通に炊いたもちきびを豆乳でのばし、塩とこしょうとでかなり濃い目の味付けをしたものです。

でき上がりは・・・ピザそっくり！　ただし味はピザとは多少？違います。違うんですけれど、体にやさしくておいしいです。子どもたちも喜んで食べていました。ただし娘のピザを食べたいという気持ちは、（見た目がピザそっくりなだけに）かえっておさまらなくなってしまい、翌日パン屋さんでピザパンを買ってくるはめになりました。それでも「あれはピザパンで本当のピザとは違う」と文句言ってますが・・・（笑）。