見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

学園親のハナシ58

2020年04月09日 | 父母の声

わが子が学園に入学して、早いもので3年目の春、入学シーズンを迎えました。


そう2年前、わが子が入学する際には、学校に通ってくれるだろうか、初めての学園に慣れていけるだろうか、

公共交通機関にも乗れるだろうか、乗り換えは?と不安な気持ちでいっぱいでした。

ところが今から振り返ると、親の予想をはるかに裏切るがごとく、子どもは変わっていきました。

今は公共交通機関を使って学校どころか、市外の友だちの家まで行くようになってしまいました。

また先生方も障害特性をよく理解してくださったり、あたたかく接してくださるため、嫌がることもなく

学園にも毎日通うことができるようになりました。昼休みには気の合う友達同士で、近くの公園でサッカー

したりすることも楽しみのようです。

とかくゲームやインターネットなどのインドア生活中心のわが子ですが、学園主催のキャンプやスキー合宿、

駅伝、お祭りにも参加し(宿泊を伴うものは嫌がりますが…笑)、親が思っている以上に、いろんなことを吸収して

成長したんだな~と実感しています。

競争や職業中心の教育が多い中、人格形成の上で、とても大事な思春期・青年期を、学園で生活できていることに幸せを感じます。

これも先生方、保護者はじめみなさんのおかげです。

また学園は、親の学びの場でもあります。

先輩保護者さんからや、生徒さんからは多くのことを学ばせていただいています。

「共育ち」(ともそだち)って言葉があります。親も子も成長しあえる、気持ちが豊かになれる、

という意味です。まさに学園は共育ちの場です。


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