【 動的平衡 】という言葉をご存知ですか?
先日、何気なくラジオを聞いていたら、
分子生物学者の福岡伸一さんの講演が流れていました。
分子レベルで見たとき、人間の身体は絶えず入れ替わり、
2年もすれば、すっかり中身は入れ替わってしまうのだそうです。
人間としてのスガタカタチは変らないのに!
ミクロでみると常に変化し、マクロで見ると変化しないこととも言えるそうです。
“流れ”の中で変りつつも一定の状態を保つモノ・・・それが【 動的平衡 】だそうです。
私は最近・・・世の中の無常というか、何事も変化してしまうことに対して
なんともいえない空しさや、一種の不安さえ感じていたのですが、
この【 動的平衡 】の話しを聞いてストンと諦めがついたというか・・・
ものごと変わって当然なんだと、当たり前のことに今更ながら納得がいったのです。
そもそも、変化への畏れは、とどのつまり執着なのだと気付きました。
モノ、人、事柄すべてにおいて、いまある現状に対する執着・・・
それを捨てられたとき、変化を真から受け入れることができるのだろうと。
「色即是空空即是色」
生もなく滅もなく、存在には実体がないと言った般若心経も、
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」
人の世の無常を言った方丈記も、
【 動的平衡 】という考え方を知った今は、真に理解できる気がします。
もう一度、読み直してみようと思っています。
先日、何気なくラジオを聞いていたら、
分子生物学者の福岡伸一さんの講演が流れていました。
分子レベルで見たとき、人間の身体は絶えず入れ替わり、
2年もすれば、すっかり中身は入れ替わってしまうのだそうです。
人間としてのスガタカタチは変らないのに!
ミクロでみると常に変化し、マクロで見ると変化しないこととも言えるそうです。
“流れ”の中で変りつつも一定の状態を保つモノ・・・それが【 動的平衡 】だそうです。
私は最近・・・世の中の無常というか、何事も変化してしまうことに対して
なんともいえない空しさや、一種の不安さえ感じていたのですが、
この【 動的平衡 】の話しを聞いてストンと諦めがついたというか・・・
ものごと変わって当然なんだと、当たり前のことに今更ながら納得がいったのです。
そもそも、変化への畏れは、とどのつまり執着なのだと気付きました。
モノ、人、事柄すべてにおいて、いまある現状に対する執着・・・
それを捨てられたとき、変化を真から受け入れることができるのだろうと。
「色即是空空即是色」
生もなく滅もなく、存在には実体がないと言った般若心経も、
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」
人の世の無常を言った方丈記も、
【 動的平衡 】という考え方を知った今は、真に理解できる気がします。
もう一度、読み直してみようと思っています。