さて、大分、間が空きました。今回は、外来生物についてです。まぁ、池田清彦の劣化コピーでしかないわけですが。
相変わらずの武田節。じゃ、妄想を砕いていきましょうか。まず、ガラパゴスの生物を進化から遅れたというのが致命的な勘違い。大陸であれ、島であれ、生物はその環境に適応しながら生きています。「赤の女王仮説」が有名ですよね。今の進化生物学では、どんな生物であれ、進化という木の枝の最先端であり、進化が遅れているという考えそのものが間違いです。原始的な形質をもつ生物であれ、周りの環境に応じて自然選択が働き進化しています。分子レベルでも同様。自然選択はありませんが、常に変化し続けています。
はい、ダウト。かつて、バス釣り業界が散々使ったカビの生えた詭弁ですね。1925年に赤星鉄馬が芦ノ湖に放流していますが、全国的に分布が拡大したのは1970~80年代です。一部の事例を持って事実であるかのようにサバを読まないように。
まず、一億年の根拠が不明。それを言い出すと、世界で3番目に古い古代湖である琵琶湖すらできたのは500万年前ですから、そもそも存在しません。その無駄に大きい時間スケールで語れば、ほとんどすべて変わらないでしょうね。ぶっちゃけ、1億年前じゃフナもいないがブラックバスもいないわけですが。適切な物差しを使わなければ、何も測っていないのと同じことです。
あと、植物食性寄りのフナと肉食魚のブラックバスを同じものとして扱う理由もわからん。ニッチとか意識してないのがもろバレ。
この後も、根拠不明な「僕の考えた論」を開陳しますが、すべて指摘するのは面倒なのでパス。
はいはい、そんなこと言ってる暇があれば論文出せ。とりわけ、スズメが外来生物ってのは何が根拠になっているんですかねぇ?グーグルスカラーでもめぼしいのが見当たらないのですが。
P86
ダーウィンの研究で有名なガラパゴス諸島がありますが、この諸島は南アメリカの海岸から900キロも離れた絶海の孤島なので、イグアナなどの珍しい動物が多く見られます。
でも、大陸で絶滅と進化を繰り返した動物の群れと、ガラパゴス諸島ですっかり進化から遅れた動物とを比較すると、やはり「普通の自然の中で動物は絶滅し、進化していくのだな」ということがはっきりわかります。
つまり、絶滅しそうな種を「絶滅危惧種」に指定し、それを人間の手で保護していこうというのは、保護される生物にとっても辛いことですし、自然の叡智を生かすという意味でもやってはいけないことでしょう。
相変わらずの武田節。じゃ、妄想を砕いていきましょうか。まず、ガラパゴスの生物を進化から遅れたというのが致命的な勘違い。大陸であれ、島であれ、生物はその環境に適応しながら生きています。「赤の女王仮説」が有名ですよね。今の進化生物学では、どんな生物であれ、進化という木の枝の最先端であり、進化が遅れているという考えそのものが間違いです。原始的な形質をもつ生物であれ、周りの環境に応じて自然選択が働き進化しています。分子レベルでも同様。自然選択はありませんが、常に変化し続けています。
P89
すでにブラックバスが日本に来てから1世紀近くたっているのですから、ブラックバスを単純に外来種と呼べるのかは微妙ですが、外来種排斥運動の対象になったのは確かです。
はい、ダウト。かつて、バス釣り業界が散々使ったカビの生えた詭弁ですね。1925年に赤星鉄馬が芦ノ湖に放流していますが、全国的に分布が拡大したのは1970~80年代です。一部の事例を持って事実であるかのようにサバを読まないように。
P89
琵琶湖を一つの自然としてみるなら、そこにフナが泳いでいても、ブラックバスが泳いでいても、それほど変わることはありません。両方とも魚ですし、フナも1億年前から琵琶湖にいたわけではないからです。
まず、一億年の根拠が不明。それを言い出すと、世界で3番目に古い古代湖である琵琶湖すらできたのは500万年前ですから、そもそも存在しません。その無駄に大きい時間スケールで語れば、ほとんどすべて変わらないでしょうね。ぶっちゃけ、1億年前じゃフナもいないがブラックバスもいないわけですが。適切な物差しを使わなければ、何も測っていないのと同じことです。
あと、植物食性寄りのフナと肉食魚のブラックバスを同じものとして扱う理由もわからん。ニッチとか意識してないのがもろバレ。
この後も、根拠不明な「僕の考えた論」を開陳しますが、すべて指摘するのは面倒なのでパス。
P97
また、モンシロチョウ、スズメ、ドブネズミといった少し前には日本のどこにでもいて、多くの日本人が「日本古来の昆虫や鳥」と思っているものでも外来種だったりすることがあります。
はいはい、そんなこと言ってる暇があれば論文出せ。とりわけ、スズメが外来生物ってのは何が根拠になっているんですかねぇ?グーグルスカラーでもめぼしいのが見当たらないのですが。
「意見」に対する間違いを指摘しているようですが、それなら「正しくはこうです」というものが必要だと思うのですが・・・
「正しくはこうです」と幾つも指摘されていると思いますが。
まず一つ目の「進化が遅れたのは間違い」ということですが、どういうものが「進化」なのか、例えば「外敵が多い生物」と「外敵が少ない生物」では進化に差がでると思うのですが、どちらも変化はしているから差は無いというのは、ちょっと閉鎖的な論ですし、対案にはなっていないと思いました。
二つ目の「ブラックバス」についても、ブラックバスが日本に一世紀ほど前に持ち込まれて、外来種排斥運動の対象になったのは事実ですから、「全国的に分布したのは・・・」というのはまた別の議論ですから、対案にはなっていないと思います。
三つ目の、「琵琶湖」ですが、一億年前のの根拠が知りたいのであれば、本人に聞けばいいですし、「その論法で言えばそうでしょう」というのは対案ではないと思います。
最後の、「スズメなども外来種の可能性がある」という意見に対して、「その根拠は?」と問うのはただ質問をしているだけに過ぎないと思いました。
著者さんの意見については何も否定しません、尊重しています。
以上、失礼な点があればご容赦ください。
まず基本的なこととして、論理の前提となっているものが無根拠あるいは誤りであった場合、その論理を受け入れる必要が無いことには同意していただけるでしょうか?
これに同意いただけないなら、以下に書くこともあなたにとっては無価値でしょうが一応書いておきます。
>進化に差がでると思うのですが
これはいったいなんのことを言っておられるのでしょうか?ある形質が発達するかしないかを異なる環境で比べてより発達した方が進化していると言いたいのですか?
もしそうであるなら進化と進歩を混同しているしか言えません。
進化というのを非常にシンプルに言うと、親の変異が子供に遺伝することです。それが生存にかかわるものであれば、自然選択にさらされてより有利な遺伝子が集団内に広まりやすくなる。
はっきり言って僕には貴方が進化をどのように理解しているのか詳しくはわかりません。しかし、僕が予想する理解度ならなるほどそういう読みしかできないかとも思いました。
そもそも間違いの指摘に一々対案を出さなくてはならない理由がわかりません。
>二つ目の「ブラックバス」についても、ブラックバスが日本に一世紀ほど前に持ち込まれて、外来種排斥運動の対象になったのは事実ですから、「全国的に分布したのは・・・」というのはまた別の議論ですから、対案にはなっていないと思います。
ブラックバスが問題となった経緯はご存じありませんか?貴方の言う排斥運動の対象になったのは
70~80年代の人為的な分布拡大と密接な関わりがあるのですが、それでも別の議論だと。
分からないようですから説明しておくと「ブラックバスが日本に来て1世紀~」というのは本文中にあるようにかつてバス釣り業界が使った詭弁なんですよ。
確かに芦ノ湖には1925年に導入されましたが、そのほかの地域には70年代頃までほとんど分布していなかったわけです。それで、問題となったのは比較的最近かつ全国区であるのに、一部には昔からいたという事例をもって大昔からいる外来生物が生態学者などの都合で害魚にされたとミスリードしてきたんです。
>本人に聞けばいいですし
なんの関係もない一個人にわざわざ大学教授が速やかに対応するとでも?そもそも持論の根拠を示していないのは武田氏の責任です。
貴方の言うことは“対案”足りえていません。
>論理の前提となっているものが無根拠あるいは誤りであった場合、その論理を受け入れる必要が無い
例えば、「リンゴは決して落ちません、宙に浮きます」と無根拠に論じている人がいるとします。
その人に対して著者様は「無根拠に何を言っているの?」「あなたは馬鹿?」と言っているだけなんです。
それでは誤りを訂正もしていないし、学問的に正すということもしていないので、ただの罵倒になってしまいます。
正しくは「リンゴは、今の学問では万有引力によって落ちます。」というものがないので、私は、それでは何も述べていないのと同じだと思いました。
>もしそうであるなら進化と進歩を混同しているしか言えません。
そうかもしれません。もしかすると武田先生は「進化」と「進歩」を少し似ているから間違われたのかもしれませんよ。
だとしたら「武田先生、進化と進歩は少し違いますよ」と訂正してあげればよかったのではないでしょうか。
そうでないとしても、進化とは「生物にとって、生き延び、子孫を残すために役立つ変化」であると考えれば、「生物学では・・」、とか限定的にしなければ、進化も進歩も同じような意味ということになると私は思いました。
>そもそも間違いの指摘に一々対案を出さなくてはならない理由がわかりません。
「対案」という言葉のチョイスが悪かったかもしれません。「反論」の方がよかったでしょうか。
その論法でいくと、著者様は会議の場で間違ったことを言っている人に対して、挙手をして、「あなたは間違っています!以上」といって会議を後にすることになります。おそらくその会議はその間違った考え方で進行していきます。
>70~80年代の人為的な分布拡大と密接な関わりがあるのですが、それでも別の議論だと。
そうです。ただの「事実」に対して、「別の事実」を述べているだけだとおもいます。
>そもそも持論の根拠を示していないのは武田氏の責任です。
そうですね、武田さんに責任を追及しましょうね。(私は必要ないと思いますが・・・)
>貴方の言うことは“対案”足りえていません。
私は、著者様にしっかり「反論は要らない、間違っているということだけを示せばいいのだ」という意見に対して、「間違っている事は、正したほうがいいと思う」という案を示していますよ。
長々と失礼しました。
草々
>例えば、「リンゴは決して落ちません、宙に浮きます」と無根拠に論じている人がいるとします。
>その人に対して著者様は「無根拠に何を言っているの?」「あなたは馬鹿?」と言っているだけなんです。
根本的に違っているのでは?
「その人」だけに対して言っているのではなく、その人の考えが間違っているという事を広い対象に向けて言われてるのではないでしょうか。
無意味な空行を無くして頂けると嬉しく思います。
>根本的に違っているのでは?
「その人」だけに対して言っているのではなく、その人の考えが間違っているという事を広い対象に向けて言われてるのではないでしょうか。
だから?
「あなたは馬鹿ですね」というのと「この人は馬鹿ですよね」というのは本質的に同じことだと思いますけど・・・
それは違うと言われたらもう私は意見を言うことはできなくなります。
>無意味な空行を無くして頂けると嬉しく思います。
読みやすくなるとおもって、私はよく空行を入れます。それが不快であれば申し訳ないですが、一方的に「無意味」と言われると、単に失礼かとw。
自分を正当化しようとする気持ちはわかりますが、「根本的に違う」となると、もう議論が無意味になってきます。個々の主観とか、個人差がどうの、とかにして逃げることができる様になります。
あなたはそうじゃないというかもしれませんが、私は大変失礼かもしれませんが、そうおもいます。
>「あなたは馬鹿ですね」というのと「この人は馬鹿ですよね」というのは本質的に同じことだと思いますけど・・・
本質的に異なります。
例えば一般的に書評は作者宛でなく広く一般宛に書きます。
本人に対するメッセージでは無いのです、もちろん本人が読み、それに対し反応するのは自由です。
>読みやすくなるとおもって、私はよく空行を入れます。それが不快であれば申し訳ないですが、一方的に「無意味」と言われると、単に失礼かとw。
失礼、数行であれば見やすくなり可能性はあるかもしれませんが、長文になるとスクロールしないと全文を把握できないのでむしろ読み難いかもしれませんね。
個人的にどう思われるかは自由ですが、空行で見やすくなるなら他の方もやられているのではないでしょうか。
本人に対するメッセージでもありますよねw。
>空行で見やすくなるなら他の方もやられているのではないでしょうか。
やられている方もいますよねw。
後は同じことの繰り返しになるのでやめておきます。
>本人に対するメッセージでもありますよねw。
もちろんそうです。 「広く一般宛」は全ての人が対象ですから、当然本人も含まれますよ。
それが駄目だとなると新聞やニュース番組は存在できなくなります。