貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

岐阜市長良川ポケットパーク②碧梧桐の句と初恋康成・初代の像!

2024-04-06 10:31:08 | 日記
令和6年4月6日(土)

 上碑は、河東碧梧桐の句碑。
「闇中に 
   山ぞ聳(そばだ)つ     
        鵜川哉」。
 河東碧梧桐は、
正岡子規門下の俊秀で、
岐阜を度々訪れている。 

<その説明>
   
 明治35年5月刊行の俳句選集
「春夏秋冬」の夏の部に
収められている俳句。
 そして、
若かりし日の川端康成と
初恋の人伊藤初代の
「篝火の像」。

 二人並んで、
長良川に向かい、
鵜飼船の篝火を眺めている情景
を表している。
 川端康成が学生の頃、
東京本郷で知り合ったカフェの
女給さんと恋仲になり、
彼女が身を寄せた岐阜の
知人宅を訪ねる。
 その時、二人は、
岐阜駅から長良川まで歩き、
長良河畔を散歩。

 その時の様子は、
康成の小説「篝火」に詳しい。 
 それを記念した文学碑。

 その数年後に、
二人の像を創建。
 文学碑の横には・・・!
~つづく。