今日も地球を歩いてます

前と後ろにバックパック担いでました。そんな頃も今は昔。今は日本で定住!専業主婦!笑

ソフィア入り

2012年11月04日 | ヨーロッパ編前半12年8月~11月

日曜日                      
今日は
ルーベンとキャシーの家を出ます

結局3泊させてもらって
2人のホスピタリティーと薪のストーブの暖かさも享受して

朝9時半の電車のために
2人に最寄り駅のByalaまで送ってもらって
 
あ、電車が来た           
最後まで、窓からも手を振る

            
どうもありがとう!

Byalaは小さな駅なので
チケットの販売はしてなかった
「電車に乗ってから中で買って」と
ジェスチャーと「Ticket」「Train」という
限られた言語で伝えてくれた駅のスタッフ
ブルガリアもロシア語圏だよねー
小さな駅だもんねー

で、車内のどこで買うんだろう

コンパートメントに入ってから
そのうち車掌が来るのかと待ってたら
ちょうど同じコンパートメントに入ってきたおばちゃ

ん、
手にチケット持ってるし
それ、どこで?

あ、車掌が巡回しに来た
「Billete!」
って

車掌の「こっちこっち」の手招きについていくと
「車掌室」になってるコンパートメント
手書きのチケット                         
Byalaからソフィアまでは
ゴルナGorna Oryahovitsaで1回乗り換え
その金額、表を使って自分で計算してるし
なんともアナログ

そして
16.30Lvを払ったときに
「ゴルナの駅でこのチケットを窓口Casaに持ってって
 Reservationをしてね」
ってようなことを
またまたジェスチャーと限られた英単語で言われる

予約?何の?
1時間ほどでゴルナの駅
                           

窓口に入ってチケットを見せると
2.60Lvって
そして
紙媒体の座席表に席を埋める窓口のお姉さん

あ、ここもアナログ
残席把握と調整をしてるみたい
別の駅でチケットを買いたい人はどうするんだろう

乗り継ぎ時間の30分を待ち
電車に乗り込む

ソフィアまであと4時間
なんか長いなぁ

Cathyが
「ソフィアまで3時間くらいのはずなのに
 日曜だからダイヤが違うのかもね」

ソフィアに近づくにつれ
乗車率はぐんぐん上がってって
ラストには立ちっぱの人までいた


ソフィア到着


プラットホームから地下通路を通って駅構内へ行くときに
名前を呼ばれた

なんと
ここでのホストのミレナが
迎えに来てくれてた

昨日のうちに到着予定時間を言ってたからなぁ
けど今朝メールチェックしたときまでには返事がなく


ワタシ、迎えに来てくれることを知らなかったよ
よかった、出会えて

こういうときって
ここではマイナーな人種のアジア人女子
しかも一人で、
前と後ろにバックパックしょってる
っていう要素、
めっちゃ有利だわ
すぐ見つけてもらえるもん

「このまま数時間、ちょっと街を歩かない?」
ということで
鉄道の中央駅に隣接するバスターミナルへ
(ひとつは国際も兼ねてるもので、
 もうひとつの鉄道駅から遠い方は主に国内)

ここで荷物を預けて(1日ひとつ3Lv)
まずは
夕食の食材買出しも兼ねて
「ジプシーマーケット」

何、そのエキゾチックな響き
何でも揃うし
安いらしい                 


駅から南へすぐ、
4頭のライオンの橋を渡って西へ左折してすぐに
斜め左へと始まる道から
もうマーケット
(ジェンスキ・パザルのことだった)

                


           ねぎ、でかいってば

パプリカのシーズンなのか
めっちゃみんな買い込んでってるのを見たり
(個人消費の範囲以上じゃん)


  ドライいちじく、うまい!初めて食べたや


             ここでも水は飲める、とのこと
          
        ユダヤのシナゴークの南西らへんに、中華ショップが数軒あった

数時間、街を案内してもらってからは
トラムに乗ってミレナの家へ

ミレナって
おもてなしのプロ

何に感動したかって、
ワタシのためにベットルームを空けてくれたこともありがたいんだけど
それ以上に

家のいたるところに手作りデコレーション
                          
                                  落ち葉で手作りのバラ 

ベットには2枚のタオルで用意した鳥のオブジェに

ナッツやドライフルーツのウェルカムスウィーツ
しかもミネラルウォーターまで用意してくれてるし

なにこれ
めっちゃ高級ホテルに来た気分

ごはんに関しても
ブルガリアのいろんなものを紹介してくれた
(盛り付けまでおしゃれだし)

パプリカを燻るために考案されたブルガリアのナイスアイディア、
Chushkopeck
                     
電気であっためるんだけど
イメージしやすいように説明すると
中央が七輪の中の部分みたいな空洞になってて
そこにパプリカを入れてふたをして
待つとそのうちパプリカが外側は黒焦げに
その炭になった皮を剥ぐと
甘みが引き出されたパプリカの内側が

サラダにしていただきました
パプリカ文化圏                
芯を簡単に抜くことのできるこの道具も

パプリカは料理に頻出のようで
パートナーのフリストも
米とトマトベースのフィリングを詰めて

この一品を作ってくれたし

  
                           トマトベースの味の一品 激ウマ

ミレナだって

 
  
            チーズでの一品

   
                        トルコのムサカ!ラストにヨーグルトをかけて仕上げる
ワタシ
疲れなのか鼻と喉に風邪の諸症状
そんなワタシに

「風邪にはこれだ!」

地酒のラキアRakia

熱燗で
                   
フリストが去年作ったという
ホームメードの50度あるグレープのお酒
 
アルコール度数が高いので
熱燗にすると
油断してると湯気でむせそうになる

ちなみに
フリストの一番好きな飲み方は
オンザロック
琥珀色がめっちゃきれいなお酒だった

ほかにも
生レモンでレモネードまで作ってくれたり
毎朝「調子はどう?」って聞いてくれたり
やさしいなぁ
どうもありがとう

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