今日も地球を歩いてます

前と後ろにバックパック担いでました。そんな頃も今は昔。今は日本で定住!専業主婦!笑

内モンゴル入り!包頭①チンギスハン陵

2010年07月19日 | 中国各地訪問

7月24日には北京へ行かなければなりません
なぜなら協力隊の総会があるからです

で、湖南省から迂回しつつも北京へ上京しがてら
寧夏自治区から東へ向かい、そのお隣の内モンゴル入り
来てみたかったんだよねーこの地域も!

  
                    やっぱ内モンゴル語表記もある


包頭(バオトウ)

ガイドブックには
「モンゴル語で鹿のいるところを意味する」と書いてあったけど、
地元民の話では
「砂が多くてみんな帽子で頭を覆ってたからこの名前になった」と

そんな包頭でかなりいい出会いをしました

まず、
寧夏の銀川から夜行できたんですが
朝の5時半に包頭駅に
到着
                      夜明け…

バスの運行はまだだし、どっちにしろ次の移動のときに便利だろう、と
駅近くの宿にする
1泊30元、全室有線LAN付き
しかも受付のおばちゃんもかなりフレンドリー

7時半ぐらいまで部屋でのんびりして、観光開始
「一日のんびり休息日」はワタシの一人旅には縁の薄い言葉なのです

で、BTへ
郊外にあるチンギスハン(成吉思漢)陵へ行こうかと思って
                                  
この包頭という街は、大きく二つに分かれます
ひとつは隣の駅の包頭東駅付近の繁華街、
もうひとつは包頭駅から5キロぐらいは離れている場所にある繁華街

つまり、包頭駅周辺は不便なのです
市バスも夜8時半には運行終了なので

まずワタシが宿を出て向かったのは
地図で見っけた包頭駅からはなれた繁華街の端にあるBT
宿を7時半に出て1時間近くかかった
そこでチンギスハン陵(成陵)行きのバスチケを買う
ちょうど9時発のんがあった
お値段43元

って、高すぎじゃね?
ちょちょっといけるんだと思ってたけど、意外と距離があるようです

そのままバスは発車し、1時間ぐらい走って別のBTに到着
しかし町中の表記はまだ「包頭」市内
1時間走ったよね?

実は
先のBTがあった繁華街と東駅周辺の繁華街まで移動していたんですが
この二つのエリアはバスで1時間もかかる
これは立派に独立したふたつの街だと思うよ   
                                  
そこで30分停車し、10時半に出発
ここで運転手に「チンギスハン陵到着は何時?」と聞くと
「12時半だ」


めっさ時間かかるもんなんだね、チンギスハン陵
ワタシ、宿を7時半に出たんじゃなかったっけ?

そして
12時半すぎに「ここだ」といわれ、
高速道路の端にポンと降ろされる

幸い、同じバスに乗っていた女の子が
同じくチンギスハン陵で働いている友達に会いに行くとのことで案内してくれた

ここからがその女の子「牛さん」の感動するほどのやさしいところ

「今日一緒に友達とチンギスハン陵を案内してあげるよ
 明日はどこへ行く予定?
 美岱召なんだ
 わたし、明日も休みだから付き合うよ!」
って

知り合って10分でこんな提案をポンとしてくれるなんてすごい

そして、牛さんの友達の劉さんと合流し、
ここでまたしても中国のコネクション社会のすごさ

                 
 入場料90元なのですが
 この紙切れ一枚でなんと無料に 

「従業員割引」なんてもんじゃない
「従業員の知り合いだから」で無料になっちゃった
しかも、牛さんはわかるけど、ワタシはほぼ初対面なんですけど…
すごいよ、この国は
                  牛さんと劉さん どうもありがとう

この観光地内にはいろんな展示物があったんだけど、
特に博物館がおもしろかった!
                これ

館内のほとんどの壁をふさいでいたのはこの長い絵

       

チンギスハンの誕生からモンゴル帝国の滅亡までをイラストで表しているのです

 
   ↑チンギスハンの誕生                   ↑王様になったとこ


絵のほかにもいろんな展示品があり
なぜかキューピーちゃんがモンゴル民族になっていたり

             

モンゴル民族のテント、ゲルの見本もあったり   
              
                    このゲルを建てるときは釘を使わないとのこと
                    牛の皮(?)か何かで作った皮ひもで組み合わせるのです

観光をし終えた先にあったものがこれ
               陵墓

さて、
包頭まで帰る手段ですが
どうやら公共のバスもある様子
                                 
でもここで住み込みで働く劉さんの話では不定期だそうです
で、
行きのバスが終点の「楡林」というお隣の省から戻ってくるのを待つことに
あらかじめ確認しておいたけど、
(っていうか、運転手が営業がてらちゃんと名刺をくれる)
ここを通るのは6時ぐらいの予定

それまで1時間半くらいあまってたので
「アーチェリーをしよう」
ということに

同じく住み込みで働く崔さんが弓矢を持ってきてくれ、
炎天下の中アーチェリーの場所まで移動し、興じるワタシたち
 
         
                  ワタシにとっては小学校の自然学校以来!
                  弓をまっすぐ飛ばすのが意外と難しい・・・

そんなこんなでチンギスハン陵を満喫し、
また高速道路の道端まで行き、こっちに向かってきたあのバスに拾ってもらう

そんなチンギスハン陵の一日でした

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2 コメント

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けんけん、コメントをする。 (けんけん)
2010-07-25 11:27:46
象形文字みたいなのがモンゴルの字?かっこいいぞ。
ゲルの中は結構 洒落てんのね、家具が^^
おもしろいなぁ。。。

ハンバーグのはじまりはモンゴルからって、
テレビで言ってたよ。



返信する
Unknown (caim)
2010-07-26 09:33:08
そうだったのかー、ハンバーグ!

中国の内モンゴルと国家としてもモンゴル(外モンゴル)の字は今では微妙に違うみたい
文字も読めなかったし、聞いてもぜんぜんわからなかったよ
ほんといろんな言語がある!
返信する

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