今日の夕刊によれば、今問題の現天皇の高齢化と関連した問題について、学者や識者がさまざまな意見を述べていることが報道
されています。 この対応について 退位がいいとか それは駄目だとか 特別立法でやったらとか 様々です。この論議を見て
何を馬鹿馬鹿しいことを論議しているのだ と思う。どっちでもいいじゃないか と。
戦前日本の天皇制は本当に悪い最悪の悪い役割を果たしてきた。もうそれは言うまでもない。第1級の戦争責任がある と言っても
少しも言い過ぎではない。日本の帝国主義のお陰で、内外2千万人の命が失われたと言われるのであるから。
しかし戦後天皇の戦争責任は追及されることはなかった。日本における天皇制の特殊性から、連合国は特にアメリカは戦後日本統治
に使った方がいいと考えたからだと思う。 そして現新憲法ができた。 70年たった。この中で天皇は今では 「自然物」 として、
国民に定着していると思う。 国民は自然物だからこれがなければ ということはない。従って特に「邪魔物」だとも考えていない。
天皇は天皇で、戦後をなかなかうまくやって来たと思う。国会の開会にやってきて、詔勅を読むなどいらいことだが、そのほかは特に
言うことはない。災害被災地を見舞うことも、それを被災民は喜ぶのだから、それもいい。いやそれどころか沖縄や南のかっての戦場
を何回も訪れてこうべを下げていることは、戦争責任の痛苦込めて の表現だと思う。このことは今後もずっとずっと続けてもらいたい。
天皇は口には出さないが、今の安倍の暴走については、苦々しく思っていると思う。ここが面白いところだ。
天皇制度ついてもう一つ 天皇は男性でなければいけない などということは、ダメです。女性でもいい。孫の愛子ちゃんでしたか
彼女が父親を継いで将来天皇になればいいのです。なんだか学校不適応で、不登校になっているとかですが、それも人間くさくて
いいのです。 こんな感想です。
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