国立社会保障人口問題研究所15年度結果発表。前回調査の10年より男女とも3ポイント増。
とのことです。1970年には男性1.7%女性3.33%だったそうです。約半世紀で男性約13倍、
女性で約5倍です。しかもこの傾向はとどまりそうもないということです。こうした状況ですから、
高齢化はますます拍車をかけると思います。あと30年もすると、人口減高齢化でぞっとする
ような社会になると思います。世の中未婚独身のおじいさんやおば―さんばかり。どんな野
生動物でも子供を産み育てることを放棄した時は絶滅するのです。その時人間はあわてて
保護をしたりしますが。今日本は絶滅に向かっている野生動物と同じです。
原因はどこにあるか。ライフスタイルの変化などいろいろあるが、なんと言っても、非正規雇用
など雇用不安定、低賃金が一番大きいと思われます。安倍内閣は「働き方を変えて非正規
雇用を一人もなくする」などと広言していますが、実際は何にもしていない。経団連はその気
が全然ない。働き方にしても「変える。変える」というだけで、裁量制の導入、解雇問題の金銭
解決などかえって労働は強化される方向にあるのです。
今日本にとってこの少子高齢化こそが最大の問題のはずです。現自民党体制ではなんの
改革もない。このままずるずる行くだけだと思いますね。安倍首相はこの人口問題と、1000兆
円超の借金に悩まなければならないはずですが、その気配もありません。安倍首相の考えて
いることは、日本のグローバル企業のマーケットを確保すること、トランプの機嫌を損ねないこと。
日に日に存在観をます中国をアメリカの力を借りてなんとか封じ込めたいこと。この程度のもの
です。しかしそのどれも見えていない。それどころかオッチョコチョイの奥さんさえコントロール
しかねて、森友問題では危ない始末でした。 安倍政治をどうしても変えなければなりません。
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