今日のまとめ
↓
主役は平忠盛!
中井貴一さんカッコええー!
今期ドラマはフジの「最後から二番目の恋」も楽しく観ているけど、あの役とは本当に別人で、そのことにも感動するわ~~。
(ってかそれ当たり前かw)
どっちの役柄も好きですが…さらに今週末、映画「麒麟の翼」も観に行く予定なので、さらに中井貴一氏にどっぷり惚れてしまうかもです(笑)
さてさて、第4話。
冒頭の頼朝のシーンは今回はなし。さすがに毎回あれだと、まだるっこしいよなぁ。
今回は、北面の武士の皆さんが流鏑馬のお稽古をしているシーンから。
このシーンの清盛…すっごく態度悪い、相変わらずグレまくり。
他の人のを見ている時、口とがらせて猫背で身体ゆらすのヤンキーみたいだから、やめい!!(笑)
ナレーションで、「北面の武士とは容姿端麗で文武両道なエリートなんだよ~」という説明があったのだけど、その中で一人浮きまくる清盛。
しかも、顔が汚れまくり。西海にいた時と変わらんけど、いいのかこれでw
案の定、流鏑馬も散々な結果に…ダメダメじゃん(笑)
そういえば、この大河と同じ脚本家(藤本有紀)さんの書いたドラマ「ちりとてちん」を今、ネットレンタルしてちょこちょこ観始めてるのですが、これも主人公がすごーくへタレで不器用で、全然主人公らしくないんだよね。だがそれがいい(笑)すごくいい。
待賢門院たま子サマのお供をするよ~ってんで、いっせいにおしろいをはたきはじめる北面ズの方々を見て
「なんじゃああああ~~?!」
と目をひんむき、変顔で怒る清盛。
今回は、この変顔オンパレードでした(笑)
忠盛が晴れて殿上人になった祝いの席で、殊勝に祝いの言葉を述べる時も(一応社交辞令でお祝いしてる感満載)、一連の変顔。まさか、顔芸が得意だとは!
いやーそれにしても、清盛今回も喚き演技が多かったな~~。
すこーしずつ大人になってきてる気もするけど…ちと一本調子に喚きすぎ、子供すぎ。
そういう演出なのかなぁ…。もちょっと抑えてもいいような、いや、むしろ抑えて欲しいかも。
まぁ、大人への成長を見せるには分かりやすくていいけども…。
(精神的に)大人になればもっと落ち着いた清盛が見れるのか。
ああー早く覚醒しないかな~~(笑)
もちろん今の清盛もやんちゃ坊主で可愛いから好きなんですがw
今回は、冒頭にも書いたとおり、忠盛無双の回でした。
殿上人になった祝いの席での棟梁らしい落ち着きと貫禄。
家成サマのお屋敷での宴に招かれた際の舞の凛としたカッコよさ。(私は全く舞について素人ですが、とにかく姿勢が綺麗で!)
屈辱を受けたあとの、クールな挨拶&不敵な笑み。
いや~~~カッコええ!主役やん!!
そしてなんと言ってもタイトルどおり「殿上の闇討ち」のシーン。
為義(小日向文世)さんとの対比がもう…。これでもかというくらいカッコよく描かれてました。
あ、でも為義さんもすごく良かったんだよな~ここは。
為義「うるさい!お前に何がわかる!わしの父はお前の父親に討たれた。次はわしがお前を討つ。そうせねば、わが嫡男・義朝はこの先ずっと報われぬ!」
正直、ちょっと判官びいきな面がある私は、この言葉に一瞬為義さんたち親子を応援したくなってしまいましたが…忠盛さんのカッコよさは半端なかった。
すらりと太刀を抜く忠盛
為義「それは…本身(真剣)ではないか(汗)」
(この辺のへタレっぷりがまたいいんだ、コヒさん!)
忠盛「忠実様には、忠盛が抜刀したゆえ闇討ちはできなかったと言えばよい」
為義「そなたはどうするのだ…ただではすむまいぞ」
(他人の心配してる場合か!コヒさん!)
忠盛「為義殿、源氏と平氏どちらが強いか、それはまた先にとっておくことは出来ぬか?その勝負は、武士が朝廷に対して十分な力を得てからでもよいのではないか?」
為義「忠盛殿…一体何を考えておる」
忠盛「わしは王家の犬で終わりたくはないのだ」
むはーーーーー!!やっぱしね!!忠盛父ちゃん、さすがーー!!
(清盛&私、心の声)
ここ、悠然と殿上に去っていく忠盛の後姿がむっちゃカッコ良かった(ボキャブラリーが貧弱ですみません)、あの衣装もいいんだよね~~赤と黒のコントラストがすごく綺麗。
覗き見してたそれぞれの息子達がどちらもお父ちゃんを見直して、それぞれの思いを口にするシーンも良かったです。
義朝「父上がやられた分は私がやり返します。強くなって、父上をお守りいたします!」
為義「お前に守ってもらうほど老いてはおらぬわ」
この会話、源氏ちょっと応援したくなりましたよ、また(笑)
一方清盛は…
清盛「いつから考えておったのですか、王家の犬で終わりたくはないと」
忠盛「それはな、清盛、お前をわが子として育てると決めた時からだ。そのときゆるがぬ心の軸ができたのだ」
あああーーーーここ、回想シーンも何も入らないのに、すごく鮮明に1話のあの枯野原のシーンが浮かぶ~。忠盛がまだ赤子の清盛を抱き「平太」と名づけるあの名場面、泣いたよあそこは。
うーん、また1話から見直したくなったじゃないか!!(笑)
清盛、すごく嬉しそうに涙ぐみ、そしてそれを慌てて隠すように「まったく父上は…、帯刀した上に抜刀するなどと、源氏の棟梁が告げ口したらどうなさるおつもりですか!」とまた乱暴な口調で言うのですが…むっちゃ可愛い(笑)そのあと、実はあの刀はアルミ箔…じゃない銀箔を貼った竹光だということをバラすおちゃめな忠盛。
忠盛「新入りの殿上人に嫌がらせはつきものと家貞が用意してくれたのだ。まさか為義殿が本気で斬りにくるとまでは考えなんだがな」
高らかに笑う忠盛につられて笑う清盛。
忠盛「お前が思う以上に、殿上は面白きところぞ」
馬で駆けて行く忠盛を追いかける清盛…。
なんか、微笑ましいわこの2人(笑)
さぁ、お父ちゃんの本心が分かって、また少しは成長するんかな~清盛。
して欲しいなぁ(笑)
ああ…なんか今週のは、忠盛無双のせいで他のパートの感想まで手がまわらず…いや、でもだだーーっと駆け足で、今日の個人的見所。
たま子さんvs鳥羽さんの定番プレイ。
鳥羽さん「一度でいいから謝って」
たまちゃん「申しわけなす(棒)」
鳥羽さん「おまえというやつわーーーーーーー(泣き)」退散。
堀河局に怒られても何のことかわかんないたまちゃんって…。
てか、鳥羽さん毎回かわいそすぎ
忠盛が寄進した観音像の山に陶酔する鳥羽上皇。表情ヤバい。あ、でもこの映像、荘厳ですごく良かった…やっぱ本物(三十三間堂で撮影したらしい)の迫力。
低レベルなイジメを「もうそのぐらいで宜しいでしょう!!」といさめる家成(佐藤二朗)サマ
藤原忠実(國村 隼)サマ、異相が怖すぎ。でも好き
何とか松トリオ、西海の漁師に預かられたらしい。おおーー!生きてて良かった!
忠正おじ(豊原功補)、忠盛の殿上人昇格を涙流して喜ぶ…すんごく嬉しそうだ、こっちまで何だか嬉しくなるわ(笑)
家貞(中村梅雀)さんグッジョブ(竹光の件)
ああ~~~今週も面白かった!!
とにかく、日曜日が楽しみです。
ちなみに…これ買っちゃいました(笑)
ノベライズも欲しくなってきたぞ…。