みゅう'ずみゅうじあむ

猫2匹とダンナとご隠居と共に宮崎で暮らす主婦が個人的好み全開で語るブログです。時々アマ劇団員として暗躍しています。

平清盛~第4回「殿上の闇討ち」

2012-01-29 | NHK大河ドラマ感想

今日のまとめ

主役は平忠盛!

中井貴一さんカッコええー!
今期ドラマはフジの「最後から二番目の恋」も楽しく観ているけど、あの役とは本当に別人で、そのことにも感動するわ~~。
(ってかそれ当たり前かw)
どっちの役柄も好きですが…さらに今週末、映画「麒麟の翼」も観に行く予定なので、さらに中井貴一氏にどっぷり惚れてしまうかもです(笑)

さてさて、第4話。
冒頭の頼朝のシーンは今回はなし。さすがに毎回あれだと、まだるっこしいよなぁ。
今回は、北面の武士の皆さんが流鏑馬のお稽古をしているシーンから。

このシーンの清盛…すっごく態度悪い、相変わらずグレまくり。
他の人のを見ている時、口とがらせて猫背で身体ゆらすのヤンキーみたいだから、やめい!!(笑)
ナレーションで、「北面の武士とは容姿端麗で文武両道なエリートなんだよ~」という説明があったのだけど、その中で一人浮きまくる清盛。
しかも、顔が汚れまくり。西海にいた時と変わらんけど、いいのかこれでw
案の定、流鏑馬も散々な結果に…ダメダメじゃん(笑)

そういえば、この大河と同じ脚本家(藤本有紀)さんの書いたドラマ「ちりとてちん」を今、ネットレンタルしてちょこちょこ観始めてるのですが、これも主人公がすごーくへタレで不器用で、全然主人公らしくないんだよね。だがそれがいい(笑)すごくいい。

待賢門院たま子サマのお供をするよ~ってんで、いっせいにおしろいをはたきはじめる北面ズの方々を見て

「なんじゃああああ~~?!」

と目をひんむき、変顔で怒る清盛。
今回は、この変顔オンパレードでした(笑)

忠盛が晴れて殿上人になった祝いの席で、殊勝に祝いの言葉を述べる時も(一応社交辞令でお祝いしてる感満載)、一連の変顔。まさか、顔芸が得意だとは!
いやーそれにしても、清盛今回も喚き演技が多かったな~~。
すこーしずつ大人になってきてる気もするけど…ちと一本調子に喚きすぎ、子供すぎ。
そういう演出なのかなぁ…。もちょっと抑えてもいいような、いや、むしろ抑えて欲しいかも。
まぁ、大人への成長を見せるには分かりやすくていいけども…。
(精神的に)大人になればもっと落ち着いた清盛が見れるのか。
ああー早く覚醒しないかな~~(笑)
もちろん今の清盛もやんちゃ坊主で可愛いから好きなんですがw


今回は、冒頭にも書いたとおり、忠盛無双の回でした。

殿上人になった祝いの席での棟梁らしい落ち着きと貫禄。
家成サマのお屋敷での宴に招かれた際の舞の凛としたカッコよさ。(私は全く舞について素人ですが、とにかく姿勢が綺麗で!)
屈辱を受けたあとの、クールな挨拶&不敵な笑み。

いや~~~カッコええ!主役やん!!

そしてなんと言ってもタイトルどおり「殿上の闇討ち」のシーン。
為義(小日向文世)さんとの対比がもう…。これでもかというくらいカッコよく描かれてました。
あ、でも為義さんもすごく良かったんだよな~ここは。

為義「うるさい!お前に何がわかる!わしの父はお前の父親に討たれた。次はわしがお前を討つ。そうせねば、わが嫡男・義朝はこの先ずっと報われぬ!」

正直、ちょっと判官びいきな面がある私は、この言葉に一瞬為義さんたち親子を応援したくなってしまいましたが…忠盛さんのカッコよさは半端なかった。

すらりと太刀を抜く忠盛

為義「それは…本身(真剣)ではないか(汗)」
(この辺のへタレっぷりがまたいいんだ、コヒさん!)

忠盛「忠実様には、忠盛が抜刀したゆえ闇討ちはできなかったと言えばよい」

為義「そなたはどうするのだ…ただではすむまいぞ」
(他人の心配してる場合か!コヒさん!)

忠盛「為義殿、源氏と平氏どちらが強いか、それはまた先にとっておくことは出来ぬか?その勝負は、武士が朝廷に対して十分な力を得てからでもよいのではないか?」

為義「忠盛殿…一体何を考えておる」

忠盛「わしは王家の犬で終わりたくはないのだ」

むはーーーーー!!やっぱしね!!忠盛父ちゃん、さすがーー!!
(清盛&私、心の声)

ここ、悠然と殿上に去っていく忠盛の後姿がむっちゃカッコ良かった(ボキャブラリーが貧弱ですみません)、あの衣装もいいんだよね~~赤と黒のコントラストがすごく綺麗。


覗き見してたそれぞれの息子達がどちらもお父ちゃんを見直して、それぞれの思いを口にするシーンも良かったです。

義朝「父上がやられた分は私がやり返します。強くなって、父上をお守りいたします!」
為義「お前に守ってもらうほど老いてはおらぬわ」

この会話、源氏ちょっと応援したくなりましたよ、また(笑)

一方清盛は…

清盛「いつから考えておったのですか、王家の犬で終わりたくはないと」

忠盛「それはな、清盛、お前をわが子として育てると決めた時からだ。そのときゆるがぬ心の軸ができたのだ」

あああーーーーここ、回想シーンも何も入らないのに、すごく鮮明に1話のあの枯野原のシーンが浮かぶ~。忠盛がまだ赤子の清盛を抱き「平太」と名づけるあの名場面、泣いたよあそこは。
うーん、また1話から見直したくなったじゃないか!!(笑)

清盛、すごく嬉しそうに涙ぐみ、そしてそれを慌てて隠すように「まったく父上は…、帯刀した上に抜刀するなどと、源氏の棟梁が告げ口したらどうなさるおつもりですか!」とまた乱暴な口調で言うのですが…むっちゃ可愛い(笑)そのあと、実はあの刀はアルミ箔…じゃない銀箔を貼った竹光だということをバラすおちゃめな忠盛。

忠盛「新入りの殿上人に嫌がらせはつきものと家貞が用意してくれたのだ。まさか為義殿が本気で斬りにくるとまでは考えなんだがな」

高らかに笑う忠盛につられて笑う清盛。

忠盛「お前が思う以上に、殿上は面白きところぞ」

馬で駆けて行く忠盛を追いかける清盛…。
なんか、微笑ましいわこの2人(笑)

さぁ、お父ちゃんの本心が分かって、また少しは成長するんかな~清盛。
して欲しいなぁ(笑)

 

ああ…なんか今週のは、忠盛無双のせいで他のパートの感想まで手がまわらず…いや、でもだだーーっと駆け足で、今日の個人的見所。

たま子さんvs鳥羽さんの定番プレイ。
鳥羽さん「一度でいいから謝って」
たまちゃん「申しわけなす(棒)」
鳥羽さん「おまえというやつわーーーーーーー(泣き)」退散。
堀河局に怒られても何のことかわかんないたまちゃんって…。
てか、鳥羽さん毎回かわいそすぎ

忠盛が寄進した観音像の山に陶酔する鳥羽上皇。表情ヤバい。あ、でもこの映像、荘厳ですごく良かった…やっぱ本物(三十三間堂で撮影したらしい)の迫力。

低レベルなイジメを「もうそのぐらいで宜しいでしょう!!」といさめる家成(佐藤二朗)サマ

藤原忠実(國村 隼)サマ、異相が怖すぎ。でも好き

何とか松トリオ、西海の漁師に預かられたらしい。おおーー!生きてて良かった!

忠正おじ(豊原功補)、忠盛の殿上人昇格を涙流して喜ぶ…すんごく嬉しそうだ、こっちまで何だか嬉しくなるわ(笑)

家貞(中村梅雀)さんグッジョブ(竹光の件)


ああ~~~今週も面白かった!!
とにかく、日曜日が楽しみです。


ちなみに…これ買っちゃいました(笑)


ノベライズも欲しくなってきたぞ…。


た、大河感想書きます!(笑)第3回「源平の御曹司」

2012-01-23 | NHK大河ドラマ感想

えーーーーすでに第3話になっちゃった今年の大河ドラマ。

「平清盛」

何を隠そう(ってか、このブログにはあんまり書いた事ないか…)、私はかつて松ケン大好きっ子(子ー?)で、ハマるきっかけになったデスノート後編なんかは4回も映画館に観に行った過去があります(もちろんDVDも買いました)。

なので、今回の大河主役を松ケンがやると決まってから、ちょっぴりワクワクしていたんですよね、実は。ただし、若干の「不安感」つきで(笑)

これはあくまで私の個人的見方ですが、松ケンって決して「上手い役者」さんではないと思ってて…あ、いや「L」の時は最高だったんですよ、もう「L」でしかなかった、あれは。
でもね、そのあと「カムイ外伝」とか見てて(最近では「ガンツ」もあったな)、どうも役にハマってない時は、すごく凡庸な役者さんにしか見えないという…そんな気がして。
トーク番組とかでも、お国訛りが抜けないんで、その辺が可愛くもある反面、役者としてはどうなのよ?感があったりで、実は松ケンの出る作品は(親心っぽく)ハラハラしながら観てしまう…という、ちょっと複雑なファン心理だったりしてたんです。

ただね、ハマった時が素晴らしいんですよ、彼は!うん。
「DMC(デトロイト・メタル・シティ)」なんか最高でしたね~~~。もうLのことなんか全く思い出させもしないくらい別人でした。
同じように評判が良かった「銭ゲバ」は実は宮崎では放映しなかった(はず)ので、残念ながら見てないんですが、あれも完全に役が憑依してたらしいです。

斯様に、松山ケンイチという役者さんは、諸刃の刃と言うか、使いどころ間違うと「なーんか魅力のない役者さんね」で終わってしまいかねない不安があって…。

前置きが長くなりましたが、そういう理由で今回の大河、初回(は、松ケンまだ出てなかったけど)、2回目と様子見してましたーーーー(おい)
作品としてはすごく好きな雰囲気だったので(特にオープニング好きです)、初回観たあとすでに1年間の視聴は決定してましたが、3回目を観終わった今日、ブログに感想書くことにしました。


…結論(早っw)松ケン、大丈夫です!!
清盛降りてくると思います(まだ全然完全体じゃないけどw)。
もちろん、不安なところはいっぱいありますけど(やっぱりところどころ訛ってるし)、時折すごく

「おおーーーーーーカッコええ!!!

と、息を呑むくらい光る表情とか、佇まいがあるんですよ。
今はまだグレた中学生位の頃なので(今日の時点で15歳位らしい)、ちょっとあんまりじゃない?的な喚き演技が多いのですが(というかほとんどそれw)、あえてそうしてるのかな…と。
もちょっとテンション下がる部分も混じるとさらにいいと思うのですがそれはまぁ、そういう演出なんでしょう、きっと。

今日は、そんなグレまくった松ケン清盛を、周囲がボッコボコに言葉攻め→主役のアイデンティティ崩壊涙目、なある意味気持ちいい(え?)展開でしたが、とにかく清盛の子供っぽい泣き顔にぐーーーっと来ました。あれ演技か?演技なのか?すごいや、松ケン。
もうね~ああいう一瞬の表情で、それまでどんなに棒読みっぽいセリフがあろうが、喚きすぎてちょっと何言ってるかわかんない、的なシーンがあろうが、帳消しにしてしまうってもんです。

いや~~なんかテンション上がってきたわ
こりゃ1年間毎週ワクワクできそうだわーーー。

あれ?大河感想というより松ケン感想になっちゃったな(笑)


ではそれ以外で、平清盛第3回『源平の御曹司』見所は…

なんといっても鳥羽上皇(三上博史)と璋子(壇れい)の会話のシーン…たまちゃんの余りの天然(?)っぷりがコワすぎる、あと三上鳥羽さんの浮き出た血管と涙目にこっちが息苦しくなりそうだった。そばでハラハラしながら聞いている堀河局(りょう)の表情も秀逸。

今日も、藤原家成(佐藤二朗)の公家さんオーラは健在(前回すんごく良かった~)。ちなみに私とダンナの間では佐藤二朗さんのことは「キレ男くん」と呼んでいます(キレ演技させたらピカ一なので。この役ではあんまりやらなそうだけど)。

平家の家族会議のシーン、泣けた。特に宗子(和久井映見)さんがもう…なんか、胸にせまる演技でした。これ第1回で、とっさに実子の家盛(大東駿介)をかばって清盛に冷たい言葉を放ったあのシーンが効いてるんだよねぇ…。あれがあったから、清盛をかばって「私の子です」と言うところで、すごく清盛に対して負い目があるのを感じるというか。和久井さん、すごくいい役者さんだ。忠盛父ちゃん(中井貴一)の清盛へのお説教も素晴らしかった。あと、忠正(豊原功補、血風録では芹沢鴨!)が「平家と縁を切れ!」とついにブチ切れたとこもグッときた~!!
うーん、ホント今回いい役者さんばっかり揃えてるなぁ…見応えある!

鱸丸(上川 隆也)、元漁師にしては存在感ありすぎ、カッコよすぎ(笑)

次週予告の、お公家さんたちの白粉塗り?シーンが激しく気になる(笑)


えーーと、もろもろ書ききれません。毎回こんななのか…濃密だなぁ。
とにかく45分間があっという間。
ちょっと粉っぽい(龍馬伝風味)画面にもだいぶ慣れたし。(でもホントはもちょっとクリアな画面で観てみたい…


毎回は無理かもしれないけど、ここに感想というか思いを1年間つらつらと綴っていこうと思います。

とりあえず早く来い日曜日!(笑)


ワンコがいたお正月。

2012-01-04 | 日々のアレコレ

大晦日から3日まで、こやつが我が家にいました(笑)
年明けから3日まで遠出予定だった妹家族がウチで預かって欲しいと、連れてきたのです。

生後4ヶ月柴犬のコロンちゃん。女の子です
画像を撮ろうと何度かチャレンジしましたが、全くじっとしていないので、これが精一杯のベスト画像…

それにしても…ワンコは初めてお世話したのですが、大変なんですね
世のワンコ飼いの皆さんを尊敬します。
でも手がかかる分だけ、可愛さはもうたまらんなぁ
主にお世話(散歩とか)してた父は、ちょうどクロがいなくなって寂しく思っていたところなので、本当に嬉しそうでした。
…けど、この3日間で疲れ果て、妹達が迎えに来てくれた時は寂しさよりもホッとしたみたいです(笑)

いやー私も動物全般好きですが、やっぱしニャンコが一番好きだわw
あの、まったりとした甘え具合がちょうどええ!


で、我が家の猫達の反応はというと…

メイは興味深々で(画像ボケてますがw)



半蔵は、全く我関せず(というかほとんど別室にいました)。

まぁ、ウチでワンコを飼う事はないだろうから、安心しなさい(笑)
時々、妹のウチに行って遊ぶくらいがちょうどいいな~。


2012!今年もヨロシクお願いします。

2012-01-01 | 日々のアレコレ

2012年になりました~!!

なんやかんやで、ボチボチしか更新してないブログですが、今年もどうぞヨロシクお願い致します今年の抱負は…

…ダイエットですか、やっぱり(笑)
目標まであとマイナス6.5kg、体脂肪はマイナス10%ですが…はるか彼方だなぁ

と、新年の誓いも空しく、大晦日~元旦とやはり食べすぎました


今年のおせち~~~自作でーす

一の重(向かって左)
車海老
生ハムのきゅうり巻き
菊花カブ(柚子皮の器に乗せて)
■イクラ
■ロースハム

二の重(向かって右)
田作り(ゴマメ)
■伊達巻き
■紅白かまぼこ
黒豆
金柑甘露煮
金時豆

三の重
昆布巻き
紅白なます
筑前煮
数の子(柚子皮の器に乗せて)

太文字のは一応自分で味付けしたりして自作した物です。
大掃除と買い物を終えた30日の夜から準備を始めたのですが、いやー思ったより手間取りました…今はスーパーでほとんどの物が売ってるので、買ってきて詰めればいいとも思うのですが、お節は基本が保存食なので味がむっちゃ濃い(涙)
父が減塩食なので(がっちりとした減塩ではないにしろ)味付けが濃いものは食べられないので、ここ数年は自作しています。

お節の内容は割とオーソドックス&自己流。詰め方も自己流です。
(詰め方がヘタなんだよなぁ…センスないw)
去年作った田作りが、妹(いつも31日に家族で泊まりに来て宴会します)と父に好評だったので、今回は多めに作りました。ごまをまぶしたやつと胡桃をまぶしたやつと2種類。
豆も2種類。これは今回ちょっと砂糖を控えすぎた…。
なますと菊花カブ、あと筑前煮は特に、義母や父に大好評でした。


…ここまで書いて気が付いた。
ダンナはお節にほとんど興味を示さないんだよね(笑)
好きな物がほとんど入ってないからでしょう…お子様かっ!


まぁそんなこんなで、今年も元旦無事に過ごせました~。
大晦日から泊まった妹家族が、3日ほど預け物(物じゃないなw)をしていったのですが、それはまたあらためてアップします(笑)

2012年、どうか皆様が何事もなく平穏無事に楽しく笑って過ごせますように。
A Happy New Year