気象が好きなんです。

気象の仕事をしている社会人の日記

阪神大震災と絵本について

2009-02-22 23:46:34 | 理系なオハナシ。
皆さん、大変お久しぶりです metloveです
またもや約2ヶ月ぶりの更新になってしまいました
2月も残り1週間という時に、今年最初の記事となってしまいましたが、今年最初から書こうと思っていた題材を書きます。

テーマは『阪神大震災』そして『絵本』です。
毎年1月には阪神大震災をテーマに記事を書いていたのですが、今年は何をテーマに書こうかなと考えていました。
そんな時、ふと『絵本の館』という施設を訪れる機会がありました。
一見図書館の様な雰囲気があるのですが、実は中にあるのは絵本が中心です。(なんと蔵書数は45,000冊です
広々とした空間にではゆったりと読み聞かせが出来そうなスペースがあります。
子どもが好きそうな、ままごと遊びが出来る様な小さな家や木の玉で出来た木の砂場もあります。

絵本をチラチラ見ていると、教科書に載っていた「ごんぎつね」や「スーホの白い馬」がありました。(懐かしい・・・)
絵本と言っても科学系の絵本は意外と真を突いているので大人が読むのにもオススメなんですよ
人の体や宇宙や天気に関して子供が感じる疑問に答えるのって、意外と難しいです。でも、専門の話を如何に分かりやすく解きほぐすことが出来るかということで、自分の中の引き出しを増やすことが出来ます。(これは専門分野じゃなくても子どもの疑問に対しては出来るだけ誠実に寄り添って考えたいところですね。なかなか時間や余裕がないと難しいかもしれませんが…。)

そんな科学系の絵本の中に、阪神大震災をテーマにしたものがありました。
一気に思い出した記憶と共に、心を、掴まれた気がしました。
でも、こうやって阪神大震災を知らない子供たちの世代にも伝えていけるということに少し安堵しました。
そんな中の一冊です。
「地震のこと はなそう」

皆さんも機会があれば、近くの本屋さんででも、子供向けコーナーもチェックしてみて下さいね

(追伸)
「絵本の館」北海道の剣淵町では「けんぶち絵本の里大賞」という試みを行っています。絵本に応募はなかなか出来ないかもしれませんが、ぜひ選ばれた絵本もチェックしてみてはいかがでしょうか?
そしてぜひ、この街を訪れた際には一票を投じて欲しいです