散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

がばいばあちゃん、に思う

2008年01月22日 | ☆たまに娯楽

泉ピン子が演じる、がばいばあちゃんをテレビで見た。貧乏な割には夜、電灯を幾部屋も点けていたり、家自体が大きいので、ちょっと違和感があった。かく言う私も、子供の頃、母親が結核の療養所に入ったり出たりしていたため貧乏だった。父と兄の3人暮らし。父は尋常小学校出の職工さんで、低賃金のうえに母の療養費が大変だったせいか、毎日夜10時を過ぎて帰ってきた。兄は7歳年上で勉強とか部活とかに行っては、夜9時頃帰ってきた。だから、家のほとんどは私に任されていた。小学校に入るまでは、母が入院すると母方の祖母が家の事をしていたのを朧気ながら覚えている。がばいばあちゃんに似ている風に思えた。きっと、その当時の明治生まれの祖母を持った方は、みな同じように感じたに違いない。
子供の生存率は戦前と比べて格段に高くなったといっても、明治気質では「子は宝」であり、自分の生んだ娘が病気がちでそれも伝染病ともなれば、せめて孫だけは丈夫に育てる使命感を持っていたのだと思う。


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