あすなろ

塾長日記

モラトリアムパンツ その2 訴えてやるだけじゃ解決しない

2010-05-31 17:06:59 | Weblog
訴えてやるというテレビバライテイ番組があるよね。さすがにうざいと思っていたら、最近あの司会者の悪評が一斉に噴出した。さて、僕のところにも変な請求書が来ていた。まっ会社をやっていれば
『電話帳に名前を載せたから5万円』とか詐欺みたいというか、詐欺もあるからね。大きな会社とも180万円と言う額で印刷機のリースの2度払いで裁判でやりあったこともあるよ。まっこの手紙もそういう種類だと思って放置していた。それでもこの日、その件である法律相談に行くことになっていた。詳細は発表しないことと言う念書を取られたからかけないけれど、そうしたら土曜日朝8時にその請求書の会社の人間が突然やってきた。
まさか本当に来るとは思わなかったけれど、相手も奇襲をしてきたわけだ内容を聞いた。潰れてしまった旅行会社にもう支払ったのにその書類が流出して、その書類を手に入れたこの会社にだから残金を支払いというものだった。そんなもの違法だろ
何言っていやがるんだと思っていたから放置していたんだけれども、それで来た男に『どうせただみたいに仕入れた債権だろ。あなたで3カ月で担当3人目だよ』とは言った。しかしね。皮肉を言ったってこの男は1000円でも貰って帰らなくては帰れないというのが仕事なんだろうし、相手の言い分を聞いて、後日連絡ということにした。そして夜法律相談に行った。どういう法律相談かと言うことを書けのだが、とにかく、私は正しいのだが、世の中は正しいだけじゃ通らないんだということを認識した。たまたまこの日は普天間基地の話で社民党がどうのと言っていたから、ニュースに向かって『世の中は正しいとか間違っているとかいう議論だけでは済まないんだよ』
と呟いてみた。
法律相談は役に立ったな。そういうことかと思った。正しい知識を知った上で対応するのと知らないで対応するのでは全く違うね。知識は武器なりだ。
訴えてやるだけじゃ何にも解決しないんだね。後は解決への私の気力と気構え

モラトリアムパンツ

2010-05-29 16:23:48 | Weblog
何を言っているんでしょうかね
第一章 倒産

金曜日は、4年も、引きこもりの少女のために家庭教師に行っていた。自分も年でさ。冬の夜トボトボ帰るのは特にこの頃はつらかった。しかもその女の子のお父さんがリストラされていて、僕が行くと帰り、いつの間にか、待っていて、毎回、飲むようになった。別にもう僕はサラリーマンじゃないんだから人とイチイチ飲まなくても話は出来た。
『ここだけの話なんだけれど』とか
『本音を言えば』とかいう話はいらなかった
  金曜日、こうして僕は家で録りだめしていたDVDと撮りだめしていた写真を見ながらうつらうつらしていたら、携帯が鳴った。緊急だと思って出てしまったら、そのお父さんで先週何回電話しても出なかったけどと言っていた。そう確かに出ませんでした。もう生徒じゃない子のお父さんと飲んだところで家で寝ていたほうがいいじゃないかと思っておりましたからね。『お子さんは』と聞くと
あれほど家から出なかった子が毎日元気に大学へ行っているそうです。僕は随分努力しましたよ。結局そのお父さんは実は僕の前に勤めていた会社の上司で、どこか僕を部下に仕事を頼んでいる意識があったのでしょうね。
そのことで感謝の言葉も聞いたことがありませんでした。そして言うのです。
『あの会社がつぶれた』と。

多様化する価値観と受験問題 その1

2010-05-24 18:48:21 | Weblog
友達はみんな定年後の再就職の話とか、孫の話になってきて、わが塾の最初の教え子たちは、結婚から次の段階子供の写真とか送ってきてくれるようになりました。
私も、25年、同時期に始めた塾も周りの商店もみんななくなってしまって、よくやっているねとかまだやっているのとか言われています。(笑)

香山リカ氏の『しがみつかない生き方』の中に、内田樹氏の文章が引用されていて
『就活の学生は自己アピールと言うと勘違いして、英検が何級だの (中略)外見的な資格や能力を誇示することだと思っている。あのね人事のオジサンたちがそんなチープな学生の自慢話を聞きたがるとお思いか』というのがありましてね。

さぁ僕も頑張らなくちゃとか。時代に遅れないようにとかそう考えることが一つのターニングポイントに達しているのではないかと思う次第なんです。

原宿は今日も雨だった

2010-05-20 16:55:52 | Weblog
NHKテレビで原宿を特集していたからね。生まれたところだし、母親も動けるうちにと一緒に行こうと病院に行く前に千代田線明治神宮前で降りた。勘違いする修学旅行生がいるから(原宿)と駅名に書いてあった。もうすっかり有名になった。幼馴染の大福やに行こうとキディランドの横を曲がったらマスオさんの家の倉庫だったところがレストランになっていたところ改装していた。なにしろこんな町にそぐわない、中高年のオバさんばかり、みんな手にインターネットで手に入れたマップを持っている。まさかと思って行くと全員が『ここよ。ここなのよ』と大福やさんの前で叫んでいる。
確か昔は朝500個作ったらおしまいと言っていたのに、午後2時なのに店の奥に入るとずっと作っている。うちにも取材来い。NHK近いんだからよ。それにしてもうまい飯屋のない街だ。マイセンと南国酒家くらいか。原宿って
後セントラルアパートが壊されていて109になるとよ。原宿と109のブランドは最強だろうな。越後湯沢の土産屋も原宿っていう名前なら、韓国ミョンドンの美容室も原宿だったからな。

猛勉強しようね

2010-05-18 17:07:47 | Weblog
エクセルの中級講座受けたけれど、目からうろこでしたね。
就職支援の講座を塾で開設したら支度金が出るというのがあったけれど
現在のご時世にパソコンひとつ使えないオジさんは自動車の免許持っていないと同じで
就職難しいよね。僕は生徒や講師にならって特に元生徒のSEには徹底的に教えてもらったから一通りできると思っていたけれど、中級、関数計算とか。入力するだけで日割りの数字、平均、対前年とかが出ちゃうんだからね。
私が就職した時、車種別にガソリン使用量を走行距離で割るという仕事があって、紙で計算していたら上司にそろばんも使えないのかと言われたことがあったけれどね
その時の僕の給与が42000円、一番安い電卓がオムロンで6200円。乾電池8個必要だったし、この乾電池すぐ切れた。今は電卓100円だ。乾電池もいらない。

しかし、パソコン奥が深い。興味を持ったらもう勉強すべし






ミニスカートから伸びた脚が

2010-05-17 12:42:29 | Weblog
昔は自動車関連で、部品の仕入れもやっていましたからね
ガソリンスタンドの兄ちゃんが『バッテリーが25000円、ファンベルトが12000円、オイル交換とエアークリーナーエレメント交換が25000円』と言うので、困ったなと思いました。なんやかんやで10万円、ビ―ル工場だ。ワインの醸造所、ウィスキー醸造所だという旅行には金を使うのにね。こういう金額には考えてしまう。何より本当かなと思っておりました。アッシ、一応自動車整備士3級でっせ。
よく通る道に修理工場があったので相見積もりと思って飛び込んだんですよ
かわいい女の子が出てきて、字を書く爪なんか、ネールサロンへ行っていてキラキラ
いくらか調べてと言って車を置いてきた。
結果『バッテリーが4800円、ファンベルトはグリスを塗るだけだからサービス、エアークリーナーは1200円』説明してくれたオネーさんの顔ばかり見ていた。かわいい。
日本の自動車は1964年452万台。現在7420万台。部品も安くなるはずですよね
スパーグプラグ520円。私が自動車関連にいた時はプラグは450円でした。ホンダは部品高かったけれど、トヨタのカローラなんかバッテリーは当時で6000円くらいだった。これが日本の自動車が世界一になった理由ですよ。ベンツとトヨタだけは世界中で部品調達できる。日本もドイツも戦争中部品調達で負けた経験があるからね
といってもベンツ持っていないから知ったかぶりだけれどもよ。
おねーさんが駅まで車で送ってくれた。ミニスカートからこぼれる足が

今度はワイパーのゴムが摩耗したとか言って、またあの修理工場へ行こうっと








沈黙の春

2010-05-15 17:31:00 | Weblog
沈黙の春。受験の歴史
25年前塾をオープンした時は、受験といえば高校受験。高校浪人なんかもいまして、
生徒といえば中学三年生でした。15歳。イチゴ世代といってもっとも感覚も研ぎ澄まされていたし、ドラマも多くて一緒にやっていておもしろかったですね。
高校がだんだんみんなが受かるようになって、中高一貫とか言って6年制を採用する私立も増えて、いつの間にか中学受験が受験といえば主役になりました。ちょっとした私立だと競争率7倍くらいだし、二次試験などになると25倍とかの高率になってしまって、
中学受験も曲がり角になってきました。もちろん、私立中学も高校も、そして一番は大学も入りやすい学校は生徒が少子化で減っていっても、逆に学校数は増えていきました。
川崎のある大学はその大学へ行くバスなんか一人も乗っていないことがあります。大学の周りにお店もなければ生徒もいません。目の前は畑と霊園です。自分の娘だったら受けさせませんね。そこの付属高校に行っていた登校拒否児のわが生徒は、学校側からしきりにその大学へ進学することを勧められて、僕はあんな大学に行ったらまた引きこもるか不登校になるか退学しちゃうから絶対に行かないでと頼みました。今彼女はAOで普通の大学に元気で通っています。あの大学に入れなくてよかったと思っています。
要するに簡単には入れる学校は、入っても愛校精神がわかない。友達もできない。
だから辞めちゃうし学校によっては辞める生徒を見込んで定員の何倍かを合格にしています。やはり苦しい受験を通して、志望校に対して、熱い思いを持つ。それが合格後、学生生活を熱くするのではないでしょうか。


セーラー服と機関銃

2010-05-13 17:11:56 | Weblog
学校説明会の帰り、車内で久しぶりに高校生の不良軍団を見ました。まだいたんですね
電車が動くまで、ホームで制服でたばこを吸っていて、電車が動き出すと吊皮で短いスカートで新体操みたいなことをやって、そして彼らは何でも笑うんだね。
何がおかしいのかわからないけれど、昔そういう子の指導を頼まれたことがあったけれど
まだこちらも開設したばかりで、金ハ先生になったつもりで頑張ったことがあったけれど
ただ消耗するばかりで、何一ついいことなんかなかったね
何よりも、この面白くもないのにバカ笑いが嫌だった。
関わりあいになりたくないじゃん。吊皮に両手でぶら下がっていて、スカートの中が見えたとか言われても、だからスタコラサッサと車両を移動した。
もうさぁ、人生も関係ないことに巻き込まれたくはないよね
何よりもメンドクサイ。
こういう親にあなた教育者でしょ。ちゃんと指導しなさいって言われたことあったけれど
勉強を教えるから教育者なのか。医療に従事する人はみんな人道的に高潔でなくちゃいけないのか。コリャ。

君何日再来

2010-05-13 16:27:15 | Weblog
君何日再来
まったく、こりゃあ五月病ですね。
原因は分かっているんです。
ケインさんですね。
2009年、1月、学生時代以来の親友の彼とは1カ月に一度くらい浅草だ日本橋だと食い歩いていた。アンコウ鍋を浅草で食った時、財布を出す手が思わず止まった。
実は(会社が)きついんだ。ということになって、いろいろはなしているうちに『じゃあうちの二階に来たら』ということになって、梁山泊というの、同じ建物で仕事をするようになった。
スケジュール表を共通に見えるようにしたりした。昨年の5月なんかは、『おひる何にする?』なんて言ってきて『キーマカレー』なんて僕が答えて、二階から炊飯器まで持って降りてきたりしている写真がある。
月日は流れて彼にも今までやってきた仕事の延長上に新しい仕事ができて、彼は中国へ行ったりして以前の彼のように激しく動き出した。
とってもよかったと思っている。心からそう思う。
しかし取り残された寂しさはある。
それが僕の5月病の直接の原因である。

春はいつも受験生がどっといなくなってとってもさびしくなる。
昨日、教室を出るとうちに6年間もいた元生徒が通りかかって
まったく、こりゃあ五月病ですね。
原因は分かっているんです。
ケインさんですね。
2009年、1月、学生時代以来の親友の彼とは1カ月に一度くらい浅草だ日本橋だと食い歩いていた。アンコウ鍋を浅草で食った時、財布を出す手が思わず止まった。
実は(会社が)きついんだ。ということになって、いろいろはなしているうちに『じゃあうちの二階に来たら』ということになって、梁山泊というの、同じ建物で仕事をするようになった。
スケジュール表を共通に見えるようにしたりした。昨年の5月なんかは、『おひる何にする?』なんて言ってきて『キーマカレー』なんて僕が答えて、二階から炊飯器まで持って降りてきたりしている写真がある。
月日は流れて彼にも今までやってきた仕事の延長上に新しい仕事ができて、彼は中国へ行ったりして以前の彼のように激しく動き出した。
とってもよかったと思っている。心からそう思う。
しかし取り残された寂しさはある。
それが僕の5月病の直接の原因である。

春はいつも受験生がどっといなくなってとってもさびしくなる。
昨日、教室を出るとうちに6年間もいた元生徒が通りかかって

時の流れに身を任せ

2010-05-11 14:44:34 | Weblog
環境も、人々の考え方も変わっているのに、いつまでも、また何に対しても、だれに対しても同じスタンスで臨む人がいます。
結局は、学習を通した思考力、判断力、表現力が身についていないのですね。こういう人には時にはアドバイスをすると切れてしまう人がいます。お年寄りでは頑固とか言われている人ですね。わかっているのに、変えようとしない。わかっていないから変えない。どちらかわかりませんけれどね
自分の考えを柔軟に変化に対応できるようにするためにも、多様な考えを身につけなくてはなりません。その時に基礎学力豊かな知識が必要になるんですね。
それには繰り返し学習をする勉強習慣を身につけることです。

勉強をしない子、その意欲もない子。何とかしなくてはね。
もちろん大人もね。