RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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書斎の美術 ー明清の玉・硝子・金工を中心にー

2011-08-31 13:00:00 | 美術
見てきました

泉屋博古館分館

会期は2011年7月16日から2011年9月25日。

展示室1では「中国古代青銅祭器の世界」
展示室2で「書斎の美術」
が展示されています。

毎回、中国古代青銅見てますが。
なかなか分かりません……。
いつか分かるときがくるんだろうかと疑問に思いつつ見てたら。
「麟鳳文洗」
たらいみたいなやつなんだけど。
字の如く。
麒麟と鳳凰がいるのです。
かなり可愛らしいかんじで。
めでたいものとのことですが。
こんなに可愛かったら祭事で頬が緩みっぱなし!!

さて。展示室2です。
明・清時代の工芸品がずらり。
なかなか面白い作品が揃っていました。

「水晶蟠龍蓋獅子耳香炉」
キレイ~と思わず呟く美しさ。
さらには翡翠で作られた香炉まで……。

「金錯花鳥文鉄小花瓶」
漆の黒地に金で幾何学っぽい模様や鳳凰が描かれたもの。
すごく細かく、また形も素敵でした。

「鍍金魁星像」
風神雷神っぽい見た目の鬼っぽい人が左手で升を抱え、右手では筆を持っています。
升を抱えている様が風神っぽく見えるのかも。
まるで走っているかのような姿勢、グワっと見開いた目など今にも動き出してどこかへ言ってしまいそうです。
魁星というのは北斗七星の斗形の四星のことだそう。
さきがけの意味から科挙の合格祈願をしたそうです。
学問を祈るよりは「体育祭で活躍できますように」って祈りたくなる風貌です(笑)

「鼻煙壺」50点
嗅ぎタバコを入れるための小瓶です。
50点、ズラッと。
すべて趣きが違っておもしろいです。
じっくり見てしまいました。
形もひょうたんの形をしたものがあったりと様々でした。

今回もいつもどおり人が少なく、ゆっくり自分のペースで見れました。
何度も見たい作品の前を行ったり来たりできるのがいい。



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