メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

080507 裏高尾-1(ウスバシロチョウ-1)

2008年05月08日 | 昆虫
「080419 篠原・石砂山」シリーズが昨日で完結したため、今日からは、「080507 裏高尾-1」シリーズです。

叢雲さんアビーさんに触発されて、昨日、裏高尾(正式な「裏高尾」とは異なるかも知れませんが、ここでは、高尾山の裏側の「日影」を中心とした一帯を指すものとします)に行って来ました。
 下の地図も、クリックすると大きい画像が開きます。


メカロクのことですから、もちろん草花もたくさん撮りましたが、今回ここに出掛ける気になったのは、この時期、今までに見たこともないウスバシロチョウ(「薄羽白蝶」とでも書くんでしょうね)やサカハチョウ(逆ハ蝶)、トラフシジミ(虎斑小灰蝶)などが見られる、ということを知ったためでした。

朝5時前に出発して、日影に着いたのは6時過ぎ。
日影沢林道の入口近くに駐車して、木下沢(小下沢/こげさわ)林道を撮影しながらゆっくり進み、キャンプ場跡から左に折れて影信山に向かって 200m くらいまで登りましたが、朝早かったこともあり、ウスバシロチョウは1頭も見当たりません。

ここで、叢雲さんの「日影バス停付近で3~4匹ほどゆったり飛翔していました。帰りには駒木野病院の裏の小仏川の土手でも見かけましたよ。」との記述を思い出し、「この蝶はもっと低いところに居る蝶らしい」と気付き、「木下沢林道→影信山→小仏峠→城山→日影沢林道→日影」の予定を変更、日影に引き返し、日影林道を途中まで登ってから、駒木野病院裏に行って見ることにしました。

木下沢梅林の手前数百メートルまで戻って来たところで出会ったアマチュアカメラマンに、「梅林辺りで、モンシロチョウよりも大きな白い蝶がたくさん飛んでいたけれど、全く止まって呉れない!」との話を聞き、梅林まで戻ると、確かに、ウスバシロチョウらしき大きな白い蝶がゆったり飛んでいるけれど、全く止まらないので、一旦諦め、日影沢林道を登りましたが、こちらでは全く見掛けません。
 正直な話、もっと小さな蝶を想像していて、
 こんなに大きな蝶とは思ってもいませんでした。

仕方なく梅林に引き返し、飛翔写真に挑戦しましたが、当然の如く惨敗!(汗)。
何とか止まって呉れることを願って、これはと思った春紫苑の花の前で、待ち受け作戦を開始、1時間余りの間に、3回止まって呉れたので、取り敢えず証拠写真だけは撮ることができました。

次に駒木野病院裏の土手に行って見ると、数頭のウスバシロチョウが飛んでおり、春紫苑の花にも良く止まって、かなり長い間、モデルを務めて呉れました。
全く、梅林での1時間余りの苦労は何だったんでしょうねぇ~!?
ただ、この幸運は、行った時刻も良かったようで、30分もしない内に、様相は一変、ほとんど居なくなり、残っているものも凄く高い位置を飛翔して、地表近くには全く降りて来ては呉れなくなりました。

というような訳で、今日から3日間は「ウスバシロチョウ」特集で、初日の今日は、木下沢梅林で苦労して撮ったものを集めました。

1.裏高尾 080507
  ウスバシロチョウ(薄羽白蝶?)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F5.0>
本当はもっと近寄りたいし、翅を透過光状態にするためには、もっと下から狙いたいのですけれど、梅林は立ち入り禁止で、周りには金網のフェンスがあるので、これ以上近づくこともできず、しかも、肩の高さのフェンスの上から狙うしかありませんでした(涙)。
もう少し長い玉が欲しいところですねぇ~!
 にゃんこさんから借用中の Ai Micro NIKKOR 200mm F4S も持っては居たので、
 これと 1.4 倍テレコンを組み合わせれば、もっと長くなるのですが、
 絞って撮る場合は、自動絞りの利かない邪道レンズは厳しいので・・・


2.裏高尾 080507
  ウスバシロチョウ(薄羽白蝶?)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F5.0>
そんな訳で、2~3枚目は、少しトリミングしています。


3.裏高尾 080507
  ウスバシロチョウ(薄羽白蝶?)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F5.0>
13時半ごろで、陽が高いため、フェンスの上から狙って翅を透過光状態にするのは難しいのですが、翅が薄くて、向こうの翅が透けているのは、判りますよね。


4.裏高尾 080507
  ウスバシロチョウ(薄羽白蝶?)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F8.0>
木下沢林道を登るときは草花中心でしたが、下るときは、蝶中心の心算で絞りを F8 まで絞っていたのですが・・・日影林道ではほとんど昆虫を見掛けなかったので、絞りを開けて草花などを撮り、ここに来ても、それを忘れて、そのまま撮っていました(汗)。
ここでそれに気付き、F8 まで絞った上に、撮影距離も長くなったので、4~6枚目の方が、ピントはかなり深くなっています。


5.裏高尾 080507
  ウスバシロチョウ(薄羽白蝶?)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F8.0>


6.裏高尾 080507
  ウスバシロチョウ(薄羽白蝶?)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM+EC14 <F8.0>

080417 大船植物園-7(鉢・プランター植えの草花)

2008年05月08日 | 花マクロ
「080417 大船植物園」シリーズの7日目は、展示場を含む園内の鉢やプランターに植えられていた「鉢・プランター植えの草花」の特集です。

1.大船植物園 080417
  ウンナンサクラソウ(雲南桜草)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


2.大船植物園 080417
  ウンナンサクラソウ(雲南桜草)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


3.大船植物園 080417
  ウンナンサクラソウ(雲南桜草)
  OLYMPUS E-3
  ZUIKO DIGITAL ED 12-60mmF2.8-4.0 SWD+EC14 <F5.7>


4.大船植物園 080417
  フロクス・ストロニフェラ
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
盆栽コーナーで咲いていたもので、芝桜の仲間だそうです。


5.大船植物園 080417
  サクラソウ(桜草/プリムラ)
  OLYMPUS E-3
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO (<F2.8>)
5枚目と6枚目は、「サクラソウ展」で展示されていたものです。
正確には、「日本桜草」と呼ぶべきなんでしょうね。


6.大船植物園 080417
  サクラソウ(桜草/プリムラ)
  OLYMPUS E-3
  TAMRON SP 90mmF2.8 Di MACRO (<F2.8>)


7.大船植物園 080417
  デージー(ヒナギク/雛菊)
  OLYMPUS E-3
  ZUIKO DIGITAL ED 12-60mmF2.8-4.0 SWD+EC14 <F5.7>