夏のおわりの草花。
赤い五角形の花は、ルコウソウ(縷紅草、留紅草)、
花言葉は「繊細な愛」「常に愛らしい」とか、
真ん中の実のような小さな花は、たぶん、ハゼラン(爆蘭)、
花言葉は「真心」とか、
よく見かける白い花、ヒメジョオン(姫女苑)、
花言葉は「素朴な清楚」、
どの花言葉もいまでは、心情としては忘れ去られてますか。
草花をみると、情緒を感じてしまうのですわ、「感情が激しい」とは言うけれど、「情緒が激しい」とは言わない。
「情緒」って、持続なのかしらね。
岡潔が、草花のなかで佇んでいる写真をみたことがあるのですが、もう成ってました。憂いのごとくに、そこに色気さえ見る人はもういなくなってしまったか。
呼吸でいうと、微細な呼吸でゆっくりと長い。