ハンドやって、アニメ見て、ゲームして・・・・・・。

主に湘南乃風とMEGARYU、アニメとゲームと漫画が好きな、とある中学校のハンド部キャプテンのブログ

オハヨーハヨー

2010年10月23日 | 日記
海輝祭おわっちゃいますた

コントはまあまあウケて
動画は馬鹿ウケでした

合唱コンクールは・・・・・・まあ予想通りでした

リンダリンダやダンスなどが盛り上がリーでした


またいつもの平凡な日常に戻ると思うと寂しいです。


これからは志望校を目指して、受験勉強ですナ

まあ遊ぶけどwww



爆発するポテンシャル

2010年10月18日 | ハンドボール小説
スカイプレイ―――数あるハンドボールのセットプレイの中でも、一際見ている者の目線を釘付けにするド派手なプレイ。
その感嘆はコートの中も外も関係なく、見た者全てを飲み込んでいく。

「ナイッシュー!!!!」
飛石のスカイプレイで勢いに乗り始める山高。

スコアはまだまだ離されているが、メンバーの気持ちは高まり動きも良くなってきている。

「ディフェンスからしっかりいこう!!!!」
チームの中心人物である智弘も声を出し、リーダーシップを発揮する。

「オウ!!!!!!」
それにチーム全員で答える。

が、士気が上がっても急にデイフェンスが上手くなるわけではない。
最初の時と同じように簡単に左サイドをフリーにさせてしまう。
十分な角度から放たれたサイドシュート。

これをユウが止める。

キーパーがシュートを止めたことによって生まれる攻撃―――速攻。
両サイドの選手が駆け出し、シュートを決めるという単純で、最も得点する確率の高いオフェンス。

そしてコートを誰よりも速く蹴り出して、走り抜けていく男が一人。
チーム最速を誇る男、鈴木修平である。

―――今までの人生で、大抵のスポーツはこなせた。
でも体力とか腕力とか、同世代でも俺より上の人は何人もいた。
その中でも俺が自信を持って「誰にも負けない」って言えるのは、やっぱり足の速さだけだ!!
俺は足の速さじゃ絶対負けない!!負けたくない!!!
だから走る!!!

ボールが俺の何メートルか先でバウンドする。
キャッチ、9メートルライン手前。
右足でジャンプ、この空間には相手のキーパーと俺だけ。
一対一だ!!!

――――――――――――――――――――――――――――――

「ナイッシュー!!!!!」

「ッシャア!!!!!!」
右手で握り拳を作りガッツポーズをする修平。

「馬鹿ッ!!!早く戻れ!!!!!」

龍磨が叫ぶも時既に遅し。

リスタートを仕掛けられ、素早い展開からシュートを打たれる。
しかし
これもユウのファインセーブによって阻まれる。

速攻は―――出ない。

セットプレイからオフェンスを展開する山高。

―――『点を取るだけポストの仕事じゃない』
リュウさんにそう言われた。

じゃあ何すりゃいいんだよ?
『ポストは点を取るだけじゃない、味方がシュートを決める環境を作ることもしなきゃいけねえんだ』
つまりどういうことだよ?
『ポストは自分の体を使って、味方がシュートにいくための道を開くんだ』
・・・・・・体を使って道を開く?・・・・・・ってことは背中で相手を妨害する?
『そういうこと』
・・・・・・何となく分かった。
―――――――――――――――

「富田ァ!!!!」

聞こえるように大声を上げる。
・・・察してくれたようだ。

富田が智弘からボールを持って攻める瞬間
相手の選手に背中をくっつけて、進路を妨害する。

ガチガチに固められていたディフェンスに穴が開く。
富田がその隙間に素早く切り込み、シュートする。

「ナイッシュー!!!!!」

―――なるほど、コレか。
こういう事か。
ポストってこんな事もするんだな。

―――――――――――――

「武山さんナイス!!」

富田とハイタッチをする武山。
乾いた音が体育館に響く。

試合終了まで残り8分を切った。
未だ圧倒的な点差でありながら
選手達に光が見えだしていた。

―――――――――
あとがき

まずまずの更新率と言えるだろうか。

これから頑張るかも知れない。

日記とかも書いた方がいいんでしょうか?

これ踊ってみたかったorz

2010年10月12日 | 日記

このダンスを知ったのが十月に入ってからだったのが残念


もう少し速く知っていれば

海輝祭(俺らの学校の文化祭)で発表できたかも知れなかったのに。


ちなみに仏壇仮面さんが左の帽子をかぶった人で

ただのんさんが右のサングラスを付けている人でございます


個人的には仏壇仮面さんの方が好きです





反撃の狼煙

2010年10月03日 | ハンドボール小説
「・・・・・・うーん、ちょっと厳しいな」

「だな。タイムアウトは?」

「・・・・・・もう少し様子を見たいってのが本音」


開始から20分、得点は 20対5

圧倒的な力量差を見せつけられていた。

しかもこちらは3得点全てが、智弘のロングシュート。


――つまりセンター以外のポジションが機能していない。
しかも

「取り返すぞ!!!!!!」

その唯一機能しているポジションの智弘は頭に血が上った状態。

――普段は温厚な男が、バイクのハンドルを握った瞬間
暴走族のように豹変する。
なんてことがある。

あいつはそれのハンド版みたいな感じだな。


出来れば後半に残しときたかったけど・・・・・・そんなことも言ってられないしな。

「タイムアウトお願いします」


『ビーッ』

機械音とともに試合は一時中断。

「よし水飲みながらでいいから聞いてくれ。
まず智弘は残り10分シュート禁止」

「えッ―――」

試合に出ていたメンバー全員の動作が一時停止する。
そりゃそうだ。
現時点で点を取れるのが智弘しかいないからな。

「一旦頭を冷やしてパスに専念しろ」

「・・・・・・はい」

不満げに頷く智弘。

「さて智弘ナシでどうやって点を取るか
難しいなぁ。普通にやっても通用しない相手だからな―――」


『ビーッ』


選手の疲れを僅かに癒し
タイムアウト終了を告げるブザーが鳴る。


「いいか飛石、一発目はお前のセンス次第だ。
デカイの一発決めてこいよ!!」

「・・・・・・」

無言で頷きコートに戻る飛石。

そして山高ボールから試合が再開される。

最初の攻撃の要となるのは飛石直樹。
誰よりも高く、誰よりも遠くへ跳ぶ男。

そしてパス回しが始まる。
これには殆ど変化は無く
遅く、もたついている。

そして左45のムタにボールが渡る。

――暴投、自暴自棄

そんな言葉が浮かんでくるようなパス。
否、パスと呼べるようなものではない、ただボールを放り投げただけ。

ボールは相手ディフェンスの頭上を通過し、6メートルライン内へ。

高さにして2メートルを遙かに超える高さ。

そして飛石が己の武器を開放する。

ふくらはぎ、太もも、全身の筋肉を総動員させた全力の跳躍。
それは『跳ぶ』というより『飛ぶ』

敵も味方も見ている者全ての視線を集めてしまうような
力強さと美しさを兼ね備えていた。

そして空中のボールを掴み、崩れた体制を立て直し、シュートを撃つ。

ボールはキーパーの右腕と右足の隙間を通り抜け
ゴールネットを揺らした。


―――さぁ、こっから反撃開始だ。




―――――――――――――――――――
あとがき

小説の更新率=ブログの更新率みたいになってきとりますナァ。

つまり月に3回程度の更新
       ↓
ほぼ更新しない状態
       ↓
それでも見てくれる方々は神様です