弓道日記

弓道稽古の過程で教わったこと、気づいたことなどをまとめていきたいと思います。

壬生町長杯争奪弓道大会に参加してきました。

2006-10-07 13:04:58 | Weblog
平成18年10月1日(日)、壬生総合運動場弓道場で行われた壬生町長杯争奪弓道大会に参加してきました。この大会は8:30より受付、9:00より開始でしたので、7:50に宇都宮を出発しました。壬生は宇都宮のすぐ隣で、壬生総合運動場は栃木街道をまっすぐ行った道沿いにあるため、会場には20分ほどで到着しました。(が、弓道場の場所がすぐに解らずちょっとうろうろ迷いました(汗))

参加費の1000円を払い、受付を済ませて控え室の武道場に入ると、まず目についてのは弓道場が大写しに映し出されたスクリーンでした!

「おぉすげぇ!なんだこりゃ!!」

武道場からは弓道場の様子が見えないため、わざわざプロジェクターを設置してこのような準備がなされているということで、とても驚きましたが壬生町弓道部(と言っていたような)の方々の丁寧な準備が伺えました。また進行も非常に丁寧なので安心して大会に参加することができました。

この大会は参加者が70人程度で、なんでも会場があまり大きくない関係であまり大人数で参加すると対応しきれないのでそれほどインフォメーションされていないような噂を聞きましたが、それでも県央、県南からも多くの射手が集まっていました。

この大会は立射の四つ矢が2立と射詰めの2つの競技が行われました。道場は4人立ち1射場制で、道場の奥行きが狭いため競技中の立ちが完全に退出してから次の立ちが入場するという方式でした。自分は全17立ち中の14立ち目で、結構後の方でした。普段は巻き藁は引かないのですが、待ち時間が結構あったのと控え室に巻き藁が出してありすぐに引きやすかったので、珍しく巻き藁を結構引きました。またやはりスクリーンで道場を映していたのは待ち時間に様子がわかってとても良かったです。

自分の最初の立ちが回ってきたのは11:00頃でした。この日注意していたことは、妻手が先に下がってしまうことに注意して、大三以降弓手先行を心がけること、弓手肩が上がらないように注意すること、妻手肩を前に突き出すようにすること、妻手肘を下げないこと、離れで弓手親指を的に突き立てることでした。1本目、このような意識で行射したのですが、それでも弓手手の内が開いてしまい、角見が効かずに矢は4時頃に抜けてしまいました。

「ぬ!角見か!」

続く2本目、今度は弓手手の内をしっかり締めるように注意して行射しました。が、握ってしまったこと、さらに力んで伸び合いがかからず、離れで思いっきりゆるんで11時頃に大きく抜いてしまいました。

「おっと、緩んだぞ!肩を開くんだ肩!!」

続く3本目、今度はいい感じに行射できたと思ったのですが、矢はわずかに1時頃に抜けました。

「ん?中ったと思ったのに・・・ねらいが高いか??やばいぞこのままじゃゼロだし。」

4本目、今度は多少ねらいを下げたところ、ようやく6時頃に的中しました。

「1中か、まぁ今週も中ってなかったしな・・・次ガンバロ」

その後昼食になりました。この日の昼食はお弁当に大会スポンサーからヨーグルト、ジュース、ヤクルトが付いてなかなか豪華なものでした♪このとき自分の後に入った方から「妻手肘が下がっていたよ」というご指摘を頂きました。3本目いいと思った矢が1時頃に抜けたのはそのせいだったのか!と思い、午後はこれにも注意を払って行射しようと思いました。

それで午後の立ち、1本目は先ほどご指摘を受けた内容を踏まえて「妻手肘を下げない」ように注意したものの、矢は9時頃に抜けました。

「緩んだ・・・」

続く2本目、とりあえず同じように行射して緩まないようにしっかり離そうと意識しました。これも割といい感じで行射できたかなと思ったのですが、12時頃にわずかに抜けました。

「あっれ~、中ってもいいと思うんだけどな~」

続く3本目、これも同様に行射したところ自分ではそんな悪くないと思ったのですが今度は5時頃に抜けてしまいました。

「下なの???伸びが止まって失速したのか?やばいじゃん、また中らないし!」

そして最後の4本目、とりあえずいろいろ考えるのはやめて(というか考えてもうまくいっていないし、外しても1中、中っても2中、どちらも大差ないので)しっかり肩根を開くことだけを考えて行射しました。この矢は4時頃に的中し、この日は結局8射2中に終わりました。(|×××○|×××○|2)

「また今日も中らなかったな~。。。中ったと思う矢が上行ったり下行ったりするんだよな~。」

とりあえず次の射詰め頑張ろう、と思い直し、射詰めでは最後の矢と同じく肩根を開くという意識で行射をしました。が、この矢は4時頃に抜けてしまい、1本で終わってしまいました。

どうにも、中りがつかめないですね(涙)。。。1本ごとにいろいろ変えるのがいけないのか、矢所も定まっていません。以前は大体上に抜くことが多かったんですが、最近はそうでも無くなってきました。引いている感触としては、多少身体を開くと言うことができてきているような気がしているんですが、もともと良くない的中が更に悪くなっているのは目も当てられません(^^;)
ただ、それでももうちょっとで何とかなりそうな気はしているんですよね。弓手手の内が開いたり妻手に引っかかったり妻手肘が落ちたりとバランスが崩れてはいますが、ごくたまに身体が開いたいい感じの離れが出ることもあるし、なにより以前よりは会でがんばれるように(というか伸び合いをする前に離れてしまったり、ただ保っているだけで縮んでいるのが自覚できるように)なってきました。とりあえず根気よくがんばるしかないですね。いつか的中に困らないくらいの弓が引ける日が来ることを信じて(^^)

ちなみに、この日はいつも一緒に大会に出場している友人が8位入賞を果たしました!この友人も練習では的中しているもののこのところ大会で結果が残せておらず、それでも熱心に練習を重ねてきていた成果が今回の結果につながったのだと思います。本当におめでとう!自分もめげずに頑張ります(^o^)

なおこの大会では、参加賞として入賞できなかった人もくじ引きがあったのですが、このくじ引きでなんと栗があたりました!ラッキー♪前回の小川町の大会で栗を買ってきたのに続いての栗GETです!早速栗ご飯を作って食べましたし、うちで留守番のしま(ペットのシマリス)も喜んでいました☆