clover note

徒然なる日々の覚え書き。

「小江戸」 川越にて、人力車に初めて乗る

2010-07-06 02:33:46 | 旅やお出かけの記録
4日の日曜日、ちょっと足を延ばしまして埼玉県の川越市まで遊びに行きました。
川越と言えば蔵造りが有名な「小江戸」とも呼ばれる土地ですね・・・
初めて訪れる場所でしたので、どんな町並みなのかとても楽しみでした。


当日の天気は予報が大外れの空模様。
曇りがちではありましたが、陽射しも十分で蒸し暑く、立派な夏日でしたよ。


川越市駅から蔵造りの町並みが残る中心地まで徒歩で約30分程・・・
途中で民芸雑貨のお店や、レトロな風情の玩具屋などを冷やかしながら歩きました。


まず最初に訪れたのは『蓮馨寺(れんけいじ)』というお寺。
なぜここに寄ったかと言いますと、何やら敷地内で変わった「焼きそば」を売ってるらしいという情報を聞いたからです。










お寺の敷地内に入ってみると、確かに鐘突き堂の横に小さなお店が・・・
「太麺焼きそば」の幟も立っていましたよ。
ちょうどお昼の時刻でしたので、この焼きそばを昼食にしてみる事に。


確かに普通の焼きそばよりもだいぶ麺が太かったですね。
ちょっとした「うどん」並みです。
味は普通の焼きそばでしたよ。(笑)
ごちそうさま




蓮馨寺の本堂に近づくと、何やら目立つ物体(フィギュア)が・・・




これは「おびんづる様」と言うそうです。
名前も変わっていますが姿も変わっていますね~
目付きがちょっと怖いかな?

気になるところを撫でるとご利益があるのだとか・・・
とりあえず胸を撫でて来ました。
その理由は内緒です。(笑)




その後、周辺の歴史的建造物などをぶらぶらと見て歩きました。





モダンな造りですね~

左の建物、その昔は自転車屋だったそうです。
まだ当時としては自転車が珍しい時代だったそうで、ショーウィンドーに飾られた自転車を眺める人も多かったのだとか。
現在は洒落た感じの喫茶店になっています。

右の建物は埼玉県初の元デパートだったんだそうです。
今も屋内の天井にはシャンデリアの跡なんかがあるそうですよ。


















蔵造りの店舗を始め、通りのあちらこちらに歴史を感じさせる建物が並んでいまして面白い眺め。
ちょっと過去にタイムスリップしたような気分?(笑)




とある通りを汗を拭き拭き歩いていると、目の前に何とも涼しげな光景が・・・







鰻屋さんの周囲に小さな堀がありまして、鯉が涼しげに泳いでおりました~
こちらは汗だくでしたので何とも羨ましい眺め・・・

堀の上にベンチ状になってる所がありましたので、そこでしばしの休憩をとりました。




再びメインの通りに戻ってみると、同行者からある提案が。
「人力車に乗ってみたい」・・・だそうです。
・・・人力車か。
鎌倉なんかの観光地でもよく見かけますが、何となく料金が高そうなイメージもあって今まで乗った事なかったんですよね・・・
(実際安くはないです)

でも、せっかくの機会という事でその提案にも「乗って」みました。
貴重な思い出にもなるしね
乗る時に、「まさかこのまま後ろに引っくり返ったりしないだろうなぁ・・・」と、内心不安を感じたのはここだけの秘密です。(見た感じ不安定なデザインに見えたので)
もちろんそんな事はなく、そこそこ座り心地の良い座席にすっぽり納まりましたよ。

お約束なのか(?)、番傘のような物を差して記念撮影。
その後、お勧めの40分コースでいざ出発
所々で車夫のお兄さんの解説を挿みながら人力車が町中を進みます・・・
ちょっと高みから景色を眺めるのも、これはこれで良い気分。
贅沢な一時を過ごしました~







途中で酒屋の近くを通りまして、車夫のお兄さんが「地ビールでもどうですか?」と水を向ける。(笑)
蒸し暑いしね・・・ちょうど喉も渇いていたので渡りに船と一杯注文を。
多分、この酒屋さんと提携でもしているんでしょうけど・・・
こういう所、酒飲みは単純で良いですね
ここで飲まなきゃいつ飲む?みたいな。

蒸し暑くてバテ気味の最中、この一杯のビールは正に命の水(アルコール)。
大変美味しかったです
同行者はサイダーをご注文。
炭酸飲料が好きな方なので、最適な飲み物が酒屋にあって良かった・・・
自分だけビール飲むのも気が引けるので。(苦笑)




川越のシンボルと言えばここ。
「時の鐘」・・・









ちょうど良い頃合で鐘の音も聴けまして、満足満足・・・
聴いたのは午後3時の音でした。

約400年前から川越の時を刻む鐘の音・・・
環境省の「残したい日本の音風景百選」にも選ばれている音色だそうです。






車夫のお兄さんは車を牽きながら、川越の色々な歴史をクイズ形式を交え語ってくれました。

川越が蔵造りの町になったその理由とは?
蔵の外観が黒っぽく塗られているのは何故?
蔵の分厚い窓(扉)が閉じられる時はどんな時?
・・・etc

約40分と短い時間でしたが、川越の歴史の一端に触れることが出来てとても勉強になりました。

上記の答えはここでは明かしません。
車夫の方達のネタバレをしては申し訳ないので。




人力車に別れを告げまして、再び周辺を散策。



某無料休憩所なる少し変わった場所にて、可愛らしい犬と出会う。




この犬は「まるちゃん」と言うそうです。
同行者は以前にも1度会った事があるみたいですが・・・

とても穏やかな老犬で、首に下げている竹筒には「おやつ代」の文字が。(笑)




更に散策。





「菓子屋横丁」という、麩菓子やニッキ飴や煎餅類を売る店が連なる短い小道を散策中にぽつぽつと雨の雫が・・・
その後、夏の午後らしい激しい夕立&雷雨になりまして、難儀しながらも川越市駅まで帰り道を急ぎました。

靴の中は浸水でぐちょぐちょ・・・
傘を持ちながらも服も所々ぐっしょり・・・
同行者には申し訳なく散々な帰り道となってしまいましたが、これも思い出の一部として長く記憶に残るお出掛けとなりましょう。



小江戸 川越・・・
とても趣のある町並みでしたね。
また機会があったらもっとゆっくり散策してみたいです。




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