clover note

徒然なる日々の覚え書き。

35年振りの再会

2018-06-17 02:16:03 | 日々の記憶






昨年は偶然、近所で翅の欠片を二度目撃しました。(それは回収して家に飾ってある)

いつかまた生体に出逢える事を願ってから早や35年が過ぎ・・・
やっと、やっと再会出来ました、生きているヤマトタマムシに
体長は約4cm超、欠損なし。
その様は正に、生きている宝石、生きている虹のごとし。
妻のSさんが住まいの入り口にいたタマムシを見つけ、傍にいた私がすかさず確保。
奇しくもその日は7年目の結婚記念日当日でありました・・・
古来よりタマムシは幸運を運ぶという言い伝えのある昆虫です。
偶然の巡り合わせとは言え、何か運命的なものを感じさせる出来事でした。

今現在、タマムシは飼育ケースの中で元気に動き回っています。
触覚や脚の手入れをする愛嬌ある姿は、見ていて何とも微笑ましい。
餌として用意した桜の葉を食している事もあり、ケースに鼻を近づけると仄かに桜の甘やかな香りが漂っているのを感じます。
基本的に神経質な性質の昆虫ゆえ、ストレスによる拒食から餓死する事も多いらしいのですが、今の所はその心配もなさそう・・・


これから先の事ですが、本来ならば自然に帰してあげなければという気持ちもあるのですが・・・
さすがにこの虫だけは無理です、タマムシには本当に申し訳ない。
出来るだけ快適に過ごせるように気を配ってあげて、天寿を全うした後は標本にする予定。
一生の宝物にするつもりです。





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虫の標本 壁掛け用額フレーム(彫刻タイプ) タマムシ 展翅(てんし) Chrysochroa fulgidissima
クリエーター情報なし
標本(壁掛彫刻タイプ)

コメント
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