ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「この案件は完全に終結しました」とはしゃぐ山口さん、民事裁判待ってまっせ

2017年09月23日 | 日本とわたし
許し難いことが多過ぎて目が回るほどですが、この件については徹底的に、とことん、このレイプ犯が刑務所に入るまで、しつこく見張っていこうと思っています。

ちなみに今回のこの事件、不起訴にした検察官は、熊澤貴士・東京地方検察庁検事です。
不起訴相当になった以上、これ以上の刑事訴訟はできなくなりましたが、それならそれで民事で訴えればいいのです。
民事裁判になると、山口も法廷という公の場に引っ張り出され、自身のアリバイを証明しなければなりません。

被害者の女性の心情を自分のこととして考えたとき、吐き気を覚えるほどの怒りと悔しさに襲われました。
絶対に見過ごせない、放っていてはいけない、他人事のように考えてはいけない。
裁判になればまた、苦しい思いが募る被害者に、せめて裁判費用の足しになるよう、寄付などの助けができたらと思っています。

安倍御用記者・山口敬之レイプ疑惑がまさかの不起訴相当に!
官邸による逮捕もみ消しを、うやむやで済ませるのか!

【LITERA】2017年9月22日
http://lite-ra.com/2017/09/post-3470.html


山口敬之『総理』(幻冬舎)

到底承服できない不当議決だ。
今年5月、“安倍官邸御用達”ジャーナリストで元TBS記者・山口敬之氏からのレイプ被害を受けた詩織さんが、
異例の実名顔出しで記者会見に臨み、真相究明を訴え検察審査会に不服申し立てをおこなっていたが、
昨日、東京第6検察審査会が、「不起訴相当」と議決していたことがきょうわかった。
 
議決書では、
〈不起訴記録及び申立人(詩織さん)の提出資料を精査し、慎重に審査したが、不起訴処分の裁定を覆すに足りる理由がない〉(朝日新聞より)としているというが、
詩織さんは、弁護士を通じて、「判断をしっかり説明していただきたかった」とコメントを発表。
まったくその通りで、審査ではどんな理由がなかったというのだろう。
 
これまで何度も指摘してきたことだが、そもそもこの事件には、目撃証言や防犯カメラ映像などといった証拠がしっかりとある
 
詩織さんは山口氏と会食した際、それまで酒で酔いつぶれた経験もないのに突然、記憶を失ったという。
最初に問題を告発した「週刊新潮」(新潮社)も、事件当日、山口氏と詩織さんをホテルまで乗せたタクシー運転手から、こんな証言を得ている。
「女性は何度か “駅の近くで降ろしてください” と訴えていたのですが、男性が “何もしないから。ホテルに行って” と。
それで、結局、2人をホテルに連れて行ったのですが、到着しても彼女はなかなか降りようとしませんでした。
けれど、最終的には、彼女は体ごと抱えられて、座席から降ろされたんです」

 
さらに、ホテルの防犯カメラを捜査員とともに確認したところ、そこには、詩織さんを抱えて引きずる山口氏の姿が、映像に残っていた
このほかにも、ベルボーイの証言やDNA鑑定の結果も出ており、こうしたことから、捜査を担当した高輪署は、山口氏の逮捕状を請求、発行もされた
 
意識を失った女性を、ホテルの部屋に引きずり込み、性暴力を働く
これは、準強姦罪(準強制性交等罪)に該当する犯罪だ。
これだけの証言・証拠があるにもかかわらず、今回、検察審査会が「不起訴相当」と議決したことは、まったく理解できない。
いや、性犯罪に対する、この国の司法の “甘さ” には、怒りを覚えずにはいられない。
 
しかも、この事件は、許しがたいレイプ事件という側面だけではなく、安倍官邸が関与して、捜査を握り潰した疑惑まである重大事件だ。
 
高輪署の捜査員は、被疑者を逮捕するため、山口氏がアメリカから帰国する日に、成田空港で待ち構えていた
ところが、その直前、上層部からストップがかかった
決裁したのは、警視庁の中村格刑事部長(当時)
捜査ストップが中村氏の判断であったことは、「週刊新潮」の直撃に対し、中村氏本人も認めている。
所轄が扱い、逮捕状まで出た準強姦のような事件に、警視庁刑事部長が介入するのは異例中の異例であるが、
この中村氏は、“菅義偉官房長官の子飼い警察官僚” なのだ。


◾️逮捕をストップさせたのは、菅官房長官の片腕

実際、中村氏は、第二次安倍政権発足時に、菅官房長官の秘書官を務め、菅官房長官から絶大な信頼を得ている
その証拠のひとつが、古賀茂明の証言だろう。
 
詳細は本サイトの既報を読んでほしいが、古賀氏が明かしたところによると、
2015年、『報道ステーション』(テレビ朝日)で、「I am not ABE」発言をおこなった古賀氏に対し、官邸は大激怒。
中村氏はこのとき、番組放送中に、報道局ニュースセンター編集長に電話をかけ、さらには、「古賀は万死に値する」という内容のショートメールを送りつけたのだという。
つまり、中村氏は、テレビ局に直接圧力をかける、“菅官房長官の片腕” であり “実行部隊” なのだ。
 
一方、山口氏は,「安倍首相にもっとも近いジャーナリスト」と呼ばれる、TBS時代から安倍首相とズブズブの関係を築いてきた御用記者
安倍首相と昵懇の見城徹氏率いる幻冬舎から、安倍PR本『総理』を出版し、本格デビューを果たした人物だ。
しかも、この『総理』が発売されたのは、2016年6月9日。
これは、不起訴処分の決定が下される前のことだ。
 
この点について、鋭い指摘をおこなっているのが、芥川賞作家の中村文則氏だ。

〈そもそも、首相の写真が大きく表紙に使われており、写真の使用許可が必要なので、少なくとも首相周辺は、確実にこの出版を知っている(しかも選挙直前)。
首相を礼賛する本が選挙前に出て、もしその著者が強姦で起訴されたとなれば、目前の選挙に影響が出る

〈でも、山口氏の「総理」という本が、16年6月9日に刊行されているのは事実で、これは奇妙なのだ。
なぜなら、このとき彼は、まだ書類送検中だから。
しかもその、(『総理』発売日の)13日後は、参議院選挙の公示日だった。
だから、この「総理」という本は、選挙を意識した出版で、首相と山口氏の関係を考えれば、応援も兼ねていたはず。
そんなデリケートな本を、なぜ山口氏は、書類送検中で、自分が起訴されるかもしれない状態で、刊行することができたのか。〉
(毎日新聞7月1日付愛知版)
 
そして、それは、山口氏がなんらかのルートを使って、起訴がないことを事前に把握していたからではないか、と中村氏は分析する。

〈山口氏が、絶対に自分は起訴されないと、なぜか前もって確実に知っていたように思えてならない
それとも、起訴にならない自信があった、ということだろうか
でも、冤罪で起訴されることもあるから、一度は所轄が逮捕状まで取った事案なのだから、少なくとも、自分の不起訴処分が決定するまで、この種の本の刊行は普通できないのではないだろうか


◾️安倍政権絡みの事件で、「不起訴相当」の議決が続く

この指摘は重要だろう。
事実、「週刊新潮」によると、同誌の取材をうけて、山口氏はある人物に、こんなメールを送っていたからだ。

〈北村さま、週刊新潮より質問状が来ました。
〇〇の件です。取り急ぎ転送します。山口敬之〉

 
黒塗りの〇〇は、詩織さんの苗字が記されていたというが、問題は、メールの宛名の「北村さま」だ。
「週刊新潮」は、この「北村さま」が、北村滋内閣情報官のことだというのである。
北村氏は、総理直属の諜報機関・内閣情報調査室(内調)のトップで、“官邸のアイヒマン” との異名をもつ、安倍首相の片腕的存在
山口氏は、「(北村というのは)民間の人物で、ご指摘の人物ではない」と否定していたが、
北村内閣情報官は「週刊新潮」の直撃に「お答えすることはない」といっただけで、否定はしておらず、状況から見て、北村内閣情報官以外にはありえない。
 
このように、山口氏と、警察官僚の中村氏や内調トップの北村情報官との関係を考えると、
裏で官邸が動き、首相のお友だちである山口氏に、いち早く不起訴を知らせていた(あるいは不起訴になるようにもっていった)可能性は十分あるといえるだろう。
 
しかし、事件自体に数々の証拠が揃っていながら、検察審査会はなぜか、この問題に蓋をしてしまった。
じつは、検察審査会では、安倍政権絡みの事件での不起訴に対する不服申し立てについては、同様の「不起訴相当」の議決がつづいている
かなり悪質だった甘利明・元経済再生相の金銭授受問題でも、証拠隠滅のためハードディスクをドリルで破壊した小渕優子・元経産相の政治資金事件も、「不起訴相当」という議決だった
 
検察審査会の審査員は、有権者からくじ引きで選出されるため、恣意性があるとは思えないが、会議は非公開のため、どのように判断がなされたかはわからない。
そのため、こうして疑問が出てくるのだが、もしかすると、政治案件は起訴したくないという空気が、ここでも蔓延しているのだろうか。
 
ともかく、いずれにしても、このまま有耶無耶に終わらせてはならない。
森友・加計学園問題では、安倍首相、および昭恵夫人による政治の私物化が浮き彫りになったが、
もし、安倍首相の御用ジャーナリストのレイプ事件の捜査を、官邸主導で握り潰し、不起訴処分という結果につながっていたとしたら、これはとんでもない問題だ。

国家権力の関与によって、逮捕されるべき人が逮捕されないという異常な自体が起こっているのならば、もはやこの国は法治国家ではなくなるからだ。
 
卑劣なバッシングに晒されることを、覚悟の上で告発した詩織さんの勇気を、けっして無駄にしてはいけない。
(編集部)


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以下は、被害者と山口(氏というものをどうしてもつけたくない!)の間で交わされたメール画像です。










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性的暴行疑惑の元TBS山口氏、検察審査会が「不起訴相当」と議決:民事裁判に発展か?
【SPUTNIK(スプートニク日本)】2017年9月24日
https://jp.sputniknews.com/japan/201709224113220/

女性が今年5月に記者会見し、顔を出した上で、2015年4月に、元TBS記者の山口敬之氏に性的暴行されたことを明らかにした。
女性はこれを受けて、警視庁に被害届を出したが、2016年7月に、嫌疑不十分で不起訴処分になったため、検察審査会に申し立てを行なっていた。
この件で、東京第6検察審査会は、21日付けで、慎重に審査したが、不起訴を覆すに足りる事由がないとして、「不起訴相当」と議決した。


女性は、今年5月の会見で、女性が暴行を受けたとされる、2015年4月4日の都内ホテルの防犯カメラ画像には、
自分が山口氏に抱えられて、ホテルへ入っていく様子が映っていたと語った。
女性は、
私の意識が戻ったのは、翌朝の午前5時ごろ。ホテルのベッドの上でした。
私は裸にされており、山口氏が、仰向けの私の上に跨っている状態でした。
詳細については差し控えますが、はっきり言えることは、私はその時、私の意思とは無関係に、そして私の意思に反して、性行為を行われていたということです
」と述べていた。

ホテルの防犯カメラ、ベルボーイ、タクシー運転手の証言などをもとに、高輪警察署は、準強姦容疑で逮捕状を発行した
しかし、山口氏は不起訴になった
その理由は不明だ。
山口氏が、古くから安倍首相の取材を行なっており、両者が非常に近しい関係にあることから、ネット上では様々な憶測が飛び交っている

検察審査会が不起訴相当としたことで、今後は民事裁判に発展するかもしれない

性的暴行事件・不起訴からの民事裁判で思い出されるのが、オーストラリア人女性が米兵にレイプされた事件である。
日本在住のオーストラリア人女性、キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんは、2002年に、神奈川県横須賀市で、性的暴行を受けた。
バーで薬物を入れられて、見知らぬ男(後に米兵と判明)にレイプされたにもかかわらず、不起訴となったため、フィッシャーさんは、東京地裁へ民事裁判を起こした。
賠償金支払いの判決が下されたが、その時すでに犯人は、アメリカへ逃げ帰っていた。
フィッシャーさんは、当時をこう振り返る。

日本の警察は、私をあたかも犯罪者のように扱いました。
私を拘束し、病院に行きたいという訴えも、聞き入れてくれなかったのです。
私が病院に連れて行かれたのは、ようやく翌朝になってからでした。
2002年当時、日本の警察は、レイプ後に行なわねばならないテスト(精液採取などに)必要なものは、何も備えていませんでした。
日本におけるレイプ捜査の最大の問題は、警察に知識も準備も必要な設備もなかったことでした


なお、性的被害にあった女性が泣き寝入りせず、自分の受けた被害について語る運動、「私は語ることを恐れない」も広まっている。
昨年、ウクライナ人の社会活動家アナスタシヤ・メリニチェンコさんが提唱したもので、ロシアにも広がりを見せている。

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いいのん見っけました。
こっちがぴったり!



人権と平和を踏みにじり、国体を重視し、戦争を希求する、前代未聞のカルト政権を倒せるチャンスがきた!

2017年09月23日 | 日本とわたし
この党にだけは、絶対に憲法をいじらせてはいけません。
この党にだけは、今後もう二度と、力を与えてはいけません。

いわゆる、あの、天賦人権説、習ったと思います。
いわゆる、




人権は獲得されたと。
その時に、これはもともと、自然権である。
神様から与えられた権利である。
日本国憲法はこれにならっている。




まあ言うまでもなく、キリスト教の神様。



















天賦人権説とは

人は生まれながらにして、自由や人権など、幸福を求める権利が、無条件で、天の神様から平等に与えられる

という人間愛に満ちた思想

近代国家では当たり前の考え方で有り、日本国憲法では、第97条で、基本的人権として規定されている

だが、

自民党の憲法改正案では、この部分は、

ストーン!

と、削除されている

基本的人権を無くそう by 自民党

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この、磯崎氏が「ストーンと切り落とした」と言う第97条。
切り落とすことにどんな意味があるのでしょう。
自民党改憲草案をずっと検証しておられる腹ぺこ野良猫さんのブログ記事を、紹介させていただきます。

自民党が削除する日本国憲法第97条が意味するものは(自民党改憲草案 第11条について[その2])
【野良猫の目】2017年5月2日
https://ameblo.jp/hungrynoraneko/entry-12271025504.html

自民党改憲草案では、第97条が削除されています。
その理由として、改憲草案Q&Aでは、「現行憲法第11条と内容的に重複していると考えたため」と説明しています。

ここで、自民党改憲草案で削除された97条と第11条を、並べてみてみましょう。

【日本国憲法第11条】
第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

【日本国憲法第97条】
  第97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。


自民党は、第11条について、「人権は、神から人間に与えられるという西欧の天賦人権思想に基づいたと考えられる表現を改めたところです。」と説明しています(改憲草案Q&A 37ページ)。私には、不勉強にして、いくら読んでも日本国憲法第11条のどこが「天賦人権思想」に基づいて書かれたのか分かりません。そして、「天賦人権思想」がだめならば、国家が国民を統治する根拠を、自民党改憲草案の前文で暗示されているような神授的なのものであるとすることも否定されるべきであると考えます。

むしろ、第97条では、「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって」と、神授説どころか、人類が自ら勝ち取ったものであるとの思想に基づいて書かれています。このことは、英語のテキストを読んでみると、よりその感を強くします。

Article 97.
The fundamental human rights by this Constitution guaranteed to the people of Japan are fruits of the age-old struggle of man to be free; they have survived the many exacting tests for durability and are conferred upon this and future generations in trust, to be held for all time inviolate.

(英文からの翻訳)
この憲法が日本国民に保障する基本的人権(複数)は、人類が自由になるための長年にわたる闘争の成果であり、それらの権利は、永遠に存続するものとしての多くの過酷な試練に生き残ってきたものであり、永久に侵すことのできないものとして現在及び将来の世代に信託により授けられる。
(できるだけ、逐語的に訳してみました。)

さて、ここで、前回やった自民党改憲草案第11条の読替と比較してみましょう。

【自民党改憲草案第11条 読替】
国民は、全ての基本的人権を享有するが、緊急事態宣言下では停止されることがある
この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利であるが、現在及び将来の国民に約束されたものではない


こうして並べてみると、日本国憲法とは真逆の考え方で、自民党改憲草案が書かれていることが分かります。
自民党改憲草案のQ&Aでは、
「11条後段と、97条の重複についは、97条のもととなった総司令部案10条が、GHQホイットニー民政局長の直々の起草によることから、政府案起草者がその削除に躊躇したのが原因であることが明らかになっている」と説明しています(37ページ)。
実際にそういう事実はあったのかも知れませんが、あったとしても、それが理由の全てとは、私には考えられないのです。
単に、この事実に“かこつけて”、第97条を消し去ろうとしているとしか思えません。

それは、「なぜ、第97条が、『第10章 最高法規』のところにあるのか」と考えたとき、
「第97条が、第3章全体の基本的理念をうたったものであるからではないか」、という仮説が浮かんだからです。
そうすると、
「第97条で言われている『基本的人権』とは、漠線とした概念ではなく、第3章に定められている個々の人権の総体を表すものであり、第3章に定められた権利の一つひとつが、『侵すことのできない永久の権利』である」と解釈することができるのです。

このように考えると、基本的人権を制限しようとする自民党にとって、第97条がある限り、第3章全体に手が付けられないことになります。
まさに目の上のたんこぶ以外の何物でもありません

日本国憲法の「永久に」という言葉が、「改正禁止条項」を意味する言葉であって欲しいというのが私の願望ですが、
同じく、「現在及び将来の国民に与へられる」も、「改正禁止条項」を意味する言葉であって欲しいと思っています。

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この基本的人権について、自民党の主だった政治家たちが、揃ってこのようなことを壇上で言っています。

国民の権利没収改憲ムービー 憲法改正誓いの儀式







































小学校から教え込まれてきたからですよ。
(国民が、人権や平和主義を知らない方が都合が良い)


この後、当時の外務副大臣の城内実氏が、
「日本にとって一番大事なのは何かと言うと、私は皇室であり、国体であると、常々思っております」
と言い、

当時の自民党政務調査会長だった稲田朋美氏が、
「国防軍を創設する、そんな憲法草案を提出をいたしました」
と言い、

元自民党総務会副会長の新藤義孝氏が、
「でも必要なのは、行動すること、実現させることだと思います。みなさん、憲法改正しましょうよ!」
と鼓舞し、
「北方領土、竹島を、主張するだけではなく行動で取り戻し、尖閣を軍事利用しよう!」と煽っています。

右端に座っているのは、日本会議の広告塔、櫻井よしこ氏

極右団体にすっかり汚染されてしまった日本の政界の汚染源を除去するには、汚染されていない市民議員の大量投入が必要ですが、

立候補時に支払わなければならない一人300万円、600万円、という馬鹿げた金額の供託金という壁がある限り、世襲議員や単にもともと金や権力を持つ人間が立候補する状態を、変えることができません。

ここで、日本会議と並ぶ、統一教会勝共連合という組織を知って欲しいと思い、ネット上から引用させてもらいました。

統一教会勝共連合と安部晋三氏の関係を教えてください

1956年に文鮮明氏が、当時国交の無かった日本に幹部を密入国させ、日本支部の基盤を整備したのではないかと言われています。
岸信介が関係をもったのは、ソ連共産党に対抗するために作られた、『国際勝共連合』の設立前後だそうです。

『国際勝共連合』は、文鮮明が、反共産主義・反ソ連を掲げた啓蒙組織です。
当時、日本では、いわゆる米国の『逆コース政策』と言われる政策がとられ始めた時期でもあります。
この『逆コース政策』というのは、
日本を、非武装中立国として世界平和の理想を掲げた(憲法第9条)政策から、ソ連の侵攻からの防波堤として日本を活用するという政策に転換されたことを指します。

その結果、自衛隊の前身である警察予備隊が結成されたりしました。

そうした社会情勢の中、日本にも国際勝共連合が設立されます。
この設立に尽力したのが、岸信介・笹川良一・児玉誉士夫であったとされています。
つまり、「反共産主義・反ソ連」という点で文鮮明ら統一教会と、岸信介ら(そのバックには米国)が一致したわけです。

こうして、「国際勝共連合」通じて、統一教会と自民党岸派(清和会)が結びつき、選挙協力や人材派遣など、日本政界でも一定の影響力を及ぼしています


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安倍内閣をウラで操る『日本会議(国際勝共連合と密接に繋がっている』と『神道政治連盟』。
特に自民党には、これらのカルト団体に所属し、心酔している議員の割合が大きいのです。
人権を踏みにじり、平和を望む心を疎んじ、国民主権を憎んでいる。
そのような言説を、笑顔で、笑いで、拍手で受け取る信者は、その議員の何倍もいるわけです。

昨日、ネット上に登場したこのニュース、

武装難民、射殺にも言及 麻生副総理、北朝鮮有事で
【中日新聞】2017年9月24日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017092301001728.html

麻生太郎副総理兼財務相は23日、宇都宮市で講演し、北朝鮮で有事が発生すれば、日本に武装難民が押し寄せる可能性に言及し、
「警察で対応できるか。自衛隊、防衛出動か。じゃあ射殺か。真剣に考えた方がいい」と問題提起した。

北朝鮮有事について、「今の時代、結構やばくなった時のことを考えておかないと」と指摘。
「難民が船に乗って新潟、山形、青森の方には間違いなく漂着する。不法入国で10万人単位。どこに収容するのか」と強調した。
その上で「対応を考えるのは政治の仕事だ。遠い話ではない」と述べた。


理不尽な暴力によって、全ての生き方を剥奪され、命からがら逃げてきた難民の人たちを受け入れる際に、
受け入れる側としては対応を考えなければならないことだと、麻生氏は言ったつもりなんでしょうか?

そもそも、この北朝鮮有事を、日本国内に引っ張り込んだのは、安倍政権です。
全く意味の無い避難訓練なるものを各自治体に実施させ、多額の税金を使って宣伝をし、テレビなどの媒体を使ってミサイルの恐怖を煽り、
とどめは国連での演説とニューヨークタイムズへの投稿文で、対話は無駄、圧力のみ。アメリカに完全に追従すると意思表示をするという、




多くの諸外国のリーダーたち(もちろん国民も然り)が、呆れ返るような行動を取り続けています。

そしてこの(政権に入り込んだ途端に正体を現した)河野外相も、それに加担し…。



何もかもがその場しのぎの軽口かデタラメ。
前に支援者だけがいたら、リップサービスでなんでもアリなことを言う。
でもそれは、普段からそういう思想や環境にどっぷりつかっているからこそ、口からつるりと出てくるのです。

今回、憲法というものがこれほど蔑ろにされたことはない、とても悲惨な政治を見せつけられてきました。
自分や身内、そして互いに持ちつ持たれつで美味しい汁を吸ってきた仲間を守るためには、国会も開かず、開いても無いことにできるよう企てた自民党と、それを支える公明党と維新。
そこに、希望の党などという党名を掲げた若狭議員と細野議員、そして「衆院選では自民の応援をする」と安倍氏に伝えていた小池氏の新党。
なんとこの党は、『一院制』などという独裁的な形態をスローガンにしています。
この4つの党を倒すべく、野党は共闘で挑むしかありません。

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もう本当に、毎日毎日、鉛玉を無理やり飲み込まされているような気分になります。
ほとほと嫌気がさしました。

歴史上に残るであろうカルト政権を、今回の選挙で徹底的に弱らせたいです。