おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

簡単手づくりでおいしく:かぼちゃのキッシュ、牛肉のアスパラ巻き、カッテージチーズとトマトのサラダ

2009-11-02 14:44:41 | オーブン料理
10月31日(夕食)

食べ友が「ハロウィンだ」と騒いでいたので、
かぼちゃで何かつくることにした。
西洋お盆のこの日にかぼちゃが登場するのは、昔の収穫祭との関係も。
去年は、かぼちゃを丸ごと使って肉詰めしたが、
何日も残って飽きたとあって、今年は少量のかぼちゃを使うことに。

ちょうどおいしい燻製ベーコンがあった。それではキッシュにしてみましょう。
ところでこの表記の「キッシュ」は日本語英語。
英語の発音に近いのは「キーシュ」で、これを知らなかったばかりに、
アメリカで話が通じなくて困ったことがある。
いくら「キッシュ」と繰り返しても、相手は「???」なのだ。
もともとはフランスの田舎料理なので、フランス語では「キッシュ」なんだろうか。
ちなみに語源は、ドイツ語の「クーヘン」ですって。ふむ・・・。

キーシュは、卵とチーズと野菜と肉を使ったパイ料理。
チーズはグリエールなどのスイス系。
生クリームを使い、材料をパイ生地やタルト記事に流し込むのが本格派だが、
私は生地を使わず、チーズも溶けるチーズ、生クリームの代わりに牛乳を使う。
もちろん、チーズはグリエールのほうがおいしいし、
生地を使えばきれいに切り分け得られるけれど、
お金をかけずにいつでも簡単にできるのが、クィックバージョンのいいところ。

私のよく使う野菜は、ほうれん草やブロッコリー。
かぼちゃはちょっと重いけど、かぼちゃの甘さとベーコンの塩分が実によくマッチ。

クィックバージョンだから、つくり方もいたって簡単。
ボールに卵4個、牛乳50ccくらい、溶けるチーズを50~80グラムくらい入れ、
ナツメグと胡椒と、生地を固めるための片栗粉も少々加えて混ぜておく。
そこにチンしたかぼちゃと、熱してカリッとさせた細切りベーコンを加え、
油をちょっと塗った耐熱皿に流し込んで、オーブンで20~30分焼けば出来上がり。
冷蔵庫で数日もつし、冷凍もできるので、つくり置きしておくと重宝だ。

国産和牛の薄切りがセールだったので、アスパラ巻きもつくろう。
肉を広げて中にちょっと塩・コショーし、茹でておいたアスパラをクルクル。
巻いたら、外側にも軽く塩・コショーする。
少々目先を変えるために、ニンニクをカリカリに炒め、
残った油で肉を焼く。コロコロ転がしながら、フタを数分。
焼き色がついたところでお皿に盛って、常備ダレのレムドレをかけ、
カリカリニンニクを乗せれば、もう完成。
これだけなのに、肉巻きって、どうしてこんなにおいしいんだろう。

この日は、今までつくろうと思いつつ、チャンスがないままにきた、
自家製のカッテージチーズもつくってみることに。
カッテージチーズは、牛乳とレモン汁(酢)さえあれば、10分でできる。
それはわかっていたが、私はチーズには向かない低脂肪牛乳の愛用者。
それもあって、ついつい市販を購入していた。
しかし、200グラムで350円、しかも保存剤入りがやはり気になって・・・。
そこで、ふつうの牛乳を買ってきた。

ポイントはふたつ。牛乳とレモン汁(酢でもOK)の比率は10対1。
牛乳を温める温度は40~65度というところだけ覚えておけば、ほとんど失敗はない。

まずは500ccの牛乳を温め(沸騰させない)、そこに50ccのレモン汁を加えると、
モロモロと牛乳が分離してくる。そのままほうっておくこと5~10分。
それを滅菌ガーゼやサラシで濾して絞って、水で数回すすぐ。
これを絞れば「うそ!」というくらい簡単に、おいしいカッテージチーズが完成。
調理用なら、塩をちょっと加えるといい。
画像入りのいいサイトがあるので、詳しいつくり方はそこでどうぞ。

できたばかりのカッテージチーズを、トマトに乗せてサラダにした。
生活のコストダウンと、カロリーのカットオフ。
こんなに簡単でおいしいのを覚えたら、市販品とはオサラバとなりそうだ。


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