名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

韓流競馬&カジノ体験ツアー オマケ(人物編)

2009年10月25日 | 日常
もはや「いまさら感」すら過ぎ去ったが(もう1カ月経ってるよ)韓国旅行のオマケ、人物編である。

その1(出発そしてグルメ編)
その2(競馬編)
その3(カジノ~帰国編)

上記3記事で書ききれなかった、その場所その場所で出会った方々の中から、印象的な人物紹介。まあ「出会った」と言ってもほとんどはこちらが一方的に観察していた、という感じだが。


○頼りになる阿部サダヲ
私とkynthiaさんが宿泊したホテルは一応「日本語通じます」なホテルだったが、チェックイン時に応対してくれた方は「韓英対応」な方だったので、なかなかスムースに行かず。
そもそもT氏の予約→キャンセルがあったため、そのあたりの履歴を見て混乱していた模様。
それを見て横からサポートしてくれたホテルマンが阿部サダヲ風な方。この阿部氏は「韓英日対応」だったようで日本語OKだった。というわけでこの後フロントに用事がある際は率先して阿部サダヲ氏を探す所から始まった。


○東南アジア系と思ったら日本人
ソウル競馬場の外国人席にて。
我々が競馬を見ていた席の横に、我々より後から座った1人の男性。この方が顔の作りがどことなく東南アジア風だったのだが、1レース終わったころに
「あの~日本の方ですか?」
と日本語で聞いてこられた。
「ブラックミナルーシュって何系?」
「T氏にメールで検索依頼しよう」
「この馬は3走前に今日と似た含水率で好走歴がある」
とか日本語でやっていたら、十中八九日本人だとは思うが、(私たちの風貌があまりにもヨーロピアンな感じだった、という事はどう間違ってもないし)一応向こうはそう聞いてこられた。
逆にこちらは日本人の方だと思っていなかったのでちょっと驚いた。
で、この男性私とkynthiaさんがやらかした「現金券(キャッシュバウチャー)を馬券だと思ってました」という失敗をされていて、現金券出しながら
「これって馬券なんですかね?」
と聞いてこられたのだった。
ちなみに買おうとしていた馬券の予想は当たっていて、私と同じく残念なことになっておられた。
ちなみにそれ以後は特に会話もなく、2,3レース後に帰られた。


○在韓米兵
上記東南アジア風日本人の方の後に我々の隣に座ったのはガタイのいい白人のたぶんアメリカ人。私の中では「競馬好きな在韓米兵の休日」と勝手に想定。で、レース見てたら最後の直線で
「カモォーン、ナンバーシックス!カモォーーーン!」
となるほどこれは、アメリカにいた頃はフロリダあたりの競馬場で毎週馬券買ってたんだろうな、と妄想(あくまで妄想)。


○日本人でも韓国人でもないオバちゃん
ソウル競馬場の売店にて、昼食の焼いた骨付き鳥の辛いのを買った売店のおばちゃんが英語で
「Where did you come from?」
と聞くから「I came from JAPAN.」
と答えたら
「ええっ、韓国人じゃないのかい?あたしは韓国人か日本人か見ただけじゃわからないよ」
といったニュアンスの事を英語で言われた(このあたりになると今記述できるほどの英語力がない自分が悲しい)。
というわけでアジア系なんだけど日韓の方ではなかった。
どういういきさつで海外から来てソウル競馬場の売店で鳥売る仕事に就いたのか、興味がないこともないがそれを聞き出す英語力も時間もなかったので聞けなかった。


○ミス・ノーモアベット
カジノ編にちょっと登場した「大小」の台にいた「クールと言うより元々不愛想」な女性ディーラー。日本人の団体観光客が無料クーポンをポンポン置くので「ノーモアベット!」とベルを2回鳴らして(本来は1回)怒っていた。まあ団体観光客にはその怒りすら届いてなかったみたいだが。


○激落込
カジノのドリンクバーにて無料ジュースで元を取ろうと頑張っている時に、ドリンクバー横のソファに座って「ものすごい負のオーラを発しながら頭抱えて座っている男性客」が一人。
ここが週末の夜の繁華街なら
「飲み過ぎで気持ち悪くなってるのかな?」
くらいなものだが場所が場所だけに
「ひょっとしたらシャレにならん位負けてるんじゃないの?」
と心配してしまった。まさマッコリの無料試飲を気持ち悪くなるまで飲んだわけではなかろう。


○カナダ代表
ミニマムが一番高い10万ウォンのブラックジャックの台に座っていた白人さん。なぜ「カナダ代表」かと言えば、途中から赤に白字で「CANADA」と刺繍されたキャップを被っていたから(なのでカナダ代表は自己申告、って帽子被ってるだけだから「申告」もしてないけど)。このカナダ代表が手札に絵札が入っていると
「Good picture(=絵札)!」と叫んで喜びを表現(ブラックジャックでは絵札が入ると大抵「良い手」なのだ、とブラックジャック初心者でもわかる図)。さらにそれでゲームに勝ったら横のプレイヤーとハイタッチで体全体で喜びを表現するあたり、さすがカナダ代表といった様子であった。


○チョイ悪飛猿
上記カナダ代表の横で売っていた、カナダ代表に負けず劣らず体格の良い男性客が「水戸黄門」の飛猿役でお馴染野村将希氏似の日本人男性。この二人が歓喜のハイタッチをする様はなかなかの迫力で
「資金以上にミニマム10万ウォンの台は高いハードルがある」
と感じさせられた。
ただこの2人、ゲームの合間に小さなスプーンでバニラアイスクリームを食べると言うかわいい側面も(笑)。


○ビギナー中小企業社長
私と入れ替わりでブラックジャックの台に座った日本人の中小企業社長風男性。なんで日本人とわかったと言うと、テーブルでチップに交換するキャッシュが日本円だったから。ただこれが相当なビギナーだったらしく、ゲーム開始前にチップをベットせずに横に座っていた別の日本人客の男性に賭けるよう促されてようやくチップを置いていた。そのわりに最初に監禁した10万円くらい換金していたのだから無謀というかギャンブラーというか。
ちなみにこのビギナー氏が入ってからというものやたらと親がツキだして、「6から始まって、細かく刻んで刻んで5枚で21完成」とかを連発。この被害を受けた一人がヴィルさんなのだが。


○ミスターピンク
と言っても内田利雄騎手のことではなく。
私たちがカジノに着いて最初に「大小」の台に着いたときから「大小」で打っていたピンクのポロシャツを着た50絡みの中国系の男性のこと。ピンクのポロシャツが目立っていた事もあって、我々が他のゲームの方へ行ったり、ドリンクで元を取ろうとしていた時も大小の方を見ると必ずそこにいた。そして帰り際、中途半端に残ったチップを大小にベットしに行った時もまだいて、結局我々がカジノにいる間中、大小を打っていた模様。


○お目が高い税関職員
関空に戻ってきて荷物を受け取って、税関で応対してくれた女性の税関職員(マスク@インフル対策してたがたぶん若い)。
「そのスーツケースはご自分のものですか?」
「申告が必要な物の持ち込みはありませんか?」
など一通り形式通りのやりとりがあった後で私のスーツケースを指して
「シールいっぱい貼ってあって、めっちゃカワイイですね。」
とお褒めの言葉を頂いてしまった。税関職員と言えば「スーツケース製造業者、スーツケース販売業者以外でスーツケースを良く見ている職業の方」である。そんな目利き(?)がわざわざ褒めたのだから、自らカスタマイズした者としては喜んでしまった。
ちなみにこのスーツケースを褒めてくれたのはこの税関職員さんと、仁川空港の掃除のオバチャンのみ(おばちゃんの場合はオール韓国語で話しかけられたんで、ようわからんかったが雰囲気からたぶん褒めてたんだと思う)。


というわけで以上がオマケの人物編である。
これをみるとやはりギャンブルにかかわる場所って、元々濃い人が多いのか、命の次に大事なモノをやりとりする事で人間性が出ちゃうのかは分からないが、人間観察の場としては面白いものがある。
私自身周囲から観察されて「面白がられている」んだろうが。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一発逆転ファイナルレースで3... | トップ | 新婚さんにいらっしゃいされ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kynthia)
2009-10-25 23:00:47
・働かない空港清掃員と清掃バイク
・浅田真央ちゃん
・カジノに行く前の坂路の住人


あんま関係ないけど,社長さんの好きなBSフジで日曜21時からやってる「大使館の食卓」という番組が大変面白い(特に社長向け)のでオススメ.
返信する
Unknown (名馬電機社長)
2009-10-26 00:04:11
・kynthia様

あと
・職務中明らかに私用で携帯電話を使用する競馬場職員
とかもありましたね。

>「大使館の食卓」
存在は気付いていましたがまだ見たことなかったので、今度見てみます。
ちなみに私はBSフジが好きなんじゃなくて「世田谷ベース」が好きなだけですから(笑)。
返信する

コメントを投稿

日常」カテゴリの最新記事