名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

天皇賞(秋) 2008

2008年10月31日 | G1(Jpn1)
昨年、一昨年と天秋の全頭チェックでは
「改装後の天秋では芝2000重賞連対実績が必要」
と言ってきたが、徐々にその基準が緩んできたものの
一応昨年も芝2000重賞で連対歴のある馬が上位を占めた。
これまでの天秋における「芝2000重賞最高実績別成績」は以下の通り。

G1で1着【3.0.0.9】
G1で2着【0.2.1.4】
G2で1着【2.1.4.8】
G2で2着【0.1.0.4】
G3で1着【0.1.0.10】
G3で2着【0.0.0.4】
出走経験あるが連対なし【0.0.0.21】
出走経験なし【0.0.0.11】

一昨年にはG3で1着が最高実績のスウィフトカレントが2着、
昨年はG2で2着が最高実績のアグネスアークが2着し、
徐々にそのボーダーが下がってきているので
今年あたりこの傾向も、終焉を迎えそうな気がする。
というのも今年の出走馬の内
ウオッカが「芝2000重賞出走経験あるが連対なし」で
ディープスカイが「芝2000重賞出走経験なし」なのだ。
データを厳格に適用すれば人気の2頭を消せて、こんな美味しい話はないんだが
この2頭をまるまる消した馬券に自信が持てるほど、私は楽観主義者ではない。
そもそも東京コースでマイルと2400でG1を勝っている2頭なんだし。
そこで過去5回「1着は芝2000のG1かG2で1着経験がる」という点は守られているので
今回はそこのみ厳格に適応して、2着以下については比較的緩めに考えてみたい。


◎:1着まである馬 ○:2着までの馬 △:3着までの馬 ×:消し

アサクサキングス(○)
これまで馬券圏内を外したのは阪神、中山の内回りコースと苦手の道悪だったNHKマイルカップだけ。
天気の方は確実ではないが、大きくは崩れそうにないし、
休み明けは過去2回ともに馬券圏内は確保している。
またホワイトマズル産駒は東京芝2000を得意としている(昨年こう言ってシャドウゲイトに◎打ったわけだが)。
ただ芝2000重賞連対実績はなく、2着までの評価。
改修後の天秋でステイヤータイプの苦戦がより顕著になっている点もマイナス。

アドマイヤフジ(△)
母が3000以上のOPで活躍したアドマイヤラピスという点に引っ張られていたため
ステイヤーの印象があったがベストは中距離だったのか。
ただスタミナ寄りな中距離馬のため、2000のここで好走するには
前走毎日王冠のような淀みない平均ペースのレースになる必要がありそう。

アドマイヤモナーク(×)
改修後の天秋でもっとも買ってはいけないタイプのステイヤータイプ。
2000重賞もG3で2着が最高では買いづらい。
枠も外枠得意で内枠引いたのはマイナス。

ウオッカ(○)
前走の毎日王冠は、無理に抑えずに逃げる競馬。
本番前にこれまで重賞ではしたことのない戦術を試すことが
できたという意味においては収穫はあった。
ただやはり後方に構えた時の爆発力はなく、
1ハロン延長かつ相手強化となる今回は、それこそサイレンススズカのような
大逃げでも打たない限り1着を取るのは難しそう。
じゃあこれまで通り後方に控えたらどうなるかと考えると
前走気分よく走っちゃったことで、折り合いが難しくなるかもしれないし
早めにダイワにプレッシャーをかけに行かないとこれまでの轍を踏む結果になりかねず
仕掛けのタイミングがかなり難しい。
上記の通り「2000重賞」は秋華賞3着が最高実績で連対経験は無し。
さらにタニノギムレット産駒は東京コースで2着が多いという傾向からも2着までの評価。

エアシェイディ(×)
左回りのほうがよいタイプだが、G1になるとワンパンチかツーパンチくらい足りない印象。
頑張っても掲示板が精一杯だと思う。
各条件の着度数見てたら買いたくなるんだけど。

エリモハリアー(×)
野芝がぜんぜんだめ、というわけではないがベストは洋芝。
野芝での好走も前哨戦のG2クラスで馬券圏内にギリギリ入るかどうか
といったレヴェルの話で、特にメンバーの厚いG1では厳しい。

オースミグラスワン(×)
G2以上は7回走って全部着外。
わざわざ豪華メンバーのここで買う必要もないんじゃないだろうか。
良い脚で追い込んでくるけど8着くらいというのが一番ありそう。

カンパニー(△)
鞍上ノリ様ということだけで不気味さが漂うのだが
今回もこれといった逃げ馬不在で、鞍上のトリックスターぶりが発揮されるかもしれない。
前走は馬の出来自体も「ひと叩き仕様」だったようなので
昨年同様の3着くらいならアリかもしれん。

キングストレイル(×)
中山巧者。オールカマーは明らかにノリ様マジックによるもので
鞍上が変わり、それほど得意ではない東京に変わり相手強化では
前走同様のパフォーマンスを望むのは酷。

サクラメガワンダー(×)
前走の毎日王冠は苦手の東京コースの割には頑張った方。
それでがんばって4着なんだからG1になったらもうちょっと着順落ちると思う。
左回り自体も【0.1.0.6】と苦手。

タスカータソルテ(◎)
メンバー中芝2000重賞でG2以上の勝ちがある2頭のうちの1頭。
スローのよーいドンよりは平均的なラップが淀みなく続くような流れが理想。
ルメール確保した点は心強い(ノリ教フランス支部長だけど)。

ダイワスカーレット(◎)
過去2回の休み明けはともに1着。
今回は前2回より長い休み明けだが、一時は「毎日王冠に使えるかも」
という報道があったくらいだから、仕上がり途上という事はないだろう。
東京コース、左回りが未経験な点は気になるが、
その程度の障壁はあっさりクリアするくらいのレヴェルの牝馬だと思うので気にしない。
今回も典型的な逃げ馬がおらず、自分のペースで走ることができそう。
他の馬が早めにマクってきてロングスパートのレースにされちゃうのが
不安材料な馬だけに、直線が長い東京というのは他馬が早めに仕掛けづらい分
この馬には有利な材料になりそう。

ディープスカイ(○)
東京コースは【2.2.0.0】と得意コース。
問題は今年の3歳世代が古馬相手に重賞でほとんど好走できていない点と
芝2000重賞の実績がない点。
一連のレースで世代トップの実力がある事はほぼ証明済みなので
世代レヴェルうんぬんの話は通用しないかもしれないが、終わってみれば
「やっぱりこの世代はダメなのね」
となってしまう可能性も十分ある。

トーセンキャプテン(△)
2走前に一応芝2000重賞勝ち実績をつくったし、コーナー2つのコースでの重賞勝ちもある(アーリントンC)。
ひょっとしたら小回り向きタイプの方のジャングルポケットかもしれないが
そのあたりは鞍上のマジックに期待する方向で。
馬券うんぬんよりペリエでジャパンカップを勝った父と、
ペリエでイギリスオークス4着した母の仔にまた再びペリエが乗るという画が面白い。

ドリームジャーニー(×)
小倉記念、朝日CCと連勝。「新コンビ池添と2000で復活」
と見る事もできなくはないが、連勝した2つのコースはいずれも
コーナー4つで直線が比較的短めのコースでマクリを打ったもので
本質的には朝日杯FSと求められる適性に大きな差のないコースでのもの
(器用さと短い直線での瞬発力)。
これがコーナー2つの長い直線で好勝負に持ち込めるかは疑問。

ハイアーゲーム(×)
全5勝中3勝を1800で挙げ、1800だと連対率5割を超える千八馬。
そんな馬が前走千八の毎日王冠で良い所がなかったんだから、
2000に伸びる今回は買えない。
せっかく大久保洋厩舎なんだし、「ローカル千八の爆弾ジョッキー」こと
高橋智を乗せて福島テレビオープンあたりを目指してほしいんだけど。

ポップロック(×)
ステイヤータイプという点でマイナスな上に、
今年に入ってからの成績が悪く、衰えを感じさせるもの。


◎ダイワスカーレット
○ディープスカイ
▲タスカータソルテ
△ウオッカ
注アサクサキングス
×アドマイヤフジ、カンパニー、トーセンキャプテン

馬券は
◎▲→◎○▲△注→◎○▲△注×
の3連単フォーメーション。
スローから3Fの瞬発力勝負になったらダイワ、
もっと早い地点からのロングスパートレースになったらタスカータソルテ、
という両面作戦のイメージ。

しかしダイワスカーレット最大の敵はウオッカ、ディープスカイよりも
長期の休み明けよりも
「チューリップ賞以来で打たれた私の◎」かもしれない(笑)。

名馬電機POG08-09(10/25.26)

2008年10月30日 | POG
10月25日 東 9 いちょう 芝1600 ダノンカモン 牡2 福永祐一 経理 1着 1600P
10月25日 京 1 未勝利・牝* ダ1400 タガノタンドゥール 牝2 小牧太  アルバイト 11着 0P
10月25日 京 3 未勝利* 芝2000 ダンツクリスエス 牡2 武幸四郎 kc 7着 0P
10月25日 京10 古都SH1600 芝2200 ニュービギニング 牡4 藤岡佑介 ビッグイヤー 9着 0P

10月26日 福 2 未勝利* 芝1200 $コスモパイレット 牡2 三浦皇成 kc 1着 500P
10月26日 福 7 500万下 芝1200 アルティマトゥーレ 牝4 三浦皇成 バース 2着 290P
10月26日 東 8 500万下 芝1800 サイレントフォース 牡3 柴田善臣 経理 4着 110P
10月26日 京 5 新馬 芝1800 ブエナビスタ 牝2 安藤勝己 バース 3着 180P
10月26日 京 5 新馬 芝1800 アンライバルド 牡2 岩田康誠 経理 1着 700P
10月26日 京 6 500万下 ダ1800 ウォータクティクス 牡3 武豊 事務 1着 740P

今週は菊花賞の出走はなし。
注目は日曜のメイクデビュー、フサイチコンコルド弟のアンライバルドと
アドマイヤジャパンetc.の妹ブエナビスタが対決。


【追記】
10月30日 門別10 北海道2歳 ダ1800 マサノウイズキッド 牡2 宮崎 6着 0P

先週はかなりの馬がポイントゲット。
にわかにオーナーランキングも混戦の様相を帯びてきましたよ。


先週終了時点でのポイントはこちら

北海道2歳優駿2008

2008年10月29日 | 地方競馬
昨年は馬インフルエンザのせいで地方馬の中央参戦が極端に少なく
地方馬がここで馬券になる条件である「地方着外なしor中央出走経験有り」を
満たさない「中央出走経験がなく地方着外経験馬」のディラクエが優勝。
昨年の予想段階でも、馬インフルによる例外年と位置付けていたので
今年は再び厳格に基準を守るか、それとも昨年崩れたから、と気にしないようにするか。
なかなか迷うところではあるが、本命にしたい馬がそういう「基準スレスレ」
な馬ではなかったので、あまり深く考えず、この件は保留することに(笑)。

◎ワンダフルクエスト
○モエレエキスパート
▲フリソ
△マサノウイズキッド
注メトロノース
×ナサニエル、ウルトラシー

ワンダフルクエストはここまで5戦無敗。
2走前のBGJCでは後にエーデルワイス賞を圧勝するアンペアを問題とせず快勝。
ハイレヴェルと言われる今年の北海道2歳勢の中でも最上位の馬。
問題はコロナドズクエスト産駒で1800の距離に対応できるかどうか、という点。
ただ実力的に3着までは来そうな気がするので本命。

モエレエキスパートは札幌2歳Sで距離は経験済み。
「高額賞金の山竜」でもあり有力。

中央勢からはフリソ。中央馬は
「中央のダートで無敗(ダート未出走、交流で負けはOK)。」
というのがここで馬券になる馬の条件。
この条件をクリアしたのはこの馬とメトロノースの2頭だが
こちらの方が1800の距離を経験済みなのと、血統的にも
ゴールドアリュール×モガミで距離問題なさそう(メトロはアドマイヤコジーン×アフリート)。

馬券は
3連単フォーメーション
11>2.4.7.9>2.4.5.7.8.9
2.4.9>11>2.4.5.7.8.9
2.4.9>2.4.7.9>11

6時半に起きてBCを観ていた人の日曜予想

2008年10月26日 | 中央競馬予想
わざわざカリフォルニアのオフィシャルサイトでアカウント取って
ブリーダーズカップのライヴ中継を観戦。
ちょうどスプリントが終わったくらいから
ターフ→クラシックと観戦したが、肝心のカジノドライヴは惨敗。
ま、個人的にはフランキーのBCクラシック勝ちをライヴで観られたので良かったけど。
やはりオールウェザーでは芝馬連れて行った方が良さそうね、というのが感想。

・日曜予想

福島2R ◎スガノバクシンオー
初夏の福島でデビューして2,3着の後、ここは休み明け。
ということは、名前から想像つく通り休み明けのサクラバクシンオー。
鞍上石橋脩は過去5年の福島芝1200では勝利数第3位で率、回収値とも平均以上。
「2,3着病」のコスモパイレットに皇成が乗って単勝オッズを
吸収してくれているおかげでこちらの単が美味しい事になっている。
馬券的には◎の単とコスモとの1,2着固定3連単。

福島10R ◎アミュレット
ローカル芝千八の高橋智。にしても6番人気は人気し過ぎだろう。
まあ6月に定量戦で2着しているコースで、今回はハンデ戦の51キロとなれば
買いが入るのも仕方がない所か。ここから馬連&3連複で。

福島11R ◎サープラスシンガー
過去5年の福島民友Cは
7歳以上【0.0.1.20】、斤量55.5kg以上【0.1.0.44】
というデータがあるので、これらの条件に当てはまる馬を
バッサリ切ったら6頭しか残らなかった。
その中から本命に選んだのは昨年のこのレースの勝ち馬。
昨年も叩き3走目での勝利でローテーションも良い。
1番人気アポロノサトリとでも10倍付くので馬連で。

京都1R ◎エリモフリーダム
トワイニングの芝→ダート替わり。
全姉のリトルマーメードがダ1000ベストな馬だったので距離短縮もプラス。
馬連で。

京都8R ◎ノアウイニング
前走重賞出走馬が過去5年で【0.2.2.0】なかえで賞。
唯一の前走重賞出走馬のこの馬と、好相性の「ききょうS掲示板に乗った馬」3頭とのBOX。

京都9R ◎タイセイファイター
降級2戦目で叩き2走目。全開の休み明けも15着→1着と
叩き2走目でガラリ一変を見せた同馬。
マンハッタンカフェ産駒は京都芝2000で高い率、回収値を残しているし
鞍上小牧もこのコースと好相性。

京都11R 菊花賞
◎メイショウクオリア ○ホワイトピルグリム ▲ベンチャーナイン
見解は全頭チェックと変わらず。
ただ思った以上にオッズが付いていないのは、
やっぱり先週の結果からみんながみんな「超ド級の穴狙い」に走っちゃっているからなのか。

東京は土曜の重賞も良く分からなかったので買わなかったんだが
今日は平場のレースも良く分からなかったので全レース見送りです。


菊花賞2008

2008年10月24日 | G1(Jpn1)
今年は1頭もG1馬が出走しない菊花賞。
今年と同じようにG1馬(2歳G1も)が出走しなかった年は過去20年で3例ある。

2004年
1着デルタブルース 2着ホオキパウェーブ 3着オペラシチー
1997年
1着マチカネフクキタル 2着ダイワオーシュウ 3着メジロブライト
1990年
1着メジロマックイーン 2着ホワイトストーン 3着メジロライアン

予想と関係のない所では「メジロライアンとメジロブライトは親子揃って
同じような状況で同じ着順拾ってたのね。」
などとなかなか興味深い結果なのではあるが、馬券に関係ある点で言うと
・1着はみな春のクラシックに無縁(マチカネはダービーだけ出走して7着)。
・2着はセントライト記念の連対馬。

やはり春にG1を勝ったことがない馬同士の戦いとなった年は
上がり馬タイプ(春に間に合わなかったタイプ)が良いのと
関東馬が意外と頑張る余地がある=セントライト記念好走馬が頑張れるということなんじゃなかろうか。

そんなあたりの傾向を踏まえつつ
◎:1着まである馬 ○:2着までの馬 △:3着までの馬 ×:消し

アグネススターチ(○)
逃げ宣言で2枠3番は絶好の枠順を引いた。
単騎で大逃げかませば今年のメンツならマイネルデスポットの再現があっても良い。

オウケンブルースリ(×)
神戸新聞杯で先着されたダービー1,3着馬が回避して
「下手したら1番人気になっちゃうんじゃないの?」という勢いの同馬。
夏の上がり馬でその派手な競馬振りから買いたくなっちゃうのもわからなくはないが
これまでのレースを見る限り、右回りだと左回りよりパフォーマンスが落ちる。
父ゼダーン系は施行時期移行後【0.0.0.10】。
(一応母母母父にリボーが入って入るんだけどちと遠いか)。

シゲルフセルト(×)
3連勝でしかも1600万まで勝っちゃってるのは立派。
血統面では父ステイゴールド、母母父ノーアテンション(スーパークリークの父)
という点は良いんだが間の母父サクラバクシンオーが激しくマイナスな印象。
またローテーション的にも今年の3月以降6月を除いて毎月2回ずつ使われており
そろそろ疲労蓄積が心配(ここが今年14走目)。

スマイルジャック(△)
メンバー中唯一Jpn1で連対経験がある馬。
春も安定感がウリだったし、菊花賞と相性の良いきさらぎ賞での2着もある
(勝ち馬がいないので最先着馬)。
ただ折り合い難がある点や、施工時期移行後の菊花賞での
ロベルトの相性の悪さなどを考えると人気とのバランスでヒモ止まり評価。

スマートギア(○)
マーベラスサンデー×ネヴァーベンド系という配合はネヴァブションと同じだが
あちらよりも切れるしスピードもありそう。たぶんネヴァーベンド以下の
母系がネヴァブションに比べて軽いのが大きいんだろう。
ただこれまでのレース振りや、近親がワンモアチャッターなど中距離色が濃すぎる嫌いがある。
ソコソコ穴人気しそうで、罠っぽい雰囲気もある。

ダイシンプラン(×)
父タイキシャトル、母父Dehereでは「菊花賞っぽさ」はゼロどころかマイナスくらいの勢いで向いてない。
ドスローの団子になって内枠でじっと脚を温存して4角で内をすくう競馬をして
ようやく掲示板に乗れるかどうかだと思うので、外枠引いた時点でアウト。

ダイワワイルドボア(○)
上記の通りG1(Jpn1)勝ち馬が、一頭も出走していない菊花賞は
2着にセントライト記念連対馬が入っているので「最有力2着候補」か。
1997年2着のダイワオーシュウと同じダイワの馬でもある。
父アグネスタキオン、母父Nureyevという血統は「菊花賞っぽさ」は薄いが
母母父がリボー系なので「母系にリボーが入っている馬の初G1挑戦」が
三度の飯より大好きな私としては買いな血統。
ただ大外枠引いちゃったのは大きな減点材料。

ドットコム(×)
中山芝2000で【2.0.1.1】と同父のマイネルチャールズのプチ・ヴァージョンか。
「叩き3走目のロベルト」くらいしか買い材料が思いつかんので消し。

ナムラクレセント(×)
これまでの通算成績が【3.0.0.4】。そして小倉芝で【3.0.0.0】という小倉巧者。
とりあえず当面は来年2月の小倉大賞典を目標にして
そこを突破すれば「第2のメイショウカイドウ」を目指すという方向でひとつ。
父ヤマニンセラフィムもSS×ヤマニンパラダイスで2000以下ベストの印象。

ノットアローン(○)
血統、実績からは「菊花賞っぽさ」ゼロなんだけど
唯一にして最大の買い材料は「長距離のノリ様」。
それだけでこの評価。

フローテーション(○)
母父リアルシャダイの距離延長、OP特別勝ちのある京都外回り替わり。
と、一応ここで変わり身を見せうるだけの下地はある。
ただ「千八ベスト」の印象は拭えないので中心視はできない。

ベンチャーナイン(◎)
走っても常に人気薄な同馬。競馬振りも常に後方から行って後は何頭交わせるかというもの。
前走神戸新聞杯は差し差しの流れではあったとはいえ4着。
しかも直線で一度進路が狭くなった後、再度伸びてのものだから評価できる。
血統は「京都3000、どーんと来い」というほどのスタミナ血統ではないが
競馬振りは02年菊花賞2着のファストタテヤマっぽい。

ホワイトピルグリム(◎)
これまで直線が平坦なコースで掲示板を外したのは
先行した梅花賞のみで、平坦コースで差す競馬をすれば堅実に走っている。
京都新聞杯では前残りの流れを道中ほぼ最後方から追い込んできて
差し追い込み馬では唯一掲示板確保の4着しているし
2走前の高千穂特別ではここでも穴人気しそうなスマートギアを破っている。
(ちなみにそこでの4着はセントライト記念で落馬のあおりを受けながら5着のナリタダイコク)
今回その高千穂特別で騎乗して勝った川田に手が戻るのはプラス。
血統的には父クロフネからは「菊花賞っぽさ」を感じないが
母父はバリバリのヨーロピアン、エリシオだから相殺できる。
また牝系を辿るとダイナカール(エアグルーヴの母)に行き着く牝系で
この牝系にクロフネという配合はフラムドパシオン、ポルトフィーノ、エノク
等が出ており非常に相性が良い。

マイネルチャールズ(△)
上記データからも「2着候補」ではあるのだが
いかんせん中山と中山以外とでは信頼度に差がある。
タイプ的、血統的にも菊花賞は微妙に距離が長い気もする。
ただ前目で勝負すると思うので
「積極的な競馬をしたらバテたけど、後ろもバテて伸びてこなかったので
2,3着に残っちゃいました。」
というオチ(オチなのか?)はありそう。

ミッキーチアフル(△)
単騎でハナ切って競馬すれば勝ち負けまであったかもしれないが
逃げ宣言のアグネススターチの方が内枠引いたので2,3番手からの競馬になりそう。
それだと3コーナー下りで一気に先頭くらいのイチかバチかの積極的な仕掛け
をしないと連は厳しいだろうから、ここは3着候補までで。

メイショウクオリア(◎)
ダービー、神戸新聞杯は負け過ぎな気もするが、
その前は京都外回り2400→2200で500万→G2を連勝しているように京都コースに替わるのはプラス。
母父Rahyを気にする向きもあるが、Rahy産駒の中にもファンタスティックライトとか
いるわけだし(例外的な存在ではあるが)、元をたどればブラッシンググルームの系統なわけで
そこはポジティヴに(都合よく、とも言う)解釈しておきたい。
厩舎コメント見ても「賞金持ってるんだし、神戸新聞杯はただの叩き台ですよ」
感が漂っており、一発の可能性十分。
タキオン、クロフネ、ジャンポケと花の98年生まれ組の同期種牡馬がG1勝っており
そろそろその中でG1最多勝のマンハッタンカフェもG1タイトルが欲しいんじゃない?
ってマンハッタンカフェに聞いてもわからんのだけど。

ヤマニンキングリー(×)
いくら父のアグネスデジタルが「距離適性が謎の馬」だったとはいえ
さすがに3000以上のレースはちょっと適性外だろう。
これで母父がリアルシャダイとかだったらアリと思うかも知れんが。

ロードアリエス(△)
前走は差し追い込み馬が掲示板を占めるレース。
そんな中、先行して唯一掲示板に残ったのがこの馬。
父シンボリクリスエス自身は距離延長がそうマイナスになるとは思わないが
ロベルトの相性の悪さと、母父Unbridledというのはちょっと引っ掛かる。
京都新聞杯2着で、その時の勝ち馬であるメイショウを高評価しておる以上
一応ヒモには押さえておかんといかん。


◎メイショウクオリア
○ホワイトピルグリム
▲ベンチャーナイン
△ダイワワイルドボア
注ノットアローン
×全頭チェックで△評価の馬たち

先週の結果を受けて競馬ファン全体的に大振りになりそうなのは配当的に厄介だが
さすがにここまで大振りしている人間は稀だろうからそういうオッズの弊害は無いと見る。
扱いに難儀なロベルト系は全部「来ても3着まで」で決め打ち。

名馬電機POG08-09(10/18.19)

2008年10月23日 | POG
10月18日 京 2 未勝利* 芝1600 *リラックススマイル 牝2 小牧太  社長 12着 0P

10月19日 東 9 サフラン500* 芝1400 バイラオーラ 牝2 千葉直人 事務 3着 250P
10月19日 京 3 新馬 ダ1800 アドマイヤコブラ 牡2 安藤勝己 事務 1着 700P
10月19日 京 9 堀川特別1000 芝1800 ヴェルザンディ 牝3 武豊   事務 12着 0P
10月19日 京 9 堀川特別1000 芝1800 ローザブランカ 牝3 小牧太  社長 6着 0P
10月19日 京10 清水SH1600 芝1600 ポルトフィーノ 牝3 武豊   kc 1着 1830P
10月19日 京11 秋華賞G1 芝2000 トールポピー 牝3 池添謙一 バース 10着 0P
10月19日 京11 秋華賞G1 芝2000 オディール 牝3 安藤勝己 kynthia 9着 0P


今週は秋華賞。トールポピーとオディールが直接対決です。
アンダーカードでもローザブランカv.s.ヴェルザンディもあり。
そして注目はアドマイヤムーンの下アドマイヤコブラがメイクデビュー。

【追記】
秋華賞の2頭は仲良く撃沈したものの
そこを除外されたポルトフィーノは休み明けを快勝。
無事ならOPでも十分やれる馬ですし、古馬部門最有力候補!?
また2歳戦線ではアドマイヤコブラが人気に違わぬ楽勝。

先週終了時点でのポイントはこちら

髪切ってきた人の日曜予想

2008年10月18日 | 中央競馬予想
再来週結婚式に出席予定だが、来週末も予定が入っているので
タイミング的にはちょっと早いが髪を切ってきてサッパリ。
ついでに土曜の競馬の結果も違う意味でサッパリ。

・日曜予想

東京4R ◎ワンツーリターン
兄弟はそれなりの数いるんだが、デビューにこぎつけた兄姉は2頭。
その2頭ともがデビュー戦を勝っている。
ちなみにその兄の一頭はニューイングランド。

東京6R 複イチオシニオシ
500万に出走する未勝利馬だがバブルガムフェローの芝→ダート替わり。
さすがに複勝だけ。

東京9R ◎バイラオーラ ○ダイワバーガンディ
サフラン賞は過去5年、
「前走重賞で人気か着順のいずれかが1ケタだった馬は連対率100%」
なので人気だが上記2頭からの3連複で。

東京11R 府中牝馬S
◎ヤマニンメルベイユ ○カワカミプリンセス ▲ベッラレイア
府中牝馬Sは過去5年、前走重賞で逃げて連対した馬は3頭いて【1.2.0.0】。
この条件に今年当てはまるのは前走クイーンS逃げきりのヤマニンメルベイユ。
短い直線が得意なタイプではあるが、一応東京コースで2着はあるし
今年の春もヴィクトリアマイルで4着しているようにまるっきりダメというわけではなさそう。
過去2回の挑戦はともに大敗しているが、晩成型のメジロマックイーンの血のなせる業か
今年に入って重賞2勝と、明らかに過去2年より今年の方が充実度は上。
前売り人気を見ても舐められた感がありマークは薄いはず。
長休明けのアサヒライジングがハナを主張したら2番手でもOK。
カワカミプリンセスは実力は1番。
金鯱賞を見る限り力の衰えはなく、目標は次だろうがここも十分勝負に。
このコースも3歳春にスイートピーS勝ちの実績があり、「同一コースで好走繰り返すキングヘイロー」
の観点からもプラス。
ベッラレイアはここ3走は展開、長休明け、馬場と敗因ははっきり。
今回も休み明けだが故障などアクシデントがあったわけではないし
2走前のような長期の休養明けというわけでもないので、懸念材料は無いに等しい。
ちなみに過去5年、前走マイルを走っていた馬は【0.1.0.13】と
不振なので前走マイル組は評価を落とした。
また過去5年で馬券になっている馬はすべて前走重賞を使っており
OP特別以下のクラスを使ってきた馬も評価を落としている。

京都1R ◎カンファーピュア
芝→ダート替わりのコロナドズクエスト。

京都5R ◎ティアップゴールド
兄姉5頭中3頭がデビュー戦で馬券になっている。

京都9R ◎マルティンスターク
昇級になるがシンボリクリスエス×トニービンという配合は
むしろクラス上がった方が良さそうだし、牝馬限定戦ならそう力差はないと見る。

京都11R 秋華賞
秋華賞2008に書いた通りで特に変更は無し。
トールポピーから買っても組み合わせ次第で十分おいしいオッズが付く。


写真は豚バラ肉のトマトソース煮。
簡単でハズレない鉄板メニュー。

秋華賞2008

2008年10月18日 | G1(Jpn1)
正直これが条件戦だったら多分買わないであろうというくらいに予想が難しいレース。
まあそれでもJpn1だし買っちゃうんだけど。

施行時期が2週目に前倒しになった2000年以降の8回の結果から導き出した傾向は

1.基本前走3着以内になっていることが条件。
2.前走4着以下から巻き返した馬は4頭で、全馬マイル重賞で連対歴があった
 (スティルインラブ、ヤマカツスズラン、ウイングレット、ウオッカ)。
3.前走条件戦組は上がり3F1位で1着が条件。
4.前走OP特別組は上がり3F1位で連対が条件。
5.母父ミスプロ系(広義)は【0.0.0.15】。

巻き返した馬については、時期移行前まで遡っても例外はナリタルナパーク1頭。
前走条件戦から来たのは時期以降後のニシノナースコール、ティコティコタック
と時期移行前のエリモシックだがいずれも上記条件をクリアしている。
ちなみに時期移行前に前走OP特別から連対した馬はいない。
これらを踏まえつつ全頭チェック。

◎:1着まである馬 ○:2着までの馬 △:3着までの馬 ×:消し

アロマキャンドル(×)
OP特別2勝がコーナー2つの東京の1600,1800だから、コース形態的に
コーナー4つの京都2000が合わなさそう。
実際デピ系は京都芝2000の成績は良くない。
また関西遠征で大きく人気を裏切った前科もあるし、
傾向2をクリアしていない前走大敗。
買いたくなる材料は鞍上が三浦君、ということ位だが、それが理由で人気しそうで
馬券的な妙味もなく消し。

エアパスカル(△)
最初は展開が楽だから、と思って本命にしようと思っていたが
良く見ているとブライティアパレスが逃げたいだろうし
カレイジャスミンもブラックエンブレムも前で勝負しちゃう可能性もある。
切れ味で劣るユキチャンだって早めに来るかもしれない。
一応春にチューリップ賞を勝っているので前走大敗でもOK。

エフティマイア(○)
有力馬の中では一番自在性があるタイプ。
ただその分器用貧乏と言うか、勝ちきるまでのイメージはない。
春G1で連続2着した実力は認めないわけにはいかず買うけど、頭までは…という感じ。

オディール(△)
前走馬券圏外で、マイル重賞での連対はない。
施行時期移行前の第1回でファビラスラフインはマイル重賞連対はなかったが
千四のニュージーランドT勝ちがあったので、前走馬券圏外からの巻き返し条件を
「マイル以下重賞の連対実績」とすれば
千四のファンタジーS勝ちの実績があるこの馬は、一応買いたい。
母父ネヴァーベンドは秋華賞と好相性。

カレイジャスミン (×)
連対は全て左回りのサウスポー疑惑(右回りは福島未勝利の3着が最高)。
脚質的に前目につけられるのは良いんだが傾向2を満たしていない前走大敗で消し。

ソーマジック(×)
傾向2を満たしていない前走大敗。
父シンボリクリスエスと言う点も休み明け走らない感じ。
11月にもう一回走ってターコイズSで買うか、
軽ハンデの中山金杯あたりが狙い所?

トールポピー(◎)
実は、最初この馬は消し予定だった。
ただ上記のような過去傾向を見たりして
「ああ、この馬は本命にはできないな、ただこっちも軸で買うタイプじゃないしなぁ」
と印を上げたり下げたりしているうちに、いつの間にやらこの馬を高評価する結果に。
なので最初から人気のこの馬を高評価したというより、一周しちゃってこの評価、という感じ。
前走は窮屈な内枠の競馬なうえ、雨が降った後で馬場が緩いコースを通らされての結果。
阪神JF勝っているから前走馬券圏外から巻き返し可能な条件を備えているし
ジャングルポケット産駒は京都芝2000で【4.1.1.5】で単複回収値は122-99と好相性。
またこの馬を消す材料として「フサイチホウオーの下」という理由を挙げられる
ケースもあるが、この馬はフサイチホウオーがなしえなかったJpn1勝ちを
すでに2度も達成しちゃっている時点で「この馬は兄とは違う」
という評価を下す方が合理的なんじゃないかと思うわけですよ。
このあたりブラックシェルをいつまでも「シェルズレイの下」という
イメージで接し続け無い方がいいんじゃないの?と考えたのと同じような見方。

ピサノジュバン (×)
スペシャルウィーク×ブライアンズタイムという血統は秋華賞っぽいが
あまりにも実績がダートに偏りすぎていて芝適性に疑問。
これで初芝なんだったら買っていたかもしれないがデビューから4戦芝で
一度も馬券に絡んでいないとなると見送り。

ブライティアパルス (×)
1000万勝ちということで穴人気しそうだが、上述しているように
前走条件戦から馬券になるのは上がり3F1位で1着が条件。
逃げ馬タイプの上がり馬は馬券になっておらず、消し。

ブラックエンブレム(×)
春にかなり重い印を打っていたものとしては、ここで消しと言うのは気になるものの
母父ミスプロ系だし、マイル重賞連対実績のない前走大敗ということなので消し。

プロヴィナージュ(×)
この馬が出走してきたことで人気の一角を占めそうだったポルトフィーノが除外。
そのプロフィールはなんとなく
「2001年天皇賞秋におけるアグネスデジタル」っぽさを感じさせるが
(その時天皇賞秋を除外されたクロフネがポルトフィーノの父と言うのがまた因縁めいていて)
さすがにこの馬はアグネスデジタルにはならんだろう。

マイネレーツェル(◎)
桜花賞が0.3秒差、オークスが直線不利食らいながらも上がりはメンバー中3位
の脚を使って0.6秒差とイメージほどは負けていない。
今回も前回をフロック視されてあまり人気はしないんだろうが
馬体維持さえできていればここで来てもおかしくないと思うんだけど。
ステイゴールド産駒自体はこのコース比較的相性は良い(複勝回収値だけが平均以下で勝率、連対率、複勝率、単勝回収値は平均以上)。

ムードインディゴ(◎)
この馬もトライアル2着の割に人気しなさそう。
ローズSで馬券圏内のダンスインザダーク産駒というのは
昨年2着のレインダスと同じシチュエーションだし
少なくともオークス寄りは向く舞台だと思うので
多少過小評価されているような気がしないでもない。

メイショウベルーガ (×)
外から追い込んでくる馬に絶好の馬場状態と展開だった前走で
外から追い込んで5着まで、というのはそれまでの力だったということか。
それから枠順は内枠に入ったときに好走しており、この枠はマイナス。

ユキチャン(×)
芝のミモザ賞勝ちはあるとはいえ、関東オークスの圧勝ぶりを見ていると
ベストの舞台はダートであろう。
前走大敗しているし買い材料なし。

リトルアマポーラ(△)
春2戦はともに人気を裏切る格好になったが、
さすがに今回は忘れちゃっている人もいて人気もしてソコソコだろう。
そういう気楽な立場ならコーシローもこの馬も実力を発揮できそう。
クイーンC勝ちがあるので前走馬券圏外も問題ない。

レジネッタ(◎)
桜花賞勝って、オークスも3着。安定感はあるし特に消す材料はない。
あえて言うならデピ系が京都芝2000であまり成績がよろしくないんだが
今回は全出走馬の3分の1にあたる6頭がデピ系であり「数の論理」
で相性の悪さは押し切ってしまいそうな雰囲気が漂っており、
そうなったときにはやっぱりこの馬が押し切る役目を担うんではないか。

レッドアゲート(×)
一時は本命にすることすら考えたんだが、母父ミスプロで消しに。
「上がり3F1位でなかった前走OP特別組」という点も引っかかる。


◎トールポピー
○レジネッタ
▲マイネレーツェル
△ムードインディゴ
注エフティマイヤ
×リトルアマポーラ、エアパスカル、オディール

オークス馬と桜花賞馬とローズSのワンツーが上位を占める平凡な印。
ただ牝馬路線は春勢力、極端なこと言えば阪神JFくらいの勢力図が
そのまま続く傾向が強いんだし、人気でもこれらが
上位に来るような結果になりそうな気がする。

名馬電機POG08-09(10/11.12)

2008年10月16日 | POG
[2008年10月11日]
京 3 新馬・牝 芝1600 メイショウアツヒメ 牝2 福永祐一 firstroad 2着 280P

[2008年10月12日]
東 1 未勝利* ダ1400 $アポロノオウジ   牡2 吉田隼人 kc 12着 0P
京 4 新馬 ダ1200 ラブアンドピース  牝2 浜中俊  kc 8着 0P
京11 京都大賞G2 芝2400 アルナスライン   牡4 和田竜二 社長 5着 650P

今週はfirstroadさん、kcさんの所有馬がメイクデビュー。
そして社長の生命線であるアルナスラインが命運をかけて出走。

【追記】
[2008年10月16日]
旭川 11 エーデルワイス賞Jpn3 ダ1600 ヤマイチチャチャ 牝2 佐々国 kynthia 8着 0P

アルナスラインは出遅れ+アンカツブロックで5着。
ヤマイチチャチャが本日出走したため追記いたしました。


先週終了時点でのポイントはこちら

エーデルワイス賞2008

2008年10月16日 | 地方競馬
・南部杯

ワイルドワンダーとブルーコンコルドが1,2着だと
どうしようもないくらい安かったので、結局メイショウバトラーも
押さえの意味で2着欄に記入していたのでガミったものの一応3連単的中。

ただこの日はオッズパークのプレゼントキャンペーンが
「当日岩手競馬で払い戻し5000円以上につき抽選権一口」だったので
「とても南部杯だけでは5000円に足りそうにない」
と思って6Rくらいから参戦。
菅原勲とか中央からの転入初戦を中心に狙っていたら
7Rで首尾よく3連単的中。南部杯の3連単と合わせて二口の抽選権Get。
当たりますよーに。

で、盛岡終わった後はちょっと間をおいて
夕飯の材料の買い物なんかに出かけたりして、帰ってきたらちょうどばんえいが
後半戦に突入したところだったので、参戦。
最初の8Rは外したものの9Rで安い馬連、2歳戦の10Rをスキップしての
メインと最終の両方で馬連、馬単ダブル的中。
特に最終は人気薄が来てくれたおかげで馬単はあわやホームランという払い戻し。
結局土日の中央の負け分番さっ引いてもちょっとお釣りが来るくらいの勝ち。


・エーデルワイス賞

本年で最後の開催となる旭川競馬は、このエーデルワイス賞が最後のレース。
最後のレースくらいはしっかりと当てて、自分の中での旭川を良い思い出で締めくくりたい。

そういう思いとは裏腹に、予想するとなるとかなり難解な一戦。
というのもコロコロと施行条件が変わっているし、そもそも2歳牝馬のダート重賞。
キャリア面で地方の馬が優勢に立つケースも多く、他の交流重賞とは勝手がかなり違う。

◎アンペア
○モエレオンリーワン
▲モエレグリフィス
△キミニムチュウ
注リロ
×ハニービー、モエレピンクレディ

アンペアはこれまで6戦して4着以下は芝のラベンダー賞のみ。
ダートでの内容も北海道2歳牡馬トップのワンダフルクエスト(5戦5勝)の2着など
内容はあるし、前走で控える競馬をしてそれなりに格好をつけられたのもよい。
人気でも軸としての安定感はある。

モエレオンリーワンはエーデルワイス賞の最重要プレップレース・フローラルCで
アンペアに先着。
ただここまで3戦逃げる競馬しかしておらず、レースの格が上がって展開が厳しくなり
さらに前走から100mの距離延長となったときアンペアの方に分がありそうなので対抗まで。

モエレグリフィスは勝ちあがるのに6戦、1500に距離延長の2走前を勝ち
1600の前走では牡馬相手に重賞で3着と言うあたり、母父のメジロティターンが出ている感じ。
好感が持てるのは差して競馬ができているところで、距離延長&流れがタイトに
なればなるほどこの馬にはプラスに働くだろう。

JRAではキミニムチュウ。「道営勢が勝って綺麗なフィナーレ」
を空気読まずに岩田がブチ壊すというのは、いかにもありそうで不気味。
ただいくら父シンボリクリスエスのダート替わりとは言え
地方交流で初ダートと言うのはマイナス材料。

リロはデビュー以来常に1500か1600を使われてきており、早くから陣営が
この距離に適性を見出していたとことの表れか。
ただここ2走、アンペアには先着を許しているし、
着順こそアンペアの一つ後ろだがタイム差は1.4秒、0.9秒と
かなり離されての負けであり、アンペアの逆転は難しいかも知れない。

馬券は
3連単フォーメーション
 3>2.5.6.7>2.4.5.6.7.9
 2.5.6.7>3>2.4.5.6.7.9
 2.5.6.7>2.5.6.7>3
で。