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結婚式が出来る有名建築&レストラン 横浜『Alte Liebe アルテリーベ』ユーゲントシュティールと音楽と美味

2014-01-15 21:52:17 | 結婚式が出来るレストラン



結婚式が出来る有名建築&レストラン 横浜『Alte Liebe アルテリーベ』ユーゲントシュティールと音楽と美味
http://blog.goo.ne.jp/mayandjune/e/2b0e8bd5874b1379899600f2709ec9ed



好評の結婚式が出来る有名建築&レストランシリーズ、今回は横浜にやってきました。

今回ご紹介するのは、日本大通りにある歴史的建築にあるレストラン『Alte Liebe アルテリーベ』です。
http://www.alteliebe.co.jp/yokohama/







筆者は、現在、ハプスブルグ家の遺産や、ウィーンの芸術様式『ユーゲントシュティール』、ウィーンのカフェ文化などについて、とても興味を抱いておりまして、そういう意味で、このウィーン式のレストラン『Alte Liebe アルテリーベ』は、大いなる興味を抱いてやって来ました。


入り口も本物感が漂います。





当ブログは、ウエディング関連の下見とはいえ、リーズナブルなランチを食しながらご紹介してきました(それで本当に本番の時の味が分かるのか?という意見もあると思いますが、センスのあるシェフやパティシエであるならば、リーズナブルなランチであっても、美味しさというのは出るのだと思っています。)が、今回、1500円程度のランチを食べるべくやってきたのですが、取材当日が12月30日ということで、通常のワンプレートランチがなく、3990円からのコースのみとなりますとのこと。



ちょっと迷いましたが、せっかくここまで来たことですし、年末ということで、『冬支度コース 3990円』をオーダーしました ^ ^

筆者は、ランチがもっと混雑していて、ワイワイガヤガヤ的なカフェを想像していましたが、12月30日のコースのみということもあり、店内は、広く、ゆったりとしており、お客さんは少なく、冬の緩やかな日差しが店内に差し込んでおり、とても優雅な気分になります。






店内は、まさにウィーンのカフェそのもです。


ブログを読みますと

アルテリーベのシャンデリアは、ウィーンのロブマイヤーツァーンというところでオリジナル製作されたものです。


アルテリーベの柱に描かれた黄金の月桂樹は、ヨゼフ マリア オルブリッヒが制作したウィーンの分離派美術館の模様を使用しています。

以上引用
とのこと。本物ですね。









パンが運ばれてきました。

「バターの溶け方が絶妙です。
そして美味しい

美味しいバターに気を取られて、パンばかり食べてしまって、メインが食べられなくなる事態になるのを防ぐため、ゆっくりと食します。

オードブルが運ばれてきました。







一口食べてみると、こ、これは、メチャメチャ美味しいではありませんか!!

暖められた鱈の上にポーチドエッグが載っていて、オランデーズソースをかけてあり、その上にトリュフの薄切りが載っているのですが、全てが絶妙に調和されていて、なおかつ奥行きが深い。


おそらく、温度の管理が絶妙なのです。


ブログの過去記事を読みますと

以下引用

塩鱈の低温コンフィ、ベネディクティン風です。
Oeuf à la Benedictine のオリジナルはブランダードのタルトレットにポーチドエッグをクリームでナペしたお料理です。
ブランダードの代りにサーモンなども使ったりもします。
アルテリーベでは、鱈を塩に漬けた後塩を抜き、52度で温めて、レモン風味のサバイヨンでナペして、鶉の卵のポシェを乗せ、スモークしたパンチェッタと男爵芋と一緒にお出ししています。52度で温めた塩鱈は半透明で柔らかい状態です。ランチでお出ししているので是非食べてみてください。

以上引用
http://www.alteliebe.co.jp/blog/2010/01/24/初春のメニュー/


おそらくこれの進化版ですね。
冬支度ということで、欧州の冬の定番であるタラを暖めた卵と濃厚なオランデーズ(オランダ風)ソースで包み、地面の中で滋養を蓄えているトリュフの香りを付け加えたのですね。

トリュフと卵とオランデーズソースとタラのハーモニーは完璧です。




つけあわせの、花とベビーリーフのサラダの酸味も絶妙で、ポーチドエッグのアクセントになっています。
そして、ベビーリーフや花は、来るべき春の予感として添えられているのではないでしょうか。


間にあるトーストされたパンは、軽くガーリックの香りがして、それと一緒に食べると、より複雑な味わいになります。


これは、音楽的に考え抜かれた、本当に素晴らしい料理ですよ。


これは、冬支度をテーマにした一遍の叙事詩であり音楽なのではないかと思いました。
そう、グスタフ・マーラーの音楽のように。





次に出てきた東欧の名物スープ、『ハンガリーグラーシュ』も、しみじみとしていて滋味深い絶妙な味わい。






そしてメイン、筆者は、魚介類の盛り合わせを選んだのですが、火の通し方もきちんとしてますし、味が重層的になっていること、盛りつけも洒落ていて、年末に相応しい特別感があり、良かったですね~




こちらは肉料理




料理ごとに器が異なっていることにお気づきでしょうか。






さらに、デザートとドリンクが選べるのですが、ドリンクはウィンナーコーヒーも可能とのことで、筆者はウィンナーコーヒーを選びました。
コースの料理でウィンナーコーヒーが選択出来る(しかも、追加料金無しで)なんて始めてです。


そして、素晴らしかったのがデザートで、この日は栗のデザートだったのですが、モンブランをベースにしていながら、ケーキを重層的に重ねていくなかで、食感の違いや香りや風味、味の違いやら、いろいろな仕掛けがしてあるのですね。
ケーキの底までたどり着くと、洋酒が仕込んであり、その香りと風味が口の中に広がっていきます。

これは、めくるめく体験です。

シルバーのカトラリーも良いですね。
特別感を盛り上げます。






そして、付け合わせに栗のソルベがあって、それとのハーモニーも、これまた素晴らしいのです。
香りや温度までもが、複雑な味わいとハーモニーを形成しているのです。



これは、まさしく食べるウィーンフィル、食べるグスタフ・マーラー、食べるユーゲントシュティールだなと思いました。


Mahler Adagietto Symphony-no.5
http://www.dailymotion.com/video/x62o87



最後に、クッキーとぶどうのゼリーというか羊羹のようなもの、コンフィでしょうか?が、運ばれてきました。


もう、大満足です。



「ここの料理、今までの取材のシリーズの中で、明らかに一番美味しいね。」という結論に達しました。

もちろん、他のレストランで食べたものと値段が違うということはありますけれども。。





特徴的な事は、ここの料理が、見た目がアートであると同時に、味に重層性があり、それは、極めて音楽的であることでした。

そしてそれは、夜に、音楽を演奏しながら食事出来ることと関係があるような気がしています。

トリオやカルテットの演奏と同じ質のものが、料理の中にもあるのです。








五感に訴えかけるもの全てが、芸術的であるような、めくるめく午後だったことをお伝えしたいと思います。


12月の穏やかな日差しが店内に差し込み、床に反射し、きらめいていました。
私たちは、レストランという演劇性を存分に楽しみました。






「今年一年いろいろあったけれど、なんだか、これでまた来年も頑張ろうという気持ちにさせられたね。」


やはり、素晴らしい料理やサービス、そして芸術は、ものを作り出す人、提供する人に対して、大いなる影響を与えるのです。



おそらく、これを提供している人たちも、そういう経験を沢山重ねてきて、このように素晴らしいものになっているんじゃないかと思いました。


その意味でも、当ブログも気を引き締めて、2014年、経験を重ね、様々なものをブラッシュアップさせて、皆様に素晴らしいARTやドレスを提供していけたらと思いました。



今後とも、どうぞよろしくお願いします。


Alte Liebe(アルテリーベ)
http://www.alteliebe.co.jp/yokohama/


11 Nihonodori Naka-ku Yokohama Japan
〒231-0021 横浜市中区日本大通り11

みなとみらい線日本大通り駅徒歩すぐ
JR関内駅、地下鉄関内駅より徒歩7分

営業時間
ランチ : 11:30-14:00 L.O.
ディナー : 17:30-22:00 L.O.








一生のうちで最も特別な場面の本当に特別な1着を お客様と共に創り上げていく

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close 月+金=休 (祝日の場合は営業)
年末年始12月31日~1月3日は休み



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