団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

仏にも生き仏にも参る盆の入り

2015-07-13 | 日々雑感
フェーン現象が起きて全国各地で猛暑日に見舞われた日本列島、浜松はそこまでの高温になっていないが先週までの涼しかった日々よりかなり暑く身体に応える。

先週末の連日の畑作業で強烈な虫に数箇所刺されて痛痒く、NHK「ためしてガッテン」で教わった「帯状疱疹」の疑いもあったので朝食後近所の皮膚科を訪れた。若い女医さんの診たてでは単なる虫刺されではないかとのことで、塗り薬と飲み薬を2種ずつ2日分処方してもらって一安心。

昼食を早めに済ませて、ショートステー2週間目に入った母をかみさんと様子見に行く。比較的元気だが会話はますます意味不明で、一生懸命気を遣って話しかけてくれるのだが食事を口に運ぶのも忘れがち。結局かみさんの介助で食べさせる。係りの人に聞いても普段の食事は、似たような状況とのこと。

帰宅して少し休んで暑さの峠が越えたら、今度は11年前に亡くなって三方原の墓苑に眠っている父の墓参り。いつものようにかみさんが可愛がっている庭の花を摘んで、墓前に供えた。浜松は総じて言えば三ケ日・雄踏・湖西など西部が旧盆、それ以外は新盆で先祖を迎えるのが昔からの風習らしい。浜松は規模の小さな曹洞宗など禅宗の寺が多く、葬儀は地味目だが初盆をはじめ盆の風習は隣保や親戚を集めて盛大だ。祭壇も葬儀のそれを上回るほど立派なものを用意してある家が昔は多かった。

それが最近の家族葬の風潮が顕著になり、4~50年前の新興住宅地のわが町内会でも世代交代が多く、今年は家で初盆の祭壇を設けて人を寄せる家が無くなってしまった。Macchanはリタイアして8年目仕事づきあいが激減したこともあるが、20年くらい前までは盆の入りに初盆の家を5~6軒回ることもあった。「10年一日の如し」という言葉はあるが、10年でかくも風習が変化していくのも珍しい。ということでその替わり、「にこにこ無欲な生き仏」と「本ものの仏」を汗をかきかきお参りした半日だった。
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