団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

行く年を惜しみつつなんやかやと

2017-12-30 | 日常

「行く年来る年」はこの季節の昔からの定番ですね。若い時は「来る年」への期待と楽しみがいっぱいで、「行く年」を惜しむなんてことはなかったなあ。爺も古希ともなると、まったく逆になるから不思議ですね。

ということで多分これが今年最後の投稿になると思いますので、この2週間くらいにやった「行く年を惜しみつつ」やったよしなしごとなんやかやを撮り貯めた写真を使って記事にしますね。

週一テニスは秋以降雨天中止になることが多かったのですが、Macchanの旅行や昼間「忘年会」が重なって今月はわずか一回だけの参加。それでも「久しぶりだね」などと言いながらよくしてくれるのが仲間たちのいいところ。本拠地にしている「浜松市農村環境改善センター」のハードコートは、今年他の市営コート並に「オムニコート」になって爺婆の弱ってきた脚を優しくカバーしてくれる。

それから正月用の黒豆と年明けの味噌作り用の大豆・黒豆の脱穀作業、いつものように「遊び小屋」テラスで干しておいたものを足で踏んで畑で箕を使って殻やごみを吹き飛ばす。埃だらけになる。冬入りに立て続けにやってきた寒波の北風のお陰で、いや~作業が捗りましたぁ。

陽だまりの網戸には、まだ頑張って生きている大きなカマキリが。産卵するための栄養をつけるために交尾した後はメスがオスを食ってしまうというのは有名な話だが、こいつは未産卵なのか産卵後もまだしっかり生きているのか?

いよいよ暮れが迫って昨日は第一弾の長男家族が明石から帰省してきた。孫8号Mはまだ1歳少し、ストーブで何かあっては申し訳ないとストーブガードをこさえました。ホームセンターで既製品を売っていたのですが、な~んと4千円。安いストーブが買える価格です。

百均でキッチン道具を掛ける網を8枚購入して、針金で留めご覧のような既製品と見間違うほどの(と思っているのはMacchanだけ~)ガードが完成しました。ストーブのHWD3サイズと百均在庫を勘案しながら、3種類のサイズが異なる網の組み合わせを選ぶのに小一時間かかりましたが、製作は1時間くらいで終了。最後の工作DIYは満足度が高かったです。後で気がつきましたがありあわせの針金ではなく、百均で「結束バンド」を奮発すれば作業も早く安全で仕上がりもよかったかもと少し反省。

みなさんよいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。

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またまた寒波襲来、暮の燻製作りが佳境です

2017-12-26 | 料理DIY

年の瀬が押し迫って、今冬早くも3回目の大寒波が襲ってきてますよ。寒さはそう苦手な方ではないんだけど、ばっちり着込んでストーブも焚いて古希の爺は万全を期す。

週に数回やってるウォーキング、ちょっと小走り気味のジョギング入れてみたけど今日は汗をかくどころかなかなか温まらず。5時を過ぎたので芋焼酎を湯割にして中からも温まりながら書いてま~す。(目的はそれかよ!)

暮れになって寒くなってくれば、「燻製作り」でしょ。趣味にし始めて四半世紀、現役時代は仕事が忙しくても睡眠時間を切り詰めて入れ込んでたな。今は段取りや各種の工夫を考え考え、た~っぷり時間をかけて楽しめる。ブログを始めて10年余、この趣味は何回も紹介しているので読んでくださる方々も「またかよ」の気分かな?

燻製作りは数ある料理の中でも材料の選択や作り方の制約がゆるく、よく言えば自己流の工夫を加えることが可能なので、上手くできた時は趣味の最たる特徴「自己満足」達成度が非常に高いという特典がある。しかしキャンプでやる即席燻製ではないので、時間がかかること数々の段取りだけは手抜きができないという悩ましさがある。もっともこれが面白いのだけど。

Macchanが毎年やっているのは、数週間かかる豚肉(肩ロース&ロース)の温燻と1週間かかる新巻鮭の冷燻。これらの仕上がりタイミングを合わせることがなかなか悩ましくて楽しい。天気や温度や風にも左右されるが、今冬は自然条件は申し分なし。乾いて気温が低ければ、風は扇風機で補えるぞ。

その他味付け(加塩)工程や塩抜き工程、燻煙の種類の選び方や温度のかけかたなど趣味人には選択の幅や種類が無限にあって飽きることはない。完成に向けて、お世話になった方々や物産の交換をしている友人の顔ぶれを思い浮かべながら作業を繰り返すのも、なかなか乙なものだ。天ぷらと同様、作りながら味見しつつ一杯やれるのもこれを趣味とする者の特典だろうね。

 

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師走といえば「忘年会」スタイル様々(その4)

2017-12-24 | 男声合唱(合唱)

現役時代に比べれば街に繰り出しての宴会が激減し、師走名物の忘年会出席もグンと数が減った。それでも仕事や義理の延長線でやっていた機会が無くなっただけで、心を開けっぴろげにできる仲間との忘年会は今年は4回だった。

個人的な楽しみの宴会風景をお見せしても読者はきっと退屈だろうと思うけど、Macchanブログは終盤を迎えた人生日記の1ページ。年金生活でも人生を面白がりながら、安上がりに目いっぱい楽しめていることを見てほしいもの。

ということで最後は所属する浜松男声合唱団の仲間と、街の外れの沖縄料理店「遊び庭(あしびな~)」を借り切って3時間のわいがや忘年会。この日は月に一度の週末練習。これが本年最終練習になり、来春5月に予定している演奏会での16曲を含む今年練習した20曲ほどを3時間かけて全ておさらいした。喉もカラカラ腹もペコペコ、仕事の都合で練習は休んでも忘年会にはしっかり参加するわが団らしい仲間もいて、前団長故いとちゃんの奥方SちゃんとピアニストのHちゃんの紅2点を加え20名でちょ~賑やかなわいがや宴会開始。

乾杯の後は、一人ずつ今年を振り返ってのスピーチ。半世紀以上にわたって吸い続けた団最後の愛煙家指揮者のWさんが煙を絶って健康を回復するまでの涙ぐましい戦い物語。がんと戦って快復し、大好きな歌を歌い続ける決意をした最高齢者のMさんが淡々と語る話。団最若手のKちゃんが来年夢の起業に踏み切れるか等々、各団員にとっても嬉しい明るい話題が続出した。

最後に恒例の団愛唱歌から数曲アカペラで歌う。そして演奏会で披露する予定の団歌「我ら浜男」を待ち切れずに歌ってしまう。団員のNKさんが作詞作曲し、さっきの練習で譜読みしたばかりのほやほや。これがなかなかいい歌に仕上がってるんだ。

来年5月19日(土)5ヵ月後に迫った2年ぶりの演奏会の成功に向けて、また地道な練習をがんばろうと誓って今年を締めくくり、最終バスの予定時刻を区切りにお開きになった。しかし別れがたく、駅まで歩く覚悟でそのまま延長料金を払って安上がりの二次会に突入するつわものも。やっぱり団の忘年会はええわ。

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師走といえば「忘年会」スタイル様々(その3)

2017-12-22 | 地域交流・地域文化

スタイル様々の忘年会、3番目の正式名称は「OB会釣り同好会年次総会」。浜松市東区の古い歴史がある積志地区「浜松市老人施設竜西荘」で毎年開催してるが、誰も総会とは言わず「懇親会」とか「忘年会」と思っているし、「老人施設」とも誰も言わず(利用者は言うわけね~)単に「竜西荘」とだけ呼んで「利用料無料」のメリットだけ使わせてもらっている。

それにしても「後期高齢者」といい「老人施設」といい、企画段階の名称をそのまま対象者に使ったとしか思えぬ無配慮な心通わぬお役所仕事丸出しだ。

酒も弁当つまみも持ち込みありなので、会費は二千円也でOK。各自年会費を払ってはいるがY社OB会から有難いことに毎年「例会」の補助があるので、参加者の割り勘はな~んと千円ポッキリだ。近所の遠鉄ストアで予約購入した飲食品類を、酒を飲まない会計のMさんに車を出してもらって搬入し早めに来た参加者に手を貸してもらって2階の座敷に運び込んで並べる。

一応「総会」だから今年やった2回の釣り会の反省?や来年のやり方を検討する。あれこれ案は出るが、浜松はなまじ海川湖と釣り種目が恵まれているから色んな希望は出るものの、結局会員の年齢を勘案すると安全に楽しくそそこそこ安い費用で出来る最大公約種目は「管理釣り場の鱒」と「浜名湖のはぜ」になっちゃうんだよね。

まあ総勢19名の会員はほとんど経験何十年のベテラン揃いだから、釣り道を究めるのは自分で皆でやる時は「懇親」が第一と割り切り方も立派だ。それよりも心身の健康状態が保てず、釣りどころか懇親会いや総会にも「出てこられない」会員が出始めた。こちらのほうが由々しき問題でOB会の補助金も減ってしまうし、釣り会そのものの運営維持も遠からぬ先に成り立たぬ事態になりかねないのですわ。釣りの腕前は初心者のままでおだてられて数年前に就任した「何でも係りの会長Macchan」は頭が痛い。

それでもそんな悩みを忘れて楽しくやるのが「忘年会」、最近は釣果自慢は減ってしまったが互いの人生を振り返ったり、病気や死を恐れず健康で長生きする秘訣などを語りながら「ああだこうだ」と笑い転げながら4時間近く過ごす。「暖かい会社だったな」と口を揃えて言うだけで、もう誰も上司や会社の悪口を言う人はいない。

「そうさ、これがいいんだよな」と、上下も歳の差もなくなってすっかり地域のつながりになった仲間は片付けDIYをやり終わって、「じゃあまたね、よいお年を」などと言いながら帰っていく。

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師走といえば「忘年会」スタイル様々(その2)

2017-12-20 | 「遊び小屋」を遊ぶ

今年も残すところ2週間になり、小市民のMacchanはなんとかやるべきことは今年中に切りをつけたいと寒さに震えながら身体を動かす。そんな合間にも現役時代とは全く異なる素朴な手作り「忘年会」を楽しみ、「人間生きていて楽しい」実感を味わうのだ。

先週開催した「遊び小屋デー」はまさにそれ。寒さもあってこのところ開催は月に1回ペースになったが、今年最後の「忘年会」になった。メンバーは「遊び小屋建築DIY」を開始した10年前から、貢献してくれた仲間うーさん・ふくちゃん・なべちゃん。

泊りがけではないので酒をがんがん飲むわけにもいかず、代わりに薪ストーブをがんがん炊いて取り囲み、「股火鉢」ならぬ「金○○ストーブ」で一日を過ごす。

それにしても「遊び小屋」仲間の多くは焚き火がだ~い好き。まるで縄文時代から脈々と続く祖先からDNAを受け継いだような動きだ。小屋が完成して4~5年前に、ストーブや風呂釜のために大量に薪を集めた。みかん農家や大きな屋敷主が主な供給元だったが建築端材が加わり、需要予測を間違えて大量に調達し過ぎた。がんがん燃やしているのは、正直なところ在庫調整の意味もある。

いつものように帰りに運転する者がいるので、缶ビール1本程度しか出ないが素朴な昼食に持ち寄ったものを囲んで今年1年と遊び小屋10年をしみじみと?振り返る。炬燵で昼寝するもの、風呂に入るもの、「遊び小屋」暗黙のルールである「何をしてもOK、何もしなくてもOK」を守って日が暮れる。

それにしても薪がよく乾いてるし先日来「煙突掃除」をこまめにやった甲斐もあって、風呂も土間のストーブも薪の燃焼がいいこと! きれいに燃えている時は、煙はほとんど出ないのですよ。

 

 

 

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師走といえば「忘年会」スタイル様々

2017-12-16 | 地域交流・地域文化

忘年会って誰が考え出したんだろうか? 一年のけじめ?忘れたいことが多かった時に考えた?職場ではかなり前からあったな。日本だけの習慣?単なる年末にやる飲み会の別称?、飲み会好きとしては咄嗟にいろいろ思い浮かぶが昔からあったのだろうか?

まあ晴れの日が少なかった昔に、一般の市民から沸いて出てきた慣習なのかな。飲酒を日常にすることになったMacchanにとっては、スケジューリングが必要な師走の飲み会かな。現役時代には週に2~3回平均あったような気がする。

バブル時代を中心に、現役時代は2次会3次会含めて一晩1万円は当たり前だったな。しかしMacchanの現役晩年の10~20年前はバブルもはじけ、若い人たちは特に家族との兼ね合いが変化して飲み会に対するスタンスが大幅に変わったのではないかな。後輩職場マネージャーは、「奢ってやるから行こう、と言ってもこないんですわ」と言っていた。

10年前にリタイアしたMacchan、街に繰り出しての忘年会は一回程度に激減。その他は家呑み会を加えても週に1回くらいになっても~た。(いいじゃん、健康にも懐にも!)

ということで今年の忘年会トップバッターは、家族で付き合いがあるGolichanちとIさんちを入れた輪番家呑み会Macchanち版。年に数回だが食べ物飲み物を持ち寄って、5時間前後はぐだぐだ呑んで食べて様々な話題で盛り上がる組み合わせ。そもそもは子供の義務教育期間中のPTA関係で、その関係が無くなった今は地域内で親しく付き合う間柄。年齢が近いので親の介護や健康、子供家族の話題がメイン。しかし呑み会では比較的遠ざけられている政治経済の話題もへ~ちゃら。

当日の飲み物は近隣の地ビールやワインや地酒がメインで、軽くすみそうなもんだけど翌日は午前中まで具合が悪い。まあ長く呑んでいるからしゃ~ないか? そうそう現役時代は多少具合が悪くても翌日はちゃんと会社に行ってたな。

 

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「郵便受け」の世代交代

2017-12-15 | 日常

暦上の秋が終了間際に晩秋らしくなり、浜松でも木々の紅葉が鮮やかになって初冬に入った。今月師走に入ってから2度目の寒波かな?暖地浜松でも寒くて仕方がないので、炬燵やストーブの稼働時間が長くなっている。

築後四半世紀が経過したMacchanちは、従来工法で建築請負をしてくれた工務店の大将の腕と責任感のお陰で、近年流行の大手ハウスメーカーの建築に比べるとくたびれ方が遅くいい感じで年季が入ってきているのがお気に入りだ。

それでも外装の屋根や壁の塗装は今夏プロに塗りなおしてもらったし、内装は和室3部屋の畳表替えをやり終えた。トイレも内装や洗浄便器を数年前にDIYで更新したし、ガスや電気製品も10~20年で更新してきた。まだまだ現役で使えているものも多いが、今後も毎年のように更新しなければならない什器備品が続出するだろう。元気なうちはDIYでできるものはコストミニマムでやり換え、プロに依頼しないとならないものは対価を払って任せるしかない。

中でも什器の仲間に入る「郵便受け」が四半世紀ぶりに突然壊れて、更新する羽目になった。松下電工ブランドの金属製のしっかりしたものだったが、溶接留めがされていた箱部分が数箇所外れてぶらぶらしていたのがある日突然前面板がとれてしまって使い物にならなくなった。

そこで「遊び小屋」仲間のうーさんに修理を依頼したのだが、金属製品はお手上げとのことで得意の木工で代替品を作ってもらうことになった。その間は買い物袋や保冷箱を「郵便受け」代わりにして、配達の方々に不便をかけた。

待つこと2ヶ月、端材や古材などありあわせの材料で芸術的に仕上げるのを本位にしているうーさんは、ユニークな作品に仕上げて持って来てくれた。

しかし週末に配達される分厚い新聞や自治会のA4サイズの回覧板が入らないなどのクレームでやり直し、勇躍改修して出来上がってきたのがこの「郵便受け」だ。現場合わせの本領は今回は裏目に出たが、何とも言えない世界中に比類がないユニークな「郵便受け」が出来上がった。昔の建築方法でゆっくり歳をとるMacchanちに、何故かよく合っているのではないだろうか。

傘寿を超えたうーさんも古希のMacchanも見届けることはできないかもしれないけど、また四半世紀は活躍できそうな期待感が持てる頑丈で素敵な作品だ。

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「師走の首都圏ぶらぶら歩き」(千葉編)

2017-12-12 | 旅行

おしゃれな表参道での「ピアノ&ヴァイオリン演奏会」がきっかけだった6日間の首都圏ぶらぶら歩き、家族親戚が住む浦安・津田沼・千葉にも寄って交流を楽しんだ。

三男E家族が暮らす浦安では、孫4号Tの幼稚園年長組の劇発表会を見てきた。秋の運動会に次いで爺婆にも招待がかかり、嬉しくTの成長ぶりを眼の奥とカメラに収めた。ピーターパンの冒険劇は半世紀以上前の子供劇と違って、音楽が園児DIYを含めて多彩でシナリオも園児の発案が取り込まれてやる気を出させる先生方の工夫が見られる。

主役とその他大勢組みではなく、それぞれの役を数名が担当して園児たちにモチベーションをもたせ、観劇する父兄も平等感に納得しつつ楽しめるという涙ぐましい工夫が多く見られる。爺は珍しい存在だったのか終了後感想を求められ、Tと公の場で連帯感を持てる機会にも恵まれた。

行ったり来たりの2ヶ月に一回程度の交流だが、孫1号Kのサッカーの急上達や来春早くも入園する孫7号Oの普段見られない人見知り面も知ることができた。多忙な仕事で健康を心配している三男Eとも会話できたし、嫁さんYちゃんの分刻みの多忙を極める子育てぶりも観察できた。買い物と夕食作りくらいしか貢献できなかったが、節目節目の交流は重要だなと改めて感じた。

津田沼と千葉はかみさんの姉妹家族が暮らす町、義父母の墓を浜松から移して守ってくれている姉夫婦や妹夫婦に感謝しながら年に一度程度の墓参をする。

たまたま74歳の誕生日を迎えた義兄のお祝いを兼ねて、改まった会食をした。義父母が生前中は出身地の浜松で年に何度も交流できたが、墓が移ってからは機会が激減した。団塊世代中心の姉妹夫婦6名もアラ古希なので、元気で生きていることが条件なら後何回かの交流は両手の指で数えられるくらいだろう。今後も意識的に機会を作り、大切にしながら続けていきたいものだ。

6日間に及ぶ首都圏のぶらぶら歩きも、歓迎してくれて宿も食事も提供してくれる家族親戚がいてこそできること。ジパングと始まったばかりの冬季青春切符を利用して、今回も安上がりに楽しく充実した旅ができたことに感謝感謝。

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「師走の首都圏ぶらぶら歩き」(表参道編)

2017-12-11 | 旅行

「師も走るほど多忙な月」ということから年末最後の月は「師走」と言われているのに、先週から6日間Macchanはの~んびり往復JR鈍行の旅でかみさんと首都圏をぶらぶら歩いてきた。

きっかけは東京在住の末妹から、従兄の娘の音楽家姉妹が演奏会をやるので来ないか?とチケットをプレゼントされたこと。

音楽家とは当ブログ見出し脇のブックマーク欄に紹介しているヴァイオリニスト日下 紗矢子さん姉妹のこと。迂闊にもお姉さんの日下知奈さんもピアノの実力者だということは後に知った。

会場は早くもクリスマスイルミネーションに埋まった表参道、150人程度収容のおしゃれなカワイコンサートサロン「パウゼ」。、表参道訪問は20年ぶりだったが、すっかり高級ブランド店が軒を連ねる大人の町並みに変化していた。それでも地方都市から出てきた夫婦は、おしゃれな店とは程遠い裏道のラーメン店をわざわざ探し出して軽い夕食を摂ってから会場に向う。

コンサートの演目は、知奈さんが2年間に亘ってやってきたこだわりの室内楽シリーズ「ベートーヴェン+(プラス)」5回の最終回で、この日はベートーヴェンのヴァイオリンソナタ4番と9番にストラヴィンスキーのバレエ音楽が加わった。比較的クラシック音楽に親しんできたMacchanにとっても馴染みが薄く、曲を楽しむというより演奏難易度の高い曲を如何に聴かせるのかということに興味を持った。

兵庫県芦屋出身の二人が小さなころから東京やドイツ各地で腕を磨いてきたこともあり、美人姉妹の息はぴったりと合い高度なテクニックを駆使しながら感情を移入していくところは、「壮絶な美しさ」という言葉があったら正にこれだと思うほどの凄みが感じられた。

アンコールは「敢て選んだ」というお馴染みのバッハの名曲、これで少し緊張した心がほどけて客席後方のカーテンが開けられた窓越しに見えるイルミネーションに、うっとりとした気分になった。数年前に従兄が他界して未亡人になった音楽家姉妹のお母さんに初めてお会いして、暫しの会話を交わした。本当に久しぶりに格調の高い気持ちのよい夕べを過ごさせてもらった。

 

 

 

 

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