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Sinthusa (キイチゴシジミ) 属はインド北部からスンダランド、フィリピン、スラウェシに分布するシジミチョウで、13種が知られている。フィリピンには6種が分布し、うち、本稿の種を含む4種がフィリピン固有種である。小型の可憐なチョウであるが、本種はなかでも際だって美しい。♂の前翅翅表の青色部はご覧のように濃淡二色に分かれて、そのキラキラとした輝きは、熱帯の強い日差しに映えて自然の妙を感じさせる。♀翅表の淡青色部は前・後翅に大きく広がり、他種の♀に比べて、その美しさが一段と目立つ。
僕はこのかわいらしいシジミチョウに、二女「菜摘(なつみ)」の名前に因んで学名をSinthusa natsumiae H. Hayashi とした。和名はナツミ キイチゴシジミである。小型の種であることに加えて、とても素早く飛ぶので、飛翔中はまったく種の確認が出来ない。葉上に止まっているところを、そっと近づいて本種であることが確認出来る。♂の葉上の写真はネグロス島のMandalagan山(1879m)で撮ったもので、少し翅を開いたポーズで、前翅の濃淡二色の美しい青色部が写っていてなかなか良い写真ではないかと自負している。
カンラオン山(2465m)で出会った♀は翅を全開したところをうまく写すことが出来たので、♀の特徴をよくとらえていて、こちらの写真についても大いに満足している。
僕はこのかわいらしいシジミチョウに、二女「菜摘(なつみ)」の名前に因んで学名をSinthusa natsumiae H. Hayashi とした。和名はナツミ キイチゴシジミである。小型の種であることに加えて、とても素早く飛ぶので、飛翔中はまったく種の確認が出来ない。葉上に止まっているところを、そっと近づいて本種であることが確認出来る。♂の葉上の写真はネグロス島のMandalagan山(1879m)で撮ったもので、少し翅を開いたポーズで、前翅の濃淡二色の美しい青色部が写っていてなかなか良い写真ではないかと自負している。
カンラオン山(2465m)で出会った♀は翅を全開したところをうまく写すことが出来たので、♀の特徴をよくとらえていて、こちらの写真についても大いに満足している。