少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

ミスに優しいスポーツ、厳しいスポーツ

2017-01-12 | その他日常
プレイボールで一球目。
とんでもない高目へ、キャッチャーがジャンプしても捕れない
これはピッチャーのミス。

でも、このとんでもないボールをバッターが空振りをしてくれれば、
ピッチャーのミスは帳消しでバッターのミスに。

二球目をレフト前に持っていけば、
さっきのとんでもない空振りのミスは帳消しに

内野ゴロをエラーして出塁を許しても、
次のバッターでダブルプレーを取ればやっぱり帳消し。

ミスを帳消しにできるのは、ミスをした人間だけではない。
送りバントを失敗してキャッチャーフライでアウトカウントを増やしただけ失敗も
次のバッターが長打を打ったらバント失敗は帳消し。

こう考えると野球はなんてミスに優しいんだろう。って。
今まで子供達に
「プロだってエラーをするんだからエラーはOK、
でもダブルエラーは防ごう。」って言っていたけど、
ダブルエラーをしたって、次のプレー全然取り返せる。って考えられる。

こんな考えに成ったのは勿論のお蔭。
だって、パー3のショートホール
1打目をOBにしちゃって、打ち直しの3打目でカップインしても
3打ですからパー。
2回しか打ってないのに、スコアは3回打ったことに

野球で野手が悪送球してボールデットに成ってもテイク2。
2塁や3塁にランナーが行っても、その後を打ち取れば

1打でカップインは大袈裟だけど、
ティショットでミスショットの30ヤードでセカンドショットで200ヤード、
合わせて230ヤードで他の人のティショットの距離に並んでも
2打と1打。
この繰り返しでスコアが増えていく
ミスをしたら必ず罰が付く。

230ヤード飛ばしても、
残り5センチのパットを入れても同じ1打だし。

苦手なライでも代打できないし
ミスをみんなでカバー出来る、
団体競技と個人競技の違いですかね。

野球のユニフォームを着た小学生を見ると応援したくなるけど、
打ちっ放しで見かける小学生は生意気に見えるのは、
ミスに優しい競技と厳しい競技の差だったりして
コメント (2)
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