LogicalInSpace

将棋の日記

戦法を変えました^^

2010-07-31 09:17:25 | 私の将棋
最近は、戦法を変えてみました。

今までは、先手は▲7六歩から、後手は△8四歩からと指していました。
一応は何でも指します。
先手では、四間飛車、後手が振り飛車の場合は、急戦・居飛車穴熊、中座飛車、一手損角換わり
後手では、相矢倉、相掛かり、中座飛車

最近は、久保二冠をまねて、主軸は先手は三間飛車、後手はゴキゲン中飛車にしました。
購入した本は、戸部六段の「楽しく勝つ!! 力戦振り飛車」、「戸部流相振り なんでも三間飛車」です。
他にも、持っている本やプロの実践譜を参考にしています。

そろそろ、30代後半なので、あれこれの戦法を指せないので、振り飛車党になりたいと思いました。
大山名人の晩年が、振り飛車党だったので、その方が将棋を楽しめるかなと。

やはり、将棋倶楽部24で指す以上は、勝ちたいので棋風を変えてみました。
初めは、慣れるには大変です。
実際には思うように勝てないのが現実です。
1つの戦法に精通するのも、結構大変なんだなと感じています。

先手良しが・・・!?

2010-07-21 19:00:53 | 将棋倶楽部24
横歩取りの△4五角戦法です。

定跡では先手良しですが、将棋倶楽部24より後手で指す方は少ないです。
でも、ときどき指してくる方がいます。
それがちょうど定跡を忘れた頃に指されます。(苦笑)
私は、先手良しだと思って指していますが、実践的にはなかなか難しく、勝てない状況です。

なかなか、結果が出ないので定跡書よりまとめてみました。

<参考書>
羽生の頭脳 10巻
消えた戦法の謎(勝又六段)
2009年の将棋講座(講師:森下九段)


初手から
▲7六歩、△3四歩、▲2六歩、△8四歩、▲2五歩、△8五歩、
▲7八金、△3二金、▲2四歩、△同歩、▲同飛、△8六歩、
▲同歩、△同飛、▲3四飛、△8八角成、▲同銀、△2八歩、
▲同銀、△4五角、▲2四飛、△2三歩、▲7七角、△8八飛成、
▲同角、△2四歩、▲1一角成、△3三桂、▲3六香、△6六銀
より局面図です。



30手目の△6六銀のところでは、他に△8七銀、△3六同角があります。
1)△8七銀、2)△6六銀、3)△3六同角の順に定跡を確認しました。

1)△8七銀
△8七銀、▲7九金、△6七角成、▲3三香成、△7八銀不成、▲同金、
△同馬、▲3二成香、△同銀、▲4八玉、△8九馬、▲6二歩、
△同玉、▲6四歩、△6八飛、▲5八金打、△6四飛成、▲4二飛、
△5二金打、▲3二飛成 より先手勝勢




2)△6六銀
△6六銀、▲3三香成、△6七角成、▲同金、△同銀成、▲6八歩、
△7九飛、▲4八玉、△5七成銀、▲同玉、△4九飛成、▲3二成香、
△同銀、▲5四歩 より先手良し



変化は書きませんが、△6六銀、▲5八金も有力で互角の形勢です。


3)△3六同角
△3六同角、▲同歩、△5四香、▲8五飛、△2五飛、▲同飛、
△同歩、▲8五飛、△2六歩、▲8一飛成、△4五桂、▲6八玉、
△5七桂成、▲7七玉、△6九飛、▲5二歩、△同玉、▲5五歩
より先手良し




私の実践譜は、
△6六銀、▲3三香成、△6七馬、▲3二成香、△7八馬、▲4一飛、
△6二玉、▲6四歩、△6九飛、▲4八玉、△5七銀成、▲同玉、
△6八飛成まで



▲3二成香から定跡を離れました。
定跡では、▲6七同金だと調べて分かりました。


3種類の変化を書きましたが、それぞれ別の水面下の変化があります。
なかなか、△4五角戦法が先手良しだと結論が分かっていても、変化を理解していないので、なかなか実践で勝つのは難しいです。

正直に言って、自分が好んで指す変化ではない感じがします。
ほとんど、絶対手のやり取りの感じがしました。

将棋の奥深さを垣間見た感じでした。


みなさんは、忘れた頃に定跡を指されて困った経験はありませんか?
意外とあったり・・・!?

言葉のいらないコミュニケーション

2010-07-12 09:38:55 | その他
ワールドカップは、スペインが優勝をしました。
延長の末、オランダがイエローが2枚で10人で試合、その中でスペインが点を入れました。
世界の頂点に立ったのが、スペインとなりました。

サッカーを見ていて、将棋と共通点を考えていました。
私は、外国語(外国語のブログ)を趣味で勉強をしています、またろう者と話す手話を覚えています。

人と人のコミュニケーションを考えることがよくあります。
将棋、サッカーは、ルールを覚えていれば、言葉が話せなくても、コミュニケーションがとれますよね。


また、将棋、サッカーも目的は非常にシンプルです。
将棋は、相手の王様を取ること。
サッカーは、相手のゴールポストにゴールを入れること。
本当に、非常にシンプルなルールです。

目的はシンプルだけど、目的に対する才能、努力は誰もが秀でいる方がいます。
また、目標を達成するための努力には、想像を絶するほどのものがあります。


サッカーは特に、ゴールを入れることだけ知っていれば、それなりに楽しめるものです。
ワールドカップの映像は、ゴールを入れることだけを知っていれば、世界中の誰でも楽しめます。
英語圏の方、中国圏の方、ラテン系の方など、子供からお年寄りまで誰でも楽しめますよね。


私は中学のとき、サッカー部のゴールキーパーをしていたので、サッカーは将棋ほどではないですが、好きです。
やはり、日本の川島選手には、1つの憧れみたいなものをもちますね。

有吉九段(NHK総合)

2010-07-08 20:45:39 | ネット情報
今日は、NHK総合よりクローズアップ現代より有吉九段の引退についての特集がありました。

はっきり言えることは、年配の方が現代の情報化時代について行けないことが、引退の1つの要因だと分かりました。

将棋だけではなく、市役所の事務処理を考えていただければ分かり易いと思います。
以前は、紙とFAXより処理が出来た時代がありましたが、現在はパソコンより情報を処理しています。
パソコンであれば、1億人でも処理は出来ます。(ただし、あるルールの条件の元)


将棋にも同じ現象が生まれていることでした。
同じ局面(似た局面)の検索をするときには、パソコンを活用した方が早いことです。

プロの作業の1つに、ある局面について形勢とその後の展開を考えて、その対策を考えることがあると思います。
ある局面がプロの将棋より似たような将棋があれば、それを見て対策を考えればよい訳です。
しかし、そのある局面を自力で発見することが、情報化時代の時に難しい訳です。

別の言い方をすれば、ある局面を自分なりに整理する技術が必要だということです。
例えば、矢倉で20局面、角換わりで10局面、横歩取りで10局面、相掛かりで10局面、四間飛車で20局面、三間飛車で10局面、中飛車(ゴキゲンを含む)を20局面と単純に考えると、100局面があることになります。
さらに、細かく分ければ1つの戦法×50とすると、5000局面になります。

つまりは、5000局面を自分なりに整理していれば、その局面の優劣、その後の対策が出来る訳です。
ここでの5000局面とは形勢が互角の局面であり、プロの実践に出やすい局面を指します。

特に、今月号の名人戦の羽生名人に対するインタビューで次のようなことが書かれてありました。
羽生名人「たぶん研究っていうと、ある1本の道筋があって、それについてのよしあしを細かく掘り下げていくような見方がされがちと思うんですけど、いまの将棋はそうではなんですよ。何十本もある道筋の中からどれを選ぶかの取捨選択をするための研究なので・・・」

この言葉の意味を単純に考えると、プロで有力な5000局の局面の優劣と対策を考えて、情報を整理することが、プロの作業と言えると思います。


ところで、最近のパソコンがどれだけ優れているのかはご存知でしょうか?
CPUが2.0GHz、3.0GHz、3.33GHz の処理能力について。
1秒間に処理するのが2.0GHz、3.0GHz、3.33GHz ということなのですが、ビット単位で考えるのが分かりやすいです。
2.0GHz = 2.0 × 1024 × 1024 × 1024 = 2147483648ビット (≒21億ビット)
3.0GHz = 3.0 × 1024 × 1024 × 1024 = 3221225472ビット (≒32億ビット)
3.33GHz = 3.33 × 1024 × 1024 × 1024 = 3575560274ビット (≒36億ビット)

パソコンは、すごい速いイメージがありますが、1秒間に、20~36億ビットの処理をするのが現在のパソコンの性能です。
すごい速いですが、億単位の有限の処理をします。

正確には、CPU の命令はメーカーによって異なり、Windows はデバイス・ドライバーより同じ動きにしているので、CPU の違いを意識することはありません。
さらに言えば、アセンブラで命令を書くときに、メーカーによって異なる命令を覚えなければいけません。


普通に考えて、これだけの情報化時代の中で、ある局面への誘導が勝負の分かれ目になることを考えると、ある局面の整理が勝負の世界では必要だと分かります。
ある意味、それだけ将棋が深いことを意味していると思います。

有吉九段、大内九段、お疲れさまでした。

訪問を感謝!!!

2010-07-06 12:29:31 | 私のブログ
毎月の平均が 約140-180人の方が訪問して頂き、ありがとうございます。
何も記事を書いていなくても、訪れて頂くことは嬉しいです。
心から感謝をします。

最近は、社会的にブログが浸透して、ツィッターも浸透し始めています。
個人的には、ブログの在り方を再度、考えています。
数か月前から、goo の将棋界以外の人気のブログを見させて頂いています。
しかし、有名人が多いです。 例えば、演歌歌手のJeroさんのブログとかです。
有名人のブログは、やはり知名度が違う印象があります。

最近は、母の怪我があり、司法書士の資格の勉強があり、なかなか将棋のブログの更新が出来ない状況が続いています。
また、元プログラマーだったので、ブログについても知りたくて配信をしています。
そのような背景や状況の中で、再度、ブログの在り方を考えています。

確かに、ブログはプログラマー程の技術はいらないですよね。
基本的な、パソコンの操作が出来る方であれば、誰でも出来ると思います。

数学のブログでは、数列 「a[n]」(HTMLを使わない) を 「an」(HTMLを使う) を表す時にHTML の知識があれば見やすく出来ます。
将棋の図面を書くときに、枠を表示しない方法も、HTML の知識で枠を表示しないようにもしています。
私がブログで使用している技術はそんな程度です。

<枠あり(そのまま)>


<枠なし(HTMLの知識が必要)>


1つだけ、私が進んでしないことがあります。
トラックバックは、自分から他の方のブログへとリンクをしないことです。
自分の記事に面白いと共感を持てる記事にトラックバックを貼って欲しいので、自分からはあえてしません。

Yahoo、Googleより「LogicalInSpace」と入力して検索をときどきをします。
意外な所に、リンクがされているので、驚くことが多々あります。
検索エンジンより自動的にされると思いますけど。
少しビックリします。
名前を「LogicalSpace」⇒「LogicalInSpace」へと変えた頃は、1つもヒットしなかった頃を考えると、検索エンジンより多くのヒットがされるようになって、嬉しいです。

私の将棋のブログのテーマは「将棋を共に楽しむ」ということを意識して書いているつもりです。
自分が将棋を楽しめなければ、訪問してくださる方も楽しくないと思うからです。
しかし、将棋が楽しいと思わない方には、とてもつまらないブログだと思います。

ときどき、約160人の訪問の方は、私のブログに何を期待してくれているのかなと考えることがあります。
最近のブログは、知名度(有名人の活動の情報)やインターネットの情報の1つの意味で、ご覧になっている方が多い印象があります。
発信する管理者と見る訪問者の2つの要素があると思いますが、発信する側は色々と考える物です。
もともと、理系の人間なので、文系のように表現が豊かではないので、うまく表現が出来ない部分も多々あると思いますけど。

今のところは、「将棋を共に楽しむ」をテーマに書いていきたいと思います。
訪問してくださる方の要望などがあれば、コメントを頂くと嬉しいです。

===== 2010/07/07 PM7:30 追記 =====
コメントがありましたので、1局ですが、棋譜解説を多めに書いてみました。

私が2級の将棋(Shogi_10)
後2勝すれば1級になる将棋を選びました。
棋譜解説を多めに書いてみました。

アマチュアなので、プロ程の解説は出来ませんが、自分なりに楽しみました。

今後ともよろしくお願いします。