王位戦のリーグの結果

紅組は藤井９段、白組は羽生三冠（名人・王座・棋聖）です。
藤井九段と羽生三冠の勝者が、広瀬王位に挑戦します。

羽生名人

名人戦では、森内九段を挑戦者に向えて、１勝３敗となっています。
４局の将棋を並べて見ました。
どちらが勝ってもおかしくない内容でした。
結果的には一方的になりましたが、今後を対局を楽しみにしています。


王位戦では、紅組は藤井九段、白組は、羽生三冠と村山五段のプレーオフになっています。
今日は、東京将棋会館でプレーオフが行われいます。

広瀬王位への挑戦者は、白組の勝者、紅組の優勝者（藤井九段）と白組の優勝者が対局をして、その勝者が広瀬王位への挑戦者となります。
広瀬王位vs羽生三冠の対局もみたいですが、広瀬王位vs藤井九段の振り飛車党同士のタイトル戦も見てみたいですね。

里見女流三冠

５月２１日に、奨励会１級への編入試験が行われて、２勝１敗より、奨励会１級へ入会しました。
私の地元の茨城放送でも、出雲のイナズマで話題になっていました。
里見女流で、社会ニュースになることはいいことですね。

名人戦

名人戦の第３局が行われました。

羽生名人（王座・棋聖）が、挑戦者の森内九段に負けました。
これで羽生名人の３連敗です。

羽生ファンとしては、残念な状況です。


以前、羽生さんが講演で次のようなことを言っていました。
王座の１冠になったとき、長い棋士人生ではそういうときもありますよ。　逆に周りの方が、私のことを心配してくれました。
プロの世界では、５年不調が続けば、それは実力だと言われます。

羽生ファンとしては、羽生さん自身の言葉に同調したいと思います。
個人的には、勝つも実力、負けるも実力、勝負の世界だから負けることある。
ファンとしては、長い目で応援することが大事だと思いました。


勝っても、負けても、羽生さんを応援しています。

震災から２カ月

東日本大震災から、ちょうど２カ月が過ぎました。

現実が現実なので、なかなか受け入れらないけど、だからと言って後ろばかりは見ていられない。
今日の日の中で、ささやかな喜びを見つけることから生きて見たい。

今日は、パンを１つ食べれた。
今日は、誰かと会えた。
今日は、家に帰れた。
後ろばかりは見ていられないので、そういうささやかな喜びが見つけられることを願っています。

棋聖戦の挑戦者

棋聖戦の挑戦者決定戦が、３日前の４月２８日（木）に行われました。

（先）佐藤（天）六段 vs 深浦九段

戦形は、４手目△３三角戦法でした。
後手の深浦九段が用いることが、かなり以外に感じられました。
後手が中飛車で、後手の中飛車に対して、先手が▲７五歩位取り戦法でした。
後手は最新形の４手目△３三角に対して、先手は古風な▲７五歩位取りで、何だか古い将棋なのか、最新の将棋なのか？
感覚が破壊されそうな、異色の将棋になりました。
これを簡単に力戦形の将棋と言いきって良いのだろうか？

異色の将棋とは、△５三角に対して▲８六角、△３五角に対して▲４七金とかが、感覚が破壊されそうな指し手です。
この戦形だからこその手筋だと思いました。

終盤は大差の解説でしたが、これはこの戦形の独特な感じだと思いました。

結果は、深浦九段が勝ち。
この結果によって、羽生棋聖（名人・王座）の挑戦者が、２年連続の深浦九段となりました。