マッシーパパの遠吠え

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「貴方には言われたくない」といわれないように、先ず、自民党がザンゲして過ちを悔い改めるべきでは!?

2009-10-30 20:40:28 | Weblog

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民主党の小沢幹事長は28日、自民党の谷垣総裁ら野党3人の衆院代表質問を聴き、党幹部に「再質問すればよいのに。(谷垣氏らは)根性ないなあ」と感想を漏らしたとか。

今をときめく小沢氏にとって、谷垣氏はともかくも、代表質問に立った中村康稔(やすとし)や井上義久氏はその他大勢の「ら」になるようだ・・。

なるほど、幹事長の性格からすれば、「打たれたら打ち返せ」と言いたいのだろうが、果たして、根性の問題だろうか?

小沢氏も鳩山由紀夫首相の答弁に、「ケンカを売っているようにならず、ちゃんと反論してよかった」とほめたように、むしろ、(首相に)見せ場を作った谷垣氏の質問にこそ問題があったというべきだろう。

なぜならば、首相が「あなた方に言われたくない」と繰り返した、その質問を振り返って見ればそれがよく分かる。

即ち、「100兆円にならんとする民主の予算がばら撒き」と批判すれば、当然、自公政権の「補正予算とあわせた102兆円の予算」を引きあいに出されるのは目に見えている。

又、その予算の財源を「埋蔵金に求めるのはフィクション」と言えば、「埋蔵金がないといって、飛びついたのはどこの誰か」と返されても仕方ないよね。

それにしても、どうして、自民党という先生方は、こうも学習能力が無いのだろう。

だって、あの選挙中に、麻生氏が民主のネガティブキャンペーンで、「民主のマニフェストはバラまきだ。財源の裏打ちがない」と批判した際にも、鳩山氏から「与党は財源問題をおっしゃるが、あなた方に言われたくない。無駄遣いし放題でお金を垂れ流し、足りなければ国債を発行してきているではないか」と反論されているのである(http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090728/elc0907281858012-n1.htm)・・。

ましてや、(谷垣氏があえて質問したのなら)首相に同じことを言われて反論出来ないようでは、そりゃ、小沢氏から「根性なし」といわれても仕方ないかもよ。

ま~、谷垣氏というのは顔を見ても分かるように見るからに「草食系男子」。ここがもし、肉食系の河野太郎なら、「なんじゃこら」とルールにない再質問もやったかも。

そして、「戦後行政の大掃除」と大上段から政治の改革を訴えた「友愛」の鳩山首相なら、それも国会の「因習打破」かもと大いに受け入れたのでは・・。そこん処を読めないのでは、自民は出端から完敗だわな・・。

ま、それはともかくも、首相は言いました。「戦後行政の大掃除」として、「行政内部の密約や省庁間の覚書も世の中に明らかにしていきます」と・・。

そう、国民が何よりも一番知りたかったことなのです。

それを首相が、「あなた方に言われたくない」と答弁をはしょれば、国民はなんとなく、「今の負の遺産が自公政権、なかんずく小泉改革の失敗にある」と分かりはするものの、何がどう間違っていたのか、具体的なことは知るべくもないのです。

たとえば、「なぜ、かんぽの宿売却が問題だったのか」ということも、憶測は数々あっても、真相はいまだに明らかにされていません。

又、小泉・竹中改革の元になったといわれる米国の日本への「年次要望改革」がなぜ大手を振るようになったのか。そもそも、「年次要望改革」の前身だった「日米構造協議」は日米貿易不均衡の是正を目的としてスタートしたはずである。

それが、いつの間にか、米国の日本支配へと形を変え、ジュンイチローが「ブッシュの犬」に落ちぶれていった元にもなったのである。ならば、何が一体原因であったのか、自民党の凋落につながっただけに、谷垣氏ならずとも知りたいところであろう。

さらに、小沢氏の親分の金丸防衛庁長官が始めて、在日米軍基地で働く日本人従業員の給与の一部(62億円)を日本側が負担すると決めたことから始まった、「思いやり予算」がなぜ、年々、膨(ふく)らんでいったのか。

そして、今では、思いやりとは程遠い、2千万円を超えるまでになっているが、ホンとにその必要があったのか。

いや、それどころか、米軍が世界情勢に対応するため、勝手都合で再編するのになぜ、日本が3兆円に及ぶ負担をせねばならないのか。なかんずく、米軍基地一つとっても、なぜ普天間を10年以上も放置せねばならなかったのか、不可解な話ばかりである。

そして、このほかにも、外務省機密費や官房機密費など、国家の大事な税金を何を何に使ったか分けの分からないまま、のうのうと許してきたのか・・。

とにかく、不可解な問題を上げだせば切りがないほど、国民は聞きたいことだらけであるけである。

今もし、民主がこれらをつまびらかにすれば、おそらく、これからは仮に、政権党が行き過ぎた行動をしても、次の政権で徹底的に明らかにされ、手痛い目にあうというよき慣例を築くことになる。

逆に、その悪習を、民主が権力の維持に取り込もうとすと、永遠に「大掃除」等できっこないのである。

鳩山由紀夫氏が大政治家の祖父一郎氏を超えるかどうか、ひとえに「大掃除」の出来具合にかかっているのである。ぜひ、旧悪を一つ一つ明らかにしてほしい。そのことこそ、民主の長期政権が保証されるのにつながるのでないだろうか・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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