マッシーパパの遠吠え

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「次の首相にふさわしい人」アンケートはもはや愚問? なにしろ、今回のトップが前原&小沢なんですから!

2010-11-28 19:24:28 | Weblog
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「日刊ゲンダイ」が、時事通信の「次の首相にふさわしい人物」を聞いた」世論調査で前原外相がトップになったのでオカンムリ。

次の首相にふさわしい人「前原がトップ」の危うさ(http://news.livedoor.com/article/detail/5142142/)』と題し、

それにしても、なぜ前原がトップなのか。八ツ場ダム問題、JAL再建問題でシャシャリ出たのはいいが、結局は迷走しただけ。尖閣問題でも中国人船長の逮捕、釈放をめぐる混迷をもたらし、対中強硬発言の連発で、中国側の態度を硬化させた張本人である。回答者はいったい、何を考えているのか」と回答者にまで八つ当たりしている。

ま~、「ゲンダイ」の前原嫌いは知らない人のいないほどひどいものだが、その理由も、「ゲンダイ」が信望する小沢一郎氏を失墜させた憎っくき政敵と見ているからであろう。

だが、「ゲンダイ」の怒りは少し早かったようである。

22日の「産経」とFNNの調査結果では、いとしい男の小沢一郎が、前原氏を抑えて「日本の首相にふさわしいのは(http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101122/stt1011222118032-n1.htm)」で逆にトップに躍り出たのである。

なんと皮肉なものか? 商売敵の「産経」に祭り上げられたのであるから、この後の反応がさぞ見ものである。

処で、マッシーパパはこの「問い」の世論調査ほどいい加減なものはないと思っている。

何しろ、順位が何の脈絡もないままころころ変わり、まさにそのときの人気投票。決して、「ふさわしい人」で選んだとは思えないのである。

因みに、時事通信の調査を時系列で見てみると、

【10.11.17】:①前原(10.3%)②管 ( 8.0)③石破(7.8)④岡田(7.0)⑤渡部(6.7)⑥枡添(5.7)⑦石原(4.6)⑧小沢(4.2)以下略。

【10.07.23】:①渡辺(11.4%)②管 (10.8)③枡添(8.7)④前原(7.9)⑤岡田(6.6)⑥小泉進(5.2)⑦石破(4.3)⑧谷垣(3.4)

【10.04.16】:①枡添(21.54%)②管 (7.9)③渡辺(7.9)④前原(6.39)⑤鳩山(5.7)⑥岡田(5.2)⑦石破(4.8)⑧谷垣(2.5)

【10.01.20】:①枡添(15.3%)②鳩山(12.0)③管(9.5)④岡田(7.6)⑤前原(5.9)⑥小池(5.2)⑦石破(4.7)⑧谷垣(3.4)


同じく、「産経」の調査を見てみると、

【10.11.22】:①小沢(8.6%)②前原 ( 7.0)③枡添(6.8)④管(6.6)⑤渡辺(6.5)以下「ふさわしい人はいない」(33.3%)

【10.07.19】:① 管(18.1%)②渡辺 (8.0)③前原(7.9)④枡添(7.0)⑤岡田(5.5)以下「いない」(23.4%)

【10.04.26】:①枡添(13.4%)②前原(8.5)③  管(7.2)④渡辺(6.1)⑤岡田(5.1)以下「いない」(33.1%)

【10.01.18】:① 管(13.8%)②枡添(13.2.)③鳩山(12.1)④岡田(7.5)⑤前原(7.4)以下「いない」(21.2%)


どうです、どちらの世論調査もめまぐるしく動いているでしょう!

特に、野党の枡添氏や渡辺氏、「時の人」となっているときには「ふさわしい」と担がれているけど、今はどうでしょう?

「産経」はともかくも、「時事」では落ち方がひどいですね。

要は、政治も芸能界も一緒、旬のときに人気しててもブラウン管から遠のくと一遍に過去の人。マッシーパパの嫌いな原口氏も同様、最近ではベスト10も厳しくなっていますよ。

ま、いうならば、今の政治家、どんぐりの背比べで、誰一人、まともな人がいないということ。

だからこそ、誰がなっても一緒と、この種の投票には、そのときの印象に残っている人がトップに躍り出てくるのでないだろうか。

その証拠が、今回の時事通信の「前原大臣」。鳩山でダメ、管も同様となれば、野党に政権がわたらない以上、順序からいえば、前原か岡田。

確かに、「ゲンダイ」の言うように、「八ツ場ダム、JAL再建、はたまた尖閣問題」の中途半端な政治手法を見る限り、首相の器でないのは大方の考えるところ。だからといって、「小沢一郎」では、尚、「危ない」と思うでしょう。

何しろ、民主びいきの多い時事通信ですら、管こけても小沢はかろうじて8位どまりがその証拠。

えっ、おかしい!「産経」は一番だって。

確かにそうだが、よ~く記事を読んでください。

記事の中にも、小沢待望論の一方で、牧野聖修前国対委員長代理のいうように、

小沢さんが1番というのは国民が今の民主党をちゃかしている結果だ。小沢総理なんてあり得ない。国家がつぶれますよ」である。

どうせ、支持基盤の違う「産経」の土俵では、このトップも眉唾物。素直に受け入れがたいものであろう。

ともあれ、こうなった以上、いくら、民主のトップの顔を変えようが、結局は自公政権時代、次々総理の顔を変えて失敗したように、まったく同じ轍。

誰に代わっても落ち目の三太郎は避けられない。勿論、「首相にふさわしい人」などいようはずがないでしょう。

何しろ、「ふさわしくない」が1/3もいるんですよ。それこそ、「総理にふさわしい」とはおこごましいのでは。

いや、むしろ、日本が今、どうしょうもない方向に行きつつあるのと、ふさわしいリーダーがいないのとは大いに関係があるのかも・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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