長女が見たいといっていた「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産」を見に国立新美術館へ行ってきました。黒川紀章設計の、あのうねうねしたガラス張りの美術館です。
東京メトロ・千代田線の6番出口を出て、エスカレーターを乗り継いでいくと、出口は自動的に美術館の裏口に繋がっています。有無を言わせずチケット売り場の前に出てしまいます。
ここでちょっとした列に並んでチケットを購入。そのままテラスを歩いていくと美術館の中へ。ここまではうねうねガラス構造の反対側からのアプローチなので、うねうねガラスは見る事ができません。いきなり、美術館の中に入り、内側からうねうねガラス構造を見る事になります。
ゴールデンウィークはみんなダ・ビンチ見に行ったかと思いきや、やはり日本人はモネが好きなのか、展示室入場まで約20分待ちの行列に並ぶ事になりました。
ようやく、展示室に入ると、予想通りの人。展示スペースが結構細かい仕切りで区切られているので、コーナー毎に人があふれています。
展示内容は、「色彩」「ジャポネスク」「リズム」などテーマ別になっています。別室では、それぞれのテーマ毎に、同じテーマで描かれた現代美術の作品が展示されていました。モネの用いた手法の現代的な意味を探るという事でしょうか。ただ、こちらのコーナーはそれほど真剣に眺めている人は少なかったようです。
テーマ毎に展示された作品は97点。これだけまとめてモネを見られるのも幸せではありますが、少々食傷気味でもありました。一つ一つじっくり(人が多いのでそれも、なかなかできませんが)鑑賞していたら、時間がいくらあっても足りません。
ということで、やや足早に人々の間をくぐり抜けて、睡蓮へ。
今回の展示では、睡蓮が、モネの手法のたどり着いた総合的な作品だという位置づけで展示してあります。実際、淡い色調の表現、水面に反射した風景、透明な色彩。モネのたどり着いた究極の境地なのだと思います。
展示室を出て、乃木坂とは反対の出口から出ると、例のうねうねガラス構造を見る事ができます。写真で見ると、このうねうね構造がどうもピンと来なかったのですが、外側から見ると、樹木やカフェテラスを包み込むような凹凸がとても自然なものに見えてきます。鉄とガラスと自然。こちらはモネの睡蓮のような究極の統合とはいえないかもしれませんが、四角く切り取られたビルとは、一味違った風景を作り出していました。
美術館を出て、さてどちらへいったら良いものやら。乃木坂辺りは詳しくないので、とりあえず東京ミッドタウン(TMT)を目指して歩いていきました。道なりに歩いていく事5分ほどでしょうか、いきなり見慣れたTMTの前に出たので、これはちょっとびっくりしました。頭の中の地図を大急ぎで修正。
TMTのスタバでお茶を飲んで一休み。
とはいえ、凄い人出なので、テーブルは全て満杯。近くのベンチに腰掛けて、どうにか休む事ができました。
すると突然次女が「東京ミッドタウンてどこ?」と聞いてきました。ここがTMTだというと「クリイジー・フォー・ユーが聞こえたからそうかなと思っていた」と、劇団四季マニアの次女はニコニコと満足したような顔になりました。
一服した後にTMTのショッピングエリア・ガレリアをちょっと覗きに行きました。
まだブランドに興味のない子どもたちは、お店にはあまり興味ないようでした。
ゴールデンウィーク2日目、ポカポカ陽気に誘われて、お上りさん気分を味わった一日でした。
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ここでちょっとした列に並んでチケットを購入。そのままテラスを歩いていくと美術館の中へ。ここまではうねうねガラス構造の反対側からのアプローチなので、うねうねガラスは見る事ができません。いきなり、美術館の中に入り、内側からうねうねガラス構造を見る事になります。
ゴールデンウィークはみんなダ・ビンチ見に行ったかと思いきや、やはり日本人はモネが好きなのか、展示室入場まで約20分待ちの行列に並ぶ事になりました。
ようやく、展示室に入ると、予想通りの人。展示スペースが結構細かい仕切りで区切られているので、コーナー毎に人があふれています。
展示内容は、「色彩」「ジャポネスク」「リズム」などテーマ別になっています。別室では、それぞれのテーマ毎に、同じテーマで描かれた現代美術の作品が展示されていました。モネの用いた手法の現代的な意味を探るという事でしょうか。ただ、こちらのコーナーはそれほど真剣に眺めている人は少なかったようです。
テーマ毎に展示された作品は97点。これだけまとめてモネを見られるのも幸せではありますが、少々食傷気味でもありました。一つ一つじっくり(人が多いのでそれも、なかなかできませんが)鑑賞していたら、時間がいくらあっても足りません。
ということで、やや足早に人々の間をくぐり抜けて、睡蓮へ。
今回の展示では、睡蓮が、モネの手法のたどり着いた総合的な作品だという位置づけで展示してあります。実際、淡い色調の表現、水面に反射した風景、透明な色彩。モネのたどり着いた究極の境地なのだと思います。
展示室を出て、乃木坂とは反対の出口から出ると、例のうねうねガラス構造を見る事ができます。写真で見ると、このうねうね構造がどうもピンと来なかったのですが、外側から見ると、樹木やカフェテラスを包み込むような凹凸がとても自然なものに見えてきます。鉄とガラスと自然。こちらはモネの睡蓮のような究極の統合とはいえないかもしれませんが、四角く切り取られたビルとは、一味違った風景を作り出していました。
美術館を出て、さてどちらへいったら良いものやら。乃木坂辺りは詳しくないので、とりあえず東京ミッドタウン(TMT)を目指して歩いていきました。道なりに歩いていく事5分ほどでしょうか、いきなり見慣れたTMTの前に出たので、これはちょっとびっくりしました。頭の中の地図を大急ぎで修正。
TMTのスタバでお茶を飲んで一休み。
とはいえ、凄い人出なので、テーブルは全て満杯。近くのベンチに腰掛けて、どうにか休む事ができました。
すると突然次女が「東京ミッドタウンてどこ?」と聞いてきました。ここがTMTだというと「クリイジー・フォー・ユーが聞こえたからそうかなと思っていた」と、劇団四季マニアの次女はニコニコと満足したような顔になりました。
一服した後にTMTのショッピングエリア・ガレリアをちょっと覗きに行きました。
まだブランドに興味のない子どもたちは、お店にはあまり興味ないようでした。
ゴールデンウィーク2日目、ポカポカ陽気に誘われて、お上りさん気分を味わった一日でした。
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