おいみず亭 Family & Friends

美味しい食べ物と知的好奇心、そして楽しい仲間!!

今年最後の庭の草花

2007-12-31 23:47:25 | 庭の草花
28日、植木屋さんが松の手入れにきてくれました。
昨年も年末に来てもらいました。
寒い中、ありがとうございます。
ついでに、百日紅とツゲも刈っていってくれました。

今年は、庭の手入れを怠っていたので荒れほうだい。
少しぐらいはと思って、花壇に植えたまま霜にやられた日々草なんかを抜きました。
本当は、昨日買ってきたジュリアンを植えたかったのですが、これは年またぎの仕事になってしまいました。

ふと気がつくと、スイセンが葉を延ばしていました。
その中に蕾が一つ。
少しずつ春に向かって準備が進んでいました。




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Dark Side Of The Moon / Pink Floyd

2007-12-30 09:30:41 | Pink Floyd
今年も残すところあと2日。
大晦日というのは元日と繋がっているので、師走三十日が今年のブログの締めかな、と思います。
今年も1年、ありがとうございました。
そして、
来年もまたおつきあいの程、よろしくお願いします。

さて、「ゆず」にも書きましたが、12月の中頃に体調を崩しました。
ちょっとばかり忙しすぎたのが原因の一つではなかろうか、と思いその一週間は午前半休をとって、のんびりと出社させてもらいました。
行き帰りの電車の中では、気持ちをリラックスさせるために何が良いかな・・・とiPodの中を探って、Pink Floydを聞くことにしました。

何枚か入っているフロイドのアルバムを、気の向くままに聞いていたそんなある日のこと。
この日は「狂気/Dark Side of the Moon」を聞いていました。
このアルバム、今更説明するまでも無いと思います。
以前このブログでも書いたように、Beatles一辺倒だった音楽の趣味から、最初の一歩を踏み出す切掛になったのがこのアルバムでした。
ロック史に残る3枚のアルバムを選べ、と言われたら、迷わずこのアルバムを選ぶことでしょう(ちなみに、あと2枚は、アビーロードと宮殿・・・かな?)。

7人掛けのシートの端に座り、ひじ掛けに半ばもたれ掛かって、アルバムのB面を聞いていたときです。
とある駅で、電動の車イスに乗った女性が載ってきました。
付き添っているのは、お母さんでしょうか、車イスの女性は満面の笑みを浮かべて、付添の女性となにか話をしてるようでした。

実は、わたしのおくさんは、区の職員です。
確か福祉課とかいうところに所属していて、今は区内の障害者施設が職場です。
区内にいくつかある障害者施設のなかでも、そこは一番重度の高い障害者を受け入れているところだそうで、例えば軽度の障害者施設では作業訓練をしたりできるのですが、その施設の利用者さんは自分の意志では動くことも出来ないようなかたもいるそうです。
そこにもう5年位勤めているでしょうか・・・おくさんからいろいろな話を聞いて、障害者に対する考え方が少しずつ変ってきました。

正直なはなし、そういう重度の障害って、健常者とは関係ない事のように思ってました。
でも交通事故に遭っていつ障害者になっても不思議ではないんですね。
と、考えると、健常者としての生活と、障害者の生活って、本当に紙一重なんです。
いつ自分が障害者になっても不思議じゃないんです。
そうなったらどうするか、本当はちゃんと考えないといけないのでしょうが、悲しいかな、うまくイメージすることが出来ません。
そういうことをしっかり考えられる様になれば、障害を持ったかたに対して接する態度も変って行くんだと思うのですが・・・。

それと、おくさんが話してくれる利用者のかたとのコミュニケーションのこと。
こんなに喜んでもらえた、とか、怒らせてしまった、とか・・・
利用者のかたは、職員とのコミュニケーションに喜びを感じているのでしょうか。
自分の仕事を通じて、誰かに喜んでもらえるなんて、最高に素敵なことだと思います。
自分自身のことを省みて、そういう仕事しているかな。
できるだけ、そういうことが出来るようにしていきたいな・・・
と、いうようなことを、その車イスの女性を見たときに考えていました。

なんで、このときにそんなことを考えたのか。
フロイドの「Dark Side of the Moon」の影響かもしれません。
このアルバムA面は、人の誕生から死までの物語。
そして、B面は我々暮らすの社会が、だんだんと狂気に蝕まれていくというテーマ。
しかし、そこに流れているものは、死や破壊から生まれる再生のイメージ。
決してマイナス思考ではなくて、マイナスのイメージを克服することが出来るんだ、という強い意志を感じます。
「Dark Side of the Moon」を聞くと、いつもそういう前へ進む力のようなものが感じられます。
このアルバムが名盤たる所以は、この当たりにあるのだと思います。


1.Speak To Me/Breathe
2.On The Run
3.Time
4.The Great Gig In The Sky
5.Money
6.Us And Them
7.Any Colour You Like
8.Brain Damage
9.Eclipse




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Hair

2007-12-29 11:13:00 | 最近見た映画



占星術の方では、春分点というのがあるそうで、それが今まで魚座にあったのですが、2000年から水瓶座に移ったそうです。
春分点が水瓶座に移ったことによって、今は「水瓶座の時代=Tne Age of Aquarius」に入ったそうです。

実は、なにを隠そう、私、生まれも育ちも水瓶座です。
ということで、「Age of Aquarius=輝く星座」が歌われているミュージカル「ヘアー」にはとても興味がありました。

数年前(もっとずっと前か?)の年末年始の夜中に放送することをテレビ欄で発見したのですが、とても遅い時間だったので見る事が出来ませんでした。
その時に見る事が出来たのはこの歌に合わせて、騎馬警官の馬がステップ踏んでいる場面だけでした。

昨日12月28日は次女の誕生日でした。
誕生日プレゼントになにかミュージカルのDVDでも買おうかと思ってAmazonを見ていたら、「ヘアー」のDVDが定価995円(!!)で販売されていることを発見。
子どものプレゼントはさておいて、自分のために渋谷HMVに走りました。

お話は、ベトナム戦争の時代。
徴兵されて入隊前の2日間。ニューヨークに物見友山で出かけてきたクロード・ブコウスキーが、徴兵を逃れてセントラルパークに集うヒッピーと親しくなり、上流階級のお嬢様に一目ぼれする。
つかの間の2日間を自由に過ごしたクロードは入隊して・・・
いわゆる、フラワームーブメントの時代を描いたミュージカルです。
映画は、1979年作。
ベトナムからのアメリカ軍の撤兵が1973年、プノンペン陥落が1975年だそうなので、直接のベトナム戦争批判映画ではないようです。
そのせいか、ストーリーに重苦しさはありません。
むしろ、60年代の雰囲気を良く再現した映画だと思います。

もっとも、ステージの方は、1967年の初演のようなので、こちらはそれなりにベトナム戦争を強く意識していたのではないでしょうか。
徴兵そしてその先に確実に存在する戦争。
光り輝くはずの青春の一時期に、実際の戦争を体験しなくてはならないという現実。
これは、想像するしかないのですが、やはりやり切れないことではないかと思います。
重く蓋のようにのしかかる「戦争」から逃れるためのつかの間の享楽主義。
戦争の無い時代に生きていて良かった、って改めて思いますね。

ところで、Aquariuaでは、水瓶座の時代とは
 協調と理解、共感と誠実さに溢れ
 偽りや嘲りの無い時代
とうたわれています。
実は、なにを隠そう、私、生まれも育ちも水瓶座。
そしてこれからもずっと水瓶座でいるつもりです。

参考にさせていただきました: 達也君のぺえぢ





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Northern Lights - Southern Cross / The Band

2007-12-23 23:48:14 | 最近聞いた音楽
The Bandの魅力とは、いったいなんでしょうか?

高校時代「The Last Waltz」を初めて聞いたときに、世界一のサポートバンドとしての懐の広さに感心したのですが、ザバンド自体の魅力ってあまり感じられませんでした。
時を経て、大学に入学してからこの「南十字星」を聞いたときも、今一つピンとこなかったのですが、
今回改めてこのアルバムを聞いて、感心してしまいました。
多分、今年iPodの再生回数は1位か2位を下らないことでしょう。

バンドの魅力というと、何と言っても、リチャード・マニュエルの南部風の大らかなピアノと、不安定ながらも土の匂いのするそのボーカル。
アルバム1曲目の「Forbidden Fruit」はままさに、そんな魅力が満載の曲です。

デビューアルバムの「Music From Big Pink」から、なんとなくバンドといえば南部風というイメージがありますが、レヴォン・ヘルム以外はカナダ出身。
もともとは、ロニー・ホーキンスというロックンローラーのバックバンド「ホークス」として始まったバンド。
ホーキンスのカナダツアーの時、ツアーがきついという理由で、レヴォン・ヘルム以外のメンバーが脱退してしまい、急遽カナダで集めたメンバーが後のザ・バンドとなったそうです。
ということで、アメリカ人一人+カナダ人4人という組み合わせのバンド。
何故南部の香りがするのか、ちょっと不思議なんですが。。。

それから、レヴォン・ヘルムの素朴で謹厳実直なドラム。
どの曲を聞いていても、レヴォンのドラムがリズムを刻んでいるので、ちょっと集中力を欠いても、すぐに曲に戻ることが出来ます。

ザ・バンドにはヘルムというドラマーがいながら、実はピアノ/ボーカルのリチャード・マニュエルが時々ドラムを叩くそうです。
ひとつのバンドでいながら、ドラマーが入れ替わるなんて、ちょっとほかのバンドでは考えられないことだと思います。

さらに、リチャード・マニュエル、レヴォン・ヘルム、リック・ダンコというボーカリストが3人も揃っているというのも魅力です。
このアルバムを聞いて、最初に引っ掛かったのが6曲目の「It Makes No Difference」。
この曲に引っ掛からなければ、このアルバム、素通りしていたかもしれません。
イーグルスのような・・・というと褒め過ぎになりますが、もっと大ざっぱで力強いボーカルのハモりにはまりました。

ガース・ハドソンのキーボードも見逃せません。
The Last Waltzの映像見ても、キーボードに囲まれて演奏するガース・ハドソンの姿がみられます。
まるで、キース・エマーソンかリック・ウェイクマン。
実際、ザ・バンドの曲のどこにこんなにキーボードが使われているのか? と思うほどですが、ハデではないけど要所要所にガース・ハドソンのキーボードがにじみ出てきます。
7曲目「Jupiter Hollow」では、シンセサイザーがまるでUFOのような音を出していたりします。
ガース・ハドソン、写真見るとなんとなくぶっきらぼうな顔していることが多いのですが、実はチャメッケたっぷりの人なのかもしれません。

The Last Waltzの映画の中でも話されていましたが、ガース・ハドソンは最初メンバーではなくて、音楽の先生としてバンド(ホークス)に参加することになっていたそうです。
クラシックの音楽教育を受けていたガース。
父親に、ホークス入りの話をしたところ、そんな音楽を演るなんて許さんと、認めてもらえなかったそうです。
それで、苦肉の策として、音楽を教える立場で参加する、ということにしたそうです。
でも、実際はツアーメンバーだったんですけどね。

それから、この人サックスも吹きます。
6曲目の「It Makes No Difference」の後半で、サックスとロビー・ロバートソンのギターとの掛け合いを聞かせてくれます。
これが、また泣けるほど味があります。

さて、これらの曲を手がけたのはギターのロビー・ロバートソン。
The Last Waltzを仕掛けたのもロビー・ロバートソンみたいです。
作曲の才能もあって、売り方もうまい、というと、ビードルズにおけるポール・マッカートニーみたいなイメージがあります。
実際ジョンとポールと同じように、他のメンバーとロビー・ロバートソンの確執というのは、時間が経ってもぬぐい去れないものがあるようです。
1978年にThe Last Waltzを発表して解散したザ・バンド。
その後「ロビー・ロバートソン抜き」で再結成して活動した時期もありました。
リック・ダンコ、リチャード・マニュエルというメンバーの死を越えてもなおヘルムとロバートソンの確執は続いているようです。

実は、これまでに何度かザ・バンド入門を試みてきました。
今回、「It Makes No Difference」でやっとザ・バンドに入門できたような気がします。
入門までに時間がかかったためか、数枚のアルバムは聞いているのですが(The Last Waltzについては、このブログでも紹介しました)、まだ何枚か聞いていないものもあります。
そのうち、それらも聞いてみたいと思っています。
そのときは「道」シリーズで紹介するかも知れません。
期待せずに待っていてください。


[Northern Lights - Southern Cross]
1. Forbidden Fruit
2. Hobo Jungle
3. Ophelia
4. Acadian Driftwood
5. Ring Your Bell
6. It Makes No Difference
7. Jupiter Hollow
8. Rags and Bones
-bonus track-
9. Twilight
10. Christmas Must Be Tonight

公式サイト: The Band





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断線

2007-12-23 07:37:26 | 亭主独白
2週間ほど前に、日ごろiPodで使用していたイヤフォンが断線しました。
イヤフォンの付け根のところが切れた見たいで、右側の音が聞こえたり聞こえなかったり。

以前使っていたイャフォンを使ってみましたが、音が気に入らなかったり、耳からズレ落ちたり、なかなかピッタリしなかったので、吉祥寺のヨドバシカメラに行ってきました。

いくつか試聴してみました。
シュアの、低反発ゴム(?)のイヤパッドの遮音性の高さにはビックリしました。
装着した瞬間にクリスマスセールでやかましい店内の音が、スッと消えました。
でも、シュアの音はどうも好きになれないんです。
買い替えの候補にしていたのですが、パス。

オーディオテクニカのATH-CM700Ti。
相変わらず、良い音です。
でも、これは持っているので、パス。

いくつか試聴したのですが、買い替え好捕にしていたオーディオテクニカの新製品ATH-CKM50は試聴コーナーにありませんでした。
5000円足らずで販売されているから仕方ないかな、と思ったのですが、店員さんに試聴できないか聞いてみました。
そうしたら、「サンプルは無いけど、一つ開けます」といって音を聞かせてくれました。
断線したATH-CK9が、低音がでていなかった分、ちょっと低音が出過ぎかなと思いましたが疲れるような音ではなかったので、購入しました。
ロックを聞くにはいいかもしれません。
ちょっとボーカルが薄っぺらい感じなんですが・・・暫く使ってみることにします。




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ゆず

2007-12-22 05:30:11 | 季節のしるし
胃が痛くなったのは、ここんとこ忙しすぎたからかな、という反省からここ数日のんびりとお風呂はいるようにしていました。

今日(もう、昨日)帰りがけにスーバーで柚子を売っていたので買ってきました。

ふと、横を見ると「ゆず湯」という、お風呂に入れる「ゆず湯」のティーバッグみたいのを売っていました。
そういえば、5月にも菖蒲湯ティーバッグみたいの売ってました。
ちょっと、風情に欠けますね。。。

1982年のSFマガジン

2007-12-18 23:15:44 | 最近読んだ本
金曜から調子悪かったのですが、土日月と臥せっていました。
症状はと言うと、なにか食べると胃が痛くなる、というもので、ほとんど食べ物を口にせず寝ていました。(といっても、空腹時には元気に起き上がっていました)
寝ている間に、会社の知人から借りたMonster(浦沢直樹)を4冊ほど読んで、それでも時間が潰せなかったので、書棚から1982年のSFマガジンを撮り出して読んでいました。

ディックのSFは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を読んでから、暫くディックのSFばかり読んでいました。
といっても主著と言われている「パーマーエルドリッチ、三つの聖痕」「聖なる侵入」「ヴァリス」は読んでないので、いったい何を読んでいたのか・・・
でも、ディック以外のSFを読めないような時期があったので、継投していたのでしょう。

で、1982年7月号のSFマガジンは、ディックの追悼特集を組んでいました。
この年の3月に53才で急逝したディック。「アンドロイド・・・」の映画版「ブレードランナー」の公開が1982年。ディックの死後のことでした。
先に述べたように、ディックを読んでいたのが大学の2-3年生の頃だったと思います。1982年は卒業の年でした。

その追悼特集に1980年のディックのインタビューが載っていました。
82年に一度読んだことあるのだと思いますが、記憶はとぎれとぎれ。
でも、その中に面白いことを発見しました。
ディックは、自分の作品で、ギリシャ時代の哲人ヘラトクレイトスがいうところのイデイオ・コスモス(個人的な世界)とコイノス・コスモス(みんなが共有する世界)を対立させて考えているようです。
このイデイオ・コスモス(個人的な世界)が他人のイデイオ・コスモスによって侵害されたらどうなるか、というモチーフでSFを書いていたようです。
「私の世界」とことなる「あなたの世界」が存在し、互いに侵略し合うかもしれない。実はこんなところに惹かれて、ディックばかり読んでいたのかもしれません。

1982年というと、ワープロによる印刷が出来る前のことだと思います。
色あせたページに、なんとなく濃かったり薄かったりという印刷のばらつきがあるところが、なんとも時代を感じるとともに、有機的なイメージがあります。

それにしても「SFマガジン」というのは壮大な同人誌ですね。
読者コーナーには、SF同人のミーティングのお知らせとかメンバー募集とか載っています。
とかも、住所氏名がフルで載っていたりして・・・。このあたりも時代を感じます。

その読者コーナーに難波弘之のSENSE OF WONDERのライブの告知。
おやおや、センスオブワンダー=SFつながりかいな、と思ったら、「Sci-Fi Set」という難波弘之さんのコーナーがありました。
チラチラと読み初めてビックリ!!
 「前回、アニメのヘビー・メタルについて触れて」
と書いてあります。
でさらに読み進めると
 「ヘビー・メタルという言葉には重金属という意味などのほかに、ロック用語として、ギンギンにハードなサウンドという意味があることは、先月号でも触れた。」
6月号が読みたい!!

で、このコーナー何書いていたかというと、モリー・ハチェット(Molly Hatchet)というバンドのジャケットが、ヒロイックファンタジー路線であるということ。
難波さんヘビメタと紹介していましたが、ネットで調べるとサザンロックとのこと。
電気化されたサザンロックって、ZZトップみたいな感じかしらん?
某サイトによると、2004年のアルバムマで紹介されていました。
もしかして、まだ現役でしょうか。

ちなみに、再びディックですが、「聖なる侵入」も「ヴァリス」も翻訳されたのは、ディックの死後のことでした。
ちなみに「ヴァリス」はちょっとだけ読んで、ザセツしました。

おまけ
アマゾンに輸入盤がありました。


何曲か聞いたけど、イイ感じの南部サウンドです。
なんで、ジャケットがスペオペしているのやら???




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ジンジャーとピクルスや

2007-12-15 13:16:02 | クッキング
久々に、ピクルスを漬けました。
今回は先週行われたsonareさんのお宅でのクリスマスパーティー用にと、通常の瓶ともう一つ大きな瓶に作りました。
大きな瓶は、先日まで成城石井で買ってきたピクルスがはいっていたもの。ピクルス液をどのぐらい作ったら良いのか見当がつきません。
便の大きさを比べて、通常の1.5倍ほど作れば良いかな、と目見当をつけて作業開始。
ワインと白ワインビネガーは通常の1.5倍程度を使用。それに対して、ハーブ類は今までと同量ぐらい。
分量としては、こんな感じでしょうか。
 白ワイン     250ccぐらい
 白ワインビネガー 250ccぐらい
 ブラックペッパー 10粒ぐらい
 オールスパイス  5粒
 ローリエ     3枚
 クローブ     3個
 赤トウガラシ   1本
 ニンニク     1片
 粒マスタード   大サジ1杯弱
さらに「ちょっと少ないかな」と思い水を50cc程加えました。

そこに今回は、タラゴンを本の少し追加。
追加するタイミングわからなかったので(というか、買っておいたのをすっかり忘れていたので)、つけ込む寸前に少量パラパラと入れました。

今回漬けたのは、ニンジン、ズッキーニ、カリフラワー、パプリカ。
10日程漬け込みたかったのですが、日曜に漬けて、次の土曜の夜に開けるという、短期決戦。
しかし、この浅漬け状態が功を奏したのか、いままでのピクルスよりさっぱりしていて、個人的にはこのほうが好きな味にでき上がりました。

さて、その夜はパーティー。
sonare夫妻の美味しいお料理と、竜様家からの牡蛎で、また今年もおなかいっぱいになりました。
今年はおくさんも参加してウクレレを披露する予定でしたが、直前にダウンしてしまい、急遽ソロ演奏となりました。
aokenさん、写真をお借りします。あ、それと、美味しい土産をありがとうございました。


ApplauseのウクレレにAquilaのNylgut。
この白い弦なかなか気に入ってます。
でも、ウクレレというより、やはりギターに近い音なんです。



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今年も張り出されました

2007-12-12 03:45:41 | 季節のしるし
今日は、Zepの事を書こうと思い「聖なる館」を聞いていたのですが、遅くなったのでまたいつの日か・・・
その代わりに、というとなんですが、お手軽「季節のしるし」シリーズ。

昨日(というのは、もう一昨日)気がついたのですが、今年も張り出されていました。「年末
年始のゴミの回収」のスケジュール。
困った。まだ年賀ハガキ買ってないよ。




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ユタと不思議な仲間たち

2007-12-08 10:20:20 | 劇団四季
11月23日、福島に出かけた日、NHKでこどもミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」が放送されました。
居間に置いてあったテレビが壊れてから使われなくなってしまったHDDレコーダーを2階のテレビへ繋ぎ直して録画しました。

東北の小さな村に転校した勇太。
みんなは勇太のことをユタと呼び、東京から転校してきたユタをいじめます。
そんなユタを見守り、助けてくれるのが座敷童のペドロ、ダンジャ、ゴンゾ、モンゼ、ヒノデロ。
座敷童達は、それぞれ生まれてすぐ死んでしまった赤ん坊の幽霊。
あの世にも行けず、この世にも戻れない命無き者たち。
いじめにあって、生きる事が辛いと思っているユタに、ペドロは「ただ生きているだけで、素晴らしいことなんだ」と語ります。
座敷童の不思議な力によって守られていたユタですが、次第に自然の中にある命の力を感じ、そしていじめっ子たちに対しても心を開き、友達として受け入れるまで成長していきます。

原作は三浦哲郎の『ユタと不思議な仲間たち』。
それを劇団四季がオリジナルのミュージカルに仕立てたもの。
テレビを通じても、四季の役者さんの身体の動きの見事さが伝わってきます。
そして、東京育ちのユタ以外は南部弁で語る台詞。
この南部訛りの台詞が、とても温かみがあり、そして力強く心に響きます。
ペドロたちの一言一言に涙が出てしまいました。
素敵なミュージカルなので、沢山の人に見てもらいたいとおもいます。

劇団四季の「ユタと不思議な仲間たち」のページ
沖縄公演レポート(千秋楽)
こんな身近なところで見られるなんて、なんて幸せなのでしょう!!

今回放送されたのは、NHKホールで収録されたもの。
主演のユタは田邊真也さん。
ひょろっとしていて、背が高くて、「東京からきたもやし小僧」にピッタリ。
以前見たCATSでは、「要潤似のラム・タム・タガー」を演じていました。

実は、この収録の観覧募集に四季好きの次女が応募して当たったのでした。
でも、それは、最初予定していた福島行きの当日。
次女はせっかく当たった劇団四季のステージを、見に行きたい気持ち半分、法事にも行きたい気持ち半分で悩んでいました。
しかし、そのときの福島行きは台風で中止。
おかげで、無事(?)ステージを見に行くことが出来ました。
そして、放送が、延期になった福島行きのその当日。
お墓の中のおじいちゃんたちの計らいだったのでしょうか。




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太陽交点駅発の列車に乗って

2007-12-07 04:25:31 | 亭主独白
12月8日が近づいています。

FM東京のジェットストリームで、ジョンレノンのマザーを聞きました。
「ジョンの魂」ってアルバムは、どの曲も音が凄く少ないんですね。
少ないって言うか、楽器の編成がシンプル。
で、スカスカの音かというと、さにあらず。
一つ一つの音が、凄く緊張感を持って、存在しています。
どの曲も、ピリピリ張りつめた空気が、感じられます。

会社からの帰りの電車の中で、ウトウトしていたら、突然「列車に乗り替えなくちゃ」っと思って目を覚ましました。
実際には、家までは乗り換えの必要はありません。
目を覚ました途端、どこかに行く用事があったような気がして、
でも、それがどこだかわかりません。
ただ、「列車に乗って、どこかに行かなくちゃいけなかったんだ」という気持ちだけが、消えずに残っていました。
ふと、「太陽交点」という言葉が浮かんできました。
その言葉を辿ってみると、その分岐点からどこかに行く列車が発車したようです。
手の届かない遠くに行ってしまった友人が、その列車で帰って行ったみたいです。
僕は、いつもと同じこの電車で帰るけど、また遊びに来てね。

と、こうやって、今年も12月8日が近づいてきます。

懐かしの日本のプログレ(その2) / Ain Soph

2007-12-03 00:37:42 | 最近聞いた音楽
1stアルバム「妖精の森/A Story of Mysterious Forest」 1980
2ndアルバム「帽子と野原/Hat and Field」 1986
Hat and Fieldって・・・

このバンド、まだ活躍していたなんて知りませんでした。
Tommyさんとこでライブの様子が紹介されていて、未だ現役ということを初めて知りました。

実はこのバンド今まで聞いたことありませんでした。
というのも、「妖精の森」の謳い文句がシッフォニックロックとかになっていたので、当時のひねくれプログレファンとしては「どうせストリングが入った美し系ロックでしょう」と高をくくっていました。
それが、実になんと・・・

「妖精の森」を聞いて驚きました。
カンタべーリーの音そのものじゃないですか。
(セカンドアルバムのタイトル通りになんですが)、ハットフィールド・アンド・ザ・ノースからコーラス隊のが抜けたみたい。
(だからハット・アンド・フィールドなんですね)
これだったら、最初から「カンタベリー風のジャズロック」と言ってくれていたら聞いていたのに・・・
いや、正直な話、今まで聞いていなくて損したと思いましたね。

で、すこし間を置いて、冷静に聞き直すと・・・あれ、レニー・ホワイトってこんなドラム叩いてなかったっけ?
と、思った瞬間、これはカンタベリージャズロックというよりも、リターン・トゥ・フォエバーに近いのではないか、と思いました。
「妖精の森」の最初の曲なんて、プログレというより、クロスオーバー/フュージョンです。
そうやって聞くと組曲になった「妖精の森」も、RTF「浪漫の騎士」とかチックコリアの「レプラコーン」?

ジャズロックとクロスオーバーの境目というのもわからないのですが、「プログレ」というよりフュージョンバンドとして売り出したほうが良かったのではないでしょぅか。
いや、そういうカテゴライズより、「プログレはプログレ誌」「フュージョンはジャズ雑誌」という棲み分けの方がおかしいですね。
生粋ジャズでも生粋のロックでも無い、かといってフュージョンでもない、クロスオーバーな活動をしている場合、なかなか情報が伝わってこないですよね。
最近はどうなんでしょう。
1980年に、レコード会社の売り文句以上の情報を見つけられなかっただけなんでしょうか。




[妖精の森]
1. Crossfire
2. Interlude I
3. Natural Selection
4. ブライアンスミスの主題による変奏曲 (variations on a theme by Brian Smith)
5. 組曲: 妖精の森 (a story of mysterious forest)
 1.目覚め (awakening)
 2.密かな憧憬-微風 (longing-with the wind)
 3.神秘の森 (mysterious forest)
 4.燃ゆる想い (passion)
 5.深き眠り (deep sleep)
 6.闇夜の中で (darkness)
 7.小人たちの踊り (dance)
 8.予言者の告示[失意] (misfortune)
 9.神秘の森 (mysterious forest)
 10.目覚め (awakening)
6. Interlude II

Personel
山本要三 (guitars)
服部眞誠 (keyboards)
鳥垣正裕 (bass)
名取寛 (drums)




1. 白鳥の湖 (the swan lake)
2. 小品パート1 (little piece part 1)
3. 組曲: 帽子と野原
 1.トリプル・エコー
 2.ハット&フィールド
 3.深海の話 (deel feelin')
4.トリプル・エンド
5.スペイン海峡 (spanish channel)
4. 霧 (mizzle)
5. カンタベリー物語 (canterbury tale for Pye Hasting & Richard Sinclair)
6. 小品パート2 (little pieces part 2)
7. パイプ・ドリーム (pipe dream)

山本要三 (guitars)
藤川喜久男 (keybaords)
鳥垣正裕 (bass)
富家大器 (drums)

オフィシャルサイト

Sun Bear Concerts : November 5, 1976, Kyoto

2007-12-01 11:19:46 | Keith Jarrett
1976年11月5日 京都。

11月中に書いておきたかったレビューが幾つかあったのですが、これもその一つ。

1976年11月5日 京都を皮切りに、いよいよSun Bear Concertsが始まります。
このあと、11月8日:大阪、12日:名古屋、14日:東京、18日:札幌の演奏が収められています。
札幌については、以前書いたので、今日は京都。

この時期のキースジャレットのピアノソロは、まるでミューズが乗移ったかのような、繊細で美しく響きます。

さて、そのミューズですが、9人姉妹の女神だそうです。
9人の姉妹が司る分野はと言うと次のようになっているそうです。
 カリオペ(叙事詩)
 クレイオ(歴史)
 メルポネペ(悲劇)
 エウテルペ(抒情詩)
 エラト(恋愛詩)
 テルプシコラ(舞踏)
 ウラニア(天文、占星)
 タレイア(喜劇)
 ポリュヒュムニア(音楽と幾何学)
(こちらのページを参考にさせていただきました)

音楽の持つ多面的な表現を9人の姉妹として現しているのでしょうか。
Wikipediaによると、ポリュヒュムニアは「沢山の歌」という意味だそうです。
音楽という神秘的なものが、ちゃんと数学と結びついているのが面白いですね。

さて、秋の京都でキースジャレットに乗移ったミューズたち、Part1ではそれはそれは美しいメロディーを奏でます。
途中、ちょっとフリージャズっぽくなることもありますが、すぐに美し路線に戻ります。

これがPart2に行くと大暴れ。
Part1の美しさはどこに行ってしまったの? という感じで鍵盤の乱れ打ち。
これは何事か、どのように終結していくのか、このまま最後までいってしまうのか。
はらはらどきどきしながら聞いていると、次第に一つの旋律に向かって音が整理されていきます。
そして最後には、キースらしい美しい旋律にもどります。
それはまるで、Part1でつくり出した美しい音楽を、ミューズ達が解体して、再構築していく、そんなふうに感じることができました。





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石鹸

2007-12-01 05:26:18 | 亭主独白
1月に作った石鹸を使ってみました。

型に入れたまま熟成していました。
熟成期間、普通は切り分けて3ヶ月ぐらい置けば良いのですが・・・たんにさぼっていたので11ヶ月も経ってしまいました。

しかし!!
切り分けてみたら、まだ柔らかい。
パームオイルが多いと堅くなるのですが、分量を間違えたか・・・

最初の一切れを使うのは、ちょっと勇気がいります。
水酸化ナトリウムが残っていませんようにむ。。。

もともと、オリーブ石鹸は水に弱いのですが、固まっていないので、すぐに溶けてしまいそうです。
柔らかいこと以外、問題はないみたいです。
一安心。

香りは、かなりスパイシー(ラベンダー+ローズマリー+ユーカリ)。
ユーカリのせいでしょうか、身体洗っているとスースーとします。
夏向きの石鹸だったのかもしれません。
切り分けたのを、温かい季節まで乾燥させて使ったほうがいいかもしれません。






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