あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

拘り過ぎも

2024-05-18 06:51:50 | いろいろあります

焙煎したてのコーヒー豆を手に入れる事が出来て、いざ挽いて飲んでみると結構とげとげしい味わいで、Webで調べると熟成という言葉が出てきました。部屋の温度の中で1か月以上放置すると流石に香りも抜けてしまう事は想像できるのですが、焙煎してから1週間ほどガラス瓶の中に入れて保管するととげとげしい雰囲気が無くなって、おいしくなるという感じです。

なるほどと思って早速試してみると、3日目くらいからとげのある雰囲気が少なくなってきて、1週間ほどすると香りの中に甘さが感じられるようになってきます。これは良いやという事で、次に購入する豆も少しガラス瓶に入れてから使いだす方が良さそうです。しかし、1か月ほど部屋の中に放置すると、流石に味も悪くなってきそうで1か月を目途に使い切ろうと考えています。

考えてみるとフィルムの現像液も、作って直ぐの状態ではむらが起きやすいので、前日に調合してボトルに入れていたりします。程よく室温にもなじんで成分が水の中に拡散してくれるからという感じで、使うまでに1日くらいは間をあけているという感じです。なぜか間をあけているとトーンも出やすくなる様子で、次の日までは冷暗所に保管します。

そんなこんなで、熟成するとコーヒーの味が良くなるという感じなのですが、その時に知ったことは焙煎も自ら行えるという事です。しかし、いくら拘ったとしても焙煎までは自前で行うという事に抵抗感があります。それは焙煎前の豆にあります。確かに少し安いのですが、焙煎機も持っていないわが身とすれば、方法すら良く判っていません。

これから焙煎をスタートするにしても、コツをつかむまでは色々と試行錯誤する必要がありますし、出来てくるコーヒー豆も失敗ではないにせよ好みに合わないことも多くあるという事になります。それならば焙煎の作業をお任せして、出来上がった豆を買ってきた方が良いという事になります。

焙煎できたとしても、コーヒー豆1種類だけではいつも朝飲んでいる味わいになりません。ブレンドとなると流石にまた試行錯誤が必要なわけで、面倒くさくて試行錯誤が必要なところはコーヒー屋さんにお任せという事になります。買ってきた豆を、香りをかぎながらガラス瓶に入れて熟成させる事は出来そうですので、今はこの方法で行っています。

結構香りをかぎながら熟成度合いを見るのも楽しくて、とげとげしい香りがまろやかになってきますので、頃合いを見計らってコーヒーミルにかけていくのも面白いというところです。焙煎したてで送ってくれるコーヒー屋さんも見つけましたので、これからは活用していこうと思います。少しの拘りで美味しく飲もうというのがモットーになってきました。

連休が済んで雨模様の毎日だったのですが、その後は例年通りの気温に戻ってきた感じです。これからは汗ばむような陽気になってきますので、体調管理や着る服装も考えないと夏ばてしそうな感じです。いよいよ夏の服装という訳で、半袖と半ズボンの季節がやってくるという事になります。同時に寝苦しい夜もやって来る訳で、少しずつ暑さに体を慣らしていこうと思います。

低気圧が通って行って、一時的に雨が降って気温が下がりましたが、この後は晴れて夏日の日が多くなっていく予報が出てきています。外の景色はもう初夏という感じで、まだ梅雨には入っていないのですが湿度も上がってきて、不快な雰囲気です。まだ初夏の花は咲きだしていないのですが、色々見て歩くのも楽しい季節がやって来たという感じです。

それでは、今月中旬に撮影した写真から掲載します。

Asahi Pentax ME SMC Pentax-M 35mmF2.8

撮影データ:1/250sec F5.6 Rollei Retro400S(ISO100)

桜もケヤキもといった感じで、うっそうと茂って薄暗くなった小道をローライの赤外域まで感度が伸びたフィルムで撮影すると、やけに明るく表現されます。葉が近赤外の光を出しているわけで、絶賛光合成中と伝えてくれるという事になります。

コメント
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