あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

鮎を堪能する

2017-11-21 07:20:05 | 旅行の記録
そういえば、鮎の価格も年々高くなってきて、今年の夏はあまり楽しめなかったと思いつつ、気がつけば11月です。あまり楽しめなかった味覚のマツタケの二の舞になってしまうと、あまり面白くはありませんので、鮎を食べに行こうということになりました。

お店に聞いてみると11月いっぱいで終了との事で、まだ一月余裕がありますが、今のうちに行動しないとチャンスに巡り合えないかもしれません。まだ営業しているお店はテレビでもおなじみですから、富山県へと車を走らせます。道中は少しずつ秋の紅葉の世界、近くの富山県ですから一時間もかからないで目的のレストランにたどり着きます。

着いてみると、もう少しでシーズンも終わりですから長い順番待ちです。しかし、店内の席数も多くて昼食時ですから回転も速く、30分くらい待って席につくことができました。シーズン最後は食べ放題という事で、費用的には高くなりましたが、その分普通であれば一尾くらいで満足しなければならないところを、10尾位堪能できるわけです。

おまけに色々な鮎尽くしで、普段余りお目にかかれない食べ方もありましたので、至極堪能できた一時間でした。これで数年はあまり鮎は要らないというくらいに堪能しましたが、そこはまた人間の性で、来年になればまたたらふく食べたいという気分になります。

流石に帰り際にお土産で、鮎の甘露煮などもありましたが、そこまで購入する気力も起きずに、レストランを後にしました。鮎の季節は夏で、金沢市内でも太公望の方々が長いさおを持って川に入っている姿をよく目にしました。今は子持ち鮎の季節で、お腹の中にはぎっしりと卵を抱えた鮎も中にいます。

そんなこんなで帰り道には、秋の味覚を探して道の駅を見つけて中に入ります。今の旬は柿ですが、甘柿と書いてあってもなかなか信用できないのが世の常で、数個購入して家に帰り、渋ければ次の一個にトライといった感じで、おっかなびっくり試食をしますが、渋柿の確率は低いので、すこし安心といった所です。

帰ってきてからは、午前中の撮影行で現像を済ませておいたローライのレトロ80Sが乾いていましたので、6カットずつ切り離してスキャニングします。思った以上に微粒子で、良いフィルムを見つけたと喜びました。鮎の食事に面白いフィルムが見つかった事で、結構ツイている祝日であったことを感じています。

これからは冬の味覚。もう数日すればズワイガニ漁も解禁となって、香箱カニが手に入りますし、油の乗ったブリが店先に並びます。日本酒と一緒に愉しめる季節が来たわけで、今から楽しみですが、その先に鮎が堪能できたので良かったと感じています。

それでは、今月初めに撮影した写真から掲載します。


docomo F-05F 4.8mm(35mm換算26mm)
撮影データ:1/40sec F2 ISO369
鮎といえば炉辺焼きが美味しい。結局10匹以上食べてしまいました。レトロ80Sの高精細画像にもびっくりして、幸せな一日になりました。
コメント
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