あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

休日は青空に

2017-11-15 07:01:22 | いろいろあります
ここの所週末は台風襲来で、なかなか撮影行にも出られなかったのですが、振り替え休日となった週末は久々の好天に恵まれました。秋になったと思ったら秋雨前線と台風襲来で週末は散々だったのですが、ここの所はつきに恵まれているようです。やはりからっとした秋晴れの日は気持ちが良いもので、早速撮影行の準備をします。

丁度富山旅行で持っていった黒白フィルムの現像で、現像液と定着液が使用期限となりましたので、早速廃液としておなじみのカメラ屋さんに引き取ってもらい、新しく液を調合します。一回作っておけば半年分くらいは優にありますので、液の調合の準備をしながらレンズを選びます。

今回の撮影行は久しぶりのコムラーという事で、コムラー135mmF2.8を選びます。ここの所紅葉が少し遅めで、まだまだ桜の葉も緑が多いですしもみじもまだ青々としています。例年ですと10月下旬には栃の木や桜は、ほとんど葉を落としてしまうのですが、今年はまだ落葉も少しで暖冬の影響が現れているのかもしれません。

しかし油断は禁物で、11月ともなれば木枯らしが吹いて、気温もぐっと下がってくる事が予想されますし、今年の冬の積雪量は早くも例年並みといった予報が出ています。晩秋の足音が次第に近付いてくるようで、この一週間で仕舞われていたストーブを引っ張り出してきて、灯油を買って来ました。

台風が近付いてきている事もあって、寒い日が続いた後に少し持ち直した気温の下で、ジャケットを着て撮影行に出かけると、少し汗ばんでくる感じです。晩秋が近くなったとはいえ、まだ照りつける日の光は強いので、ジャケットを着てきた事に少し反省しながら、撮影を続けていきます。

アメリカ楓の葉は全部が真っ赤に色付いた木もありますが、まだ緑の葉を付けた木もあって色の変化を愉しむように写していきます。ケヤキの木も高揚した葉が多くなって来ましたし、一足お先にアメリカハナミズキの紅葉が進んで、落葉の時期を迎えてきています。これからが錦秋の季節で、裏山の木々が一斉に色付いてくるのも間近です。

10月は結構フィルムを多用して愉しみましたので、10月最後の撮影行はディジタルでしっかりと記録に残す事にしました。K-5を久しぶりに引っ張り出してきたわけなのですが、ディジタルで撮影すると、どうしても撮影枚数が増えてしまう感じで、後からの気に入ったコマ選びに一苦労する感じですが、これも愉しい作業です。

ひとしきり撮影してきて、帰ってからはディジタル現像を行います。ほとんどのコマが正確な露出になっていて、後から色々といじらなくても良いのがディジタルの特徴です。フィルムの場合は色かぶりが起き易い感じですが、ディジタルの場合は補正がほぼ完璧に行われますので、背面のLCD表示で色合いのみを確認して次のコマの被写体を捜します。

晴れた日は汗をかくけれど、気持ちよくからっとした空気のおかげで撮影も順調に進みます。数週間あまり歩いていませんでしたので、丁度良い運動になったと感じています。

それでは、先月末に撮影した写真から掲載します。


PENTAX K-5 Komura 135mmF2.8
撮影データ:1/250sec F8 ISO100
もみじも少しずつ色付いてきているようです。これから真っ赤になっていくのが楽しみな秋の一日です。
コメント
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