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通勤ローディ、たまにホビーレース

トロッフェ・バラッキ(レース編)

2011-11-07 23:59:28 | レース参戦
スタート!

「ドーピングの効果が分からないので、1周目は、オイラが引く」と相方と決めたので、まずは前にでる。
ピットロードからシケインまで上るも、調子は良く分からない。


そこに、いきなり「ピピピー!!」と笛を鳴らした先導バイクがやってきた。8耐の先頭集団がやってくるようだ。

先頭集団がやってきた。速い!オーベストが引いているて、マトリックスが混ざっている。超ガチな集団だ。

頭の中で「プチッ」っと何かが切れた。ギアをアウターにして、全力で加速。
なんか速いものを見ると、後先考えずに追いかけてしまうのは「おバカ」だけど、本能だもん。

しばらく並走後、集団の中程に入れてもらえた。
この集団速い…。裏ストレートで50km/h以上で走っていく。8耐組みは4時間走ってるハズなのに、この速度をキープするなんて…。

裏ストレートからスプーンの上りで集団後方まで下がる。
ここで、「○○さ~ん!元気そうで~!」と声がかかる。見ると、あらっ、FITの店長さんじゃないですか!この列車の乗客だったのですね。

ここから、集団の後方で、ヘアピン、デグナーを超え、S字を下っていく。速い集団だけど、付いていけなくはない。
メインストレートに出たところで、集団最後尾に…。やがて、集団をお見送り。

ここで、やってしまった事に気づく。1周目から全開走行。脚ガクガク。心拍バクバク。
メインストレートは上るだけで精一杯。F吉君に頼んで、超遅いペースに付き合ってもらう。

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頑張ってシケインまで上りきると…、そこにいました。例の「お手伝いさんズ」の女子コンビです。
こうなると、F吉君の出番です(めっちゃ他力本願)。終わった脚の私を引き連れて、裏ストレートをソロで50km/h近くで走っていきます。
私は・・・、この「F吉特急」にしがみつくのに必死。引きずり回され、気が付けばメインストレートに。

ここからは、また私のペースに付き合ってもらいます。ヨタヨタのペースでしか上れません。スマン、F吉君。
フラフラしてると、横をあの「お手伝いさんズ」が抜いていきます。コイツら、上りが速い。(←いや、アンタが遅いんでしょ?)


上りきると、また「F吉特急」が発車されます。もちろん乗車しないといけません。(←嫌なの? ←イヤです)
この「F吉特急」、大変な人気列車で、裏ストレートでは、ちょっとした列車が完成します。…タダ乗り集団ですが、上りで鈍行列車(私のペースですよ)に変わると、さっさと降りていきます。義理も人情もありません。(←そりゃ、レースだもん)


200Rで、またも「お手伝いさんズ」に追いつき、ちょっとしたバトル開始。
「お手伝いさんズ」は声を掛け合って、先頭交代してペースを保っている。こっちは、F吉君の一本引きと金魚のフン…。
それでも、勝ってしまうのが、F吉君のスゴイ所。どうやら、「お手伝いさんズ」に引導を渡せたようです。

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ここから、延々とゴールまで、F吉君の一本引きが続きます。(一回だけ、下りで前を引きましたが、逆にメインストレートが上れなくなるので、ヤメました)
私にできることは、F吉君から離れないこと。そして、特急列車の進路を確保すべく「右通るよ!」と前の人に注意を促すだけ…。
クリテリウムをやってると、チェイスだけは旨くなるので、F吉君のリアホイールの30cm以内をキープできるのが、逆に悲しいところ。

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8周目、雨が降ってきます。汗と雨でサングラスが曇り、殆ど前が見えません。…が、関係ありません。どうせ、F吉君のケツしか見る必要がないので。

ラストラップ、F吉君のツキイチでここまで来ましたが、脚が攣りそうです。
メインストレートで、二人並んでゴール! …した瞬間に脚が攣りました。

ゴール後、お互いの健闘を称えあって…なんてできません。レースの98%を引いてくれたF吉君に詫びを入れますが、「いいんですよ!いい練習になりました!」と言ってくれます。イイヤツです。(ん?練習??)

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さっさと着替えて、タグを返却に。おっと、F吉君が知り合いを見つけたようです。TTバイクに乗ってる方です。
なんと、お知り合いは、トロバラの優勝者の方でした。少しだけ話をしましたが、大変気持ちの良い方でした。

この後、FITさんのテントへ行って、8耐組みの結果を聞きました。
なんと、41位!535組も出走しているので、素晴らしい成績じゃないですか!

我々の成績は、…40位/67組でした。結果はこちら
オイラがもっと上れるようになれば、20位台が見えるようになるのでしょうね。ゴメンね、F吉君。


今回のレース、なんかレースではなく、F吉君の練習会に付き合っただけのような気がします。
鈴鹿サーキットの思い出もありません。ずっと、F吉君のケツとリアホイールしか見てないもん。

いろんな意味で、トラウマになりそうです。でも、「TTは二度としたくないっ」よりは、「来年こそっ!」って思ってしまうのはナゼかしら?

来年に向けて、まずは、TTバイクの物色からでしょうか。(←やっぱり物欲?努力しなさいよ!)


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〆は、四日市のトンテキだぁ!レース後は、なに食っても許されるんだゾ!

油たっぷり、めっちゃ旨かったです。


ん?なんか忘れてる? そーいえば、体調は?
・・・どうやら、レース中に治ったようです。なんの病気だったんだろ?(レース拒否熱とか?)


今日はここまで。


トロッフェ・バラッキ(プロローグ)

2011-11-07 06:49:19 | レース参戦
いよいよ決戦の日。
「優勝なんてできないけど、少しでも前の成績が欲しいなぁ」って感じで、練習してきました。今日がその答えあわせの日。


天気は曇天。天気予報によると、「一時雨」らしい。
路面はハーフウェット。でも、「鈴鹿は水はけが良い」って、モーターバイク時代の経験で知っている。一番怖い水溜り心配がないのがうれしいかも。
こんな感じ↓



マシンは、チャリ通の友、「アンカーRCS6+コスミックカーボン」。TTバーとKEOカーボン(軽量ペダル)で武装する。
相方のF吉君のマシンは、「キャノンデールCADD9+デュラC50」。こっちも当然TTバー。


体調は、イマイチ。熱が37.5℃程度あり、頭痛もヒドイ。エスカップを2本飲んで、解熱剤(ロキソニンS)を3錠放り込む…と得意のドーピング。
ここまで来て走らないはないよ。「あとは野と慣れ山となれ」と、出走まで、車の中で寝させてもらう。
←ブライト艦長いい感じだねっ


いよいよ召集。集合場所に集まり、恒例の参加者チェック。今日は73組の参加です。

今日の出走車両には驚きました。ディープリムは当たり前、ディスクホイールの方も多いです。
車両も、ロードレーサーばかりでなく、TT専用バイクも多く、フルカーボンのハイエンドのモデルが大半。
いや少なくとも、アルミ車体コンビなんていません。RSC6は「最安バイク」だったでしょうね。いや、コストパフォーマンスでは圧勝ですよ。

参加者は、スッキリとした体型と、細身だけど筋肉質の方が多かったかも。筋肉質の方は、多分トライアスリートでしょう。なんか強そうです。
意外と女性も多かったですね。ただ、この女性達、ガチです。チャラけた女性は…、いました、「お手伝いさん」の仮装をした女性コンビです。このペアに負ける訳にはいきません。(←もう少し志を高く持とうよ ←いや、十分に高かったんですよ(後で分かる)。)


さて、出走の時間となりました。
我々はゼッケン「711番」は11番目のスタートと早めです。20秒間隔で2組同時にスタートします。

カウントダウンが始まり、3…2…1…スタート!


後半へ続く。


今日はここまで。