庭で座ってのいろんな思い

庭の四季で花や木との語らいを写真とともに思いついたら記載する

3年ぶりのシルバー講習

2012-08-27 | 高齢クラブ
7月から始まったこの講習会は、3回ありました。
その内容は、老人福祉の課題と社会福祉の仕組み、救命処置の実技体験、定年後のボランティアでした。

1回目は、介護保険制度・生活保護制度等の説明がありました。
そして、病気は医者が必要ですが、介護は病気とは別物らしいのです。(病気の後で介護度があがることがあるが・・・)
生きがいとは何か?では、高齢者が退職して「何もしないことが一番不幸」なので、役割を求めてボランティアをすることがあるそうで、お金がないと暮らせないので皆保険皆年金の制度があります。
スウェーデンでは税金が40%取られるそうで社会保障が充実していますが、自由な国の米国では自己責任の国だそうです。
後者の米国は、民間の健康保険なので、交通事故で病院へ運ばれた患者が無保険で治療費支払いができない場合、その血だらけの患者が平気で公園へ捨てられることがあるそうです。これは、ショックな話でした。
最近、生活保護者が210万人を越えたと云われていますが、最低賃金での労働者よりその支給額が多いのは、問題があるようです。
また、65歳以上を高齢者といい前期高齢者で、医療費の不足からできた75歳以上を後期高齢者といいます。
それから、消費税は貧乏人には負担増となる制度ですが、国の借金増(歳入が歳出の半分)からみると仕方がないように思えます。
この他いろいろなことを聞きましたが、残念ながら、家へ帰るとほとんど忘れました。

2回目は、消防署の救命処置でAEDの使い方の実技体験をしました。
人工呼吸をしながら、救急車を呼ぶ依頼・AEDを持ってくる人を指名する訓練でした。
昔は左寄りにあるとされていた心臓マッサージでは、今は胸の真中で、5cm以上押し30回以上体重をかけてマッサージを、救急車が来るまでするそうです。
なるべく早く、AEDの使い電気ショックをすれば助かる可能性があります。そのことは、東京マラソンで、芸人の松村さんが、AEDを積んだ自転車が近くを走っていたので助かったそうです。

3回目は、M大学教授の定年後のボランティアの講義でした。
自発的に、無償で、余った時間を利用して、社会にお役に立つことをする。
やらないよりやったほうがよい、震災ボランティアでもつながりができる。
行政がしないことを、家事手伝いなどボランティアがして、それが発展して介護になった。
会社単位の生活から、地元・地域に移って生きていかざるを得ないようになる。
商店街からコンビニに変わって来たが、人間はつながりがないと生きていけないので、商店街のようなつながりが復活すると思われた。
最近報道される孤立死は、単独死より、親の介護をしていた娘等の死からの餓死などが増えている。
プライバシーを守ることと、近所の話好きな人のおせっかいのどちらが立てばよいのか難しい問題です。

我家では、この講習会へ行くのに、毎朝92歳のおばんが「何処へ行くのや?」・「何しに行くのや?」と尋ねるので、吾輩は「ちょっと西向いて行ってくる!」と答えるようにしています。
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今年の夏は

2012-08-24 | 行事などいろいろなこと
まるで空に 怒られているみたいで
ピカッーっと光って  ゴロゴローっと鳴る度
思わず「ごめんなさい!」って 
謝ってしまいそう
~はたた神~  夏の季語

7月には、1カ月以上前の道路工事があり、下水がやっと完成しました。我家では、浄化槽の撤去などに費用がかかりました。

運転免許の更新もありました。4年前にトラックの後に続いて信号を通過した時、右折矢印が消えていて信号違反となり、残念ながらゴールド免許ではありません。

甥のユウに長男が誕生し(5月19日)、甥のタク宅の新築完成(9月下旬)に合わせて、そのうちに拝見しょうと考えています。
また、姪のユカリに次男が誕生しました(7月20日)が、保育器に入っていたので、面会して抱っこすることができませんでした。

シルバー講習会が7月から始まり、マジック教室をお休みして、12月まで毎週受講します。
さらに、9月から12月までも重複して、大阪市内で毎週別の講習が追加になります。
庭木のライラックなどが枯れましたが、これら講習のため、頭も身体も、金属が錆びつくようなのんびりする間もないようです。

8月に入ると、恒例の4時出発の早朝田舎墓掃除があり、今年は朝寝過ごすことがなく無事終了しました。
そして、親戚のケンちゃんの結婚式もありました。
なお、お盆明けには、NTT光電話とセコムの工事やプロバイダーの接続がほぼ同時にあり、この日は頭の中が盆踊り状態でした。
おまけに、今日は病院で、お腹のCT検査もありました。忙しさからか、夏風邪もいつの間にか何処かへ行ってしまいました。

つくつくぼーし  つくつくぼーし 
もうすぐ夏が終わる
ということは  夏休みも終わる
宿題・・・・・・・・・・・
明日でいいか
~つくつくぼうし~  秋の季語
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親とは・・・

2012-08-19 | ちょっとした話
この前に買った“日めくりカレンダー”に、書いてありました。

「親」と云う字は、木の上に立って見ると書く
いつも高い所から、子どもを思うやさしい親心
感謝しなはれや~

子どもに何かがあれば、すぐに飛んで行って守ってあげるのが、親であるような気がします。

さて、青春の夏を見に、甲子園へ行きました。
「駅には、内野も外野も満席で入場できません」とのお知らせがありました。
それでも行きました。
一塁側の天校のアルプス応援席に入場するところでしたので、厚かましいとは思いながら、応援団の方にお願いして入場券をもらいました。
今年も、真夏の甲子園へ来ることができた!
上の方の席は、風が涼しいくらいで、心地よい気分でビールを一杯だけ注文しました。
日焼けしたアルバイト嬢の売上に協力しました。

今日は、テレビで観戦しましたが、6対2で浦和学院に勝ち、ベスト8へと進みました。
明日の準決勝、大阪桐蔭との対戦ではどちらが勝つか楽しみです。
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真夏の結婚式

2012-08-12 | 行事などいろいろなこと
京都のホテルで、親戚の結婚式がありました。
新郎のケンちゃんは、小さい時からよく知っています。
現在は、中学校の先生として(野球部の顧問も)活躍しています。
お嫁さん(ノリエさん)も中学校の先生で、彼女は我家の隣接する市の大学で資格を取得していたので、親近感が湧きました。

主賓の挨拶も校長先生で、話は手慣れた物というか、大変上手でした。
中学・大学・同僚などの友人たちの披露宴の盛り上げも良かったが、それ以上に新郎と新婦の挨拶も上手でした。
最後の新郎の言葉は、ゆっくり喋る話し方のテクニックだけでなく、話の内容も充実しており、父親の親族代表挨拶を越えるほどでした。
なかでも、新郎新婦に係わる人達を大切にすることによって、回りまわって自分たちへの幸せが生まれると先輩に教えてもらったことなど、話していたのが印象的でした。
母親は、この彼の挨拶のあいだじゅう彼の顔をじーっと見詰めていました。我が息子は、いつのまにこんなに上手に話ができるように成長したのだろうか?という想いが、吾輩に伝わって来ました。

彼の両親は、二人兄弟の姉が薬剤師になるように子どもの時から育てました。
また、新郎のお嫁さんは、先生のなかでも養護の先生を選ぶと良いのだが、と言っていました。
二人とも親の期待に沿ったと思いました。

もし、我が子がいたら、小さい時から目標を持って、こんなふうに育てることができただろうか?と思いながら、自分の子どもの結婚式のような気持ちで胸が一杯になりました。
かくして、暑い真夏の結婚式の一日が、車で行ったため、アルコール一滴も飲まずに終わりました。
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