庭で座ってのいろんな思い

庭の四季で花や木との語らいを写真とともに思いついたら記載する

やっぱり温泉とカニは良い

2016-02-17 | 行事などいろいろなこと
冬はやっぱり温泉が良い。
そして、カニを食べた後の温泉が一番。

何年かぶりにカニを食べに行きました。
城崎温泉へ行きました。
JR特急(はまかぜ・こうのとり)での往復でした。
帰りには雪が降り豊岡では20~30cmほど積もりました。
車で行かなくてよかったと思いました。

地域の高齢クラブを無理やりやめたので、その疲れを取りに行きました。

12時20分ごろ大阪を出発、城崎には3時15分ごろに着きました。
駅から満員の乗り合いバスで旅館まで送ってもらいました。
チェックインしてから歩いて外湯巡りを4軒しました。
6時から2時間ほどかかって約3杯(3匹)のカニのフルコースでした。
カニ刺身から焼きカニ・・・カニすきまで、夫婦二人の無口の奮闘でした。
部屋食で、仲居さんが頃を見計らってドンドンとカニを持ってきます。

桂小五郎が泊まったというこの旅館は、12畳の広さの部屋の他に応接間や配膳する別の部屋もあります。
「桂の間」でした。
司馬遼太郎さんなど他の文豪も定宿にしていたようです。

ここへ来る前に志賀直哉の「城崎にて」を図書館で借りて読んできました。
交通事故にあって関東から関西へ5週間ほど温泉療養に来た話でした。
2階の屋根に昨日まで元気に動いていた働蜂が死んで動かなくなってていた。
散歩していると、矢が刺さったネズミが必死に川からあがろうとしているのに、子どものたちが石を投げたりしている様子。
そして、川上の方へ歩いていくと石の上にイモリがいたので、石を投げたところたまたま命中してイモリが死んでしまいます。
自分は交通事故で電車にはねられたのに死ななかったのに。

年金生活者(高齢者)は、いつ何時死ぬのかわからない「生と死」の背中合わせで暮らしているものだと、つくづく思う今日この頃です。

冬はやっぱり温泉
冬はやっぱりカニ

来年もまた来たいものだと思いながら、帰りの電車内で本場の「カニ寿司」弁当をほうばりながら、近所の土産を抱えて帰りました。

追伸:写真は音楽会の会場の美しいイルミネーションです。





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