1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

先週一週間の青森での出来事(299)

2010-11-30 | 青森
11月22日~11月28日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■22日、県内で初となる殺人事件を対象にした裁判員裁判で、69歳の女に対し求刑通り無期懲役
■22日、十和田観光電鉄が12月4日の東北新幹線全線開業に合わせた路線バスの新ダイヤを正式発表
■22日、青森市宮田の国道4号道路脇の草地で女性の遺体
■立教大学観光学部の生徒らが下北半島を訪れフィールドワーク
■22日、東京で寺山修司が主宰した演劇集団「天井棧敷(さじき)」の同窓会

■22日、青森市で52歳男性が降車後に動きだしたトラックとブロック塀との間に挟まれ窒息死
■10月末時点の本県の2010年産米の1等米の比率は71.0%
■公立金木病院に常勤の麻酔科医が着任し、医師充足率70%を超える
■22日、東北6県の13生協が共同で自宅まで出向いて買い取る「コープ宅配買い取りサービス」を開始
■22日、むつ市役所で下北観光連携シンポジウム

■22日、十和田湖宇樽部地区の地下水から採水したミネラルウオーターの試作品発表
■23日、カーリングのパシフィック選手権でチーム青森が3位
■23日、八戸市の長根公園スピードリンクで今季の氷張り作業が本格的に始まる
■23日、東京国際フォーラムで「青森人の祭典」
■23日、新型リゾート列車「リゾートあすなろ」の一般向け試乗会が始まる

■23日、15歳未満の女子中学生をスナックで接客させたとして、弘前市に住む45歳のデリバリーヘルス経営者を児童福祉法違反の疑いで逮捕
■五戸地方でツクネイモ出荷最盛期
■弘前地区環境整備センタープラザ棟で「廃品おもしろ工夫展」
■県内の肺炎予防ワクチンの接種率伸びず
■24日、弘前市内16団体の有志らが「12・4オール弘前ようこそ声がけ隊」を旗揚げ

■24日、国道4号七戸バイパスの七戸町笊田川久保-十和田市大沢田間(2.8キロ)が全線開通
■石綿の健康被害で県内2人が労災認定
■三八五流通(八戸市)は中国商標局に申請していた「青森林檎」の商標登録が認可
■24日、北秋田市で東北鉄道協会主催の「トレインアテンダント・スキルアップ講座」
■24日、交通事故に絡み保険金をだまし取ったとして、指定暴力団山口組系組員一人と建設業の男、一人を逮捕

■24日、八戸観光コンベンション協会が「八戸ふるさと検定」に合格したタクシー乗務員を認定する特製のマグネットステッカーとカード各100枚 を、八戸市タクシー協会に贈る
■24日、県庁で県内10業者が製作した工芸土産品の発表会
■24日、弁当「津軽弁」新たに12種を登録
■24日、米軍の訓練移転で18自治体が東京・平河町で連絡協議会を発足
■青森市三内地区の住民が開業日の12月4日と5日、新幹線の車窓から乗客に見えるように、歓迎の凧揚げ

■本年度の「森の名手・名人」に、本県から二人選ばれる
■24日、青森市のアウガで「あおもりの港クルーズシンポジウム」
■25日、無資格でレーザー脱毛など医療行為をしたとして、エステサロン経営者2人と従業員3人を医師法違反の疑いで逮捕
■名久井農業高校の2、3年生6人がフラワー装飾技能士3級国家試験に合格
■25日、弘前公園で雪囲い作業始まる

■元「ふきのとう」のメンバーで、シンガー・ソングライターの山木康世さんが作曲を手掛けた津鉄応援歌「津軽鉄道 各驛停車」がCDに
■25日、青森市新町商店街で「逸品つまみ食い・ちょい飲みお店回りツアー」
■25日、青森市のアラスカで陸奥湾ホタテガイ高水温被害対策専門家委員会の初会合
■25日、県観光物産館アスパムがパノラマ映画を24年ぶりにリニューアルし先行上映会
何が凄いって「24年ぶり」というのが凄い
■25日、板柳町のリンゴ園で収穫前の、ふじ約1300個(20キロ原箱で17、8箱分、時価合計約9万1千円相当)と、空の木箱4箱(同約 1200円相当)が盗難

■25日、青森市内のホテルで「非正規労働を考えるシンポジウム」
■25日、本年度の教育者文部科学大臣表彰に、本県から3人が選ばれる
■弘前市の画像処理機器開発会社が、病理標本を撮影しデジタル化する機器の新製品「Lince(リンセ)」を開発
■八戸市民病院が2007年9月~08年8月の診療報酬2億317万4051円を返還
■弘前、黒石、平川、板柳の中南地方4消防本部の統合時期を、2013年4月から13年1月をめどに前倒し

■26日、偽造通貨行使罪に問われている裁判員裁判で、、39歳の元暴力団員に懲役6年の判決
■26日、青森市の路上で、ごみ収集車から出火
■26日、弘前城築城400年祭のマスコットキャラクター「たか丸くん」が弘前市初の特別住民に登録
■26日、スーパーで万引した浪岡消防署救助1係長を懲戒免職処分
■2012年放送の大河ドラマ「平清盛」の主人公、清盛役に俳優の松山ケンイチさん(むつ市出身)に

平清盛 (人物叢書)

五味 文彦
吉川弘文館


このアイテムの詳細を見る

■26~27日、八戸市公会堂文化ホールで劇団「やませ」が40周年記念公演
■津軽地方の農業に携わる11団体・個人が合同会社「津軽ファーマーズクラブ」を設立
■12月1日から東北新幹線七戸十和田駅開業を記念し、オリジナル切手シート「ふるさとの風景」を発売
■県内の農業就業人口5年で16%減
■ドクターヘリ、県立中央病院と八戸市民病院による分担運航で合意か

■県教育委員会は県有体育施設の命名権の契約企業を、12月24日まで再度募集
■南部町名川地区で名産の干し柿作りが最盛期
■27日、十和田市南運動広場で東北新幹線全線開業の歓迎イベント・十和田古代馬絵巻の全体練習
■27日、東京都渋谷区の全労済ホールで太宰治生誕100年を記念演劇「津軽」再演
■27日、八戸市の長根リンクで今季の営業開始

■青森市内の高校生らが東北新幹線全線開業前夜、同市新町のパサージュ広場で「高校生がつくる開業前夜祭」を開く
■27日、五所川原市中央公民館でストーブ列車シーズンの幕開けを告げる「2010点火祭」
■27日、七戸町で大型商業施設「(仮称)七戸ショッピングセンター」の新築工事地鎮祭
■27日、県観光物産館アスパム内に常設するエネルギー館「キャプテン・ジーオ」が「あしたをおもう森」にリニューアル
■28日、県立美術館シアターでドキュメンタリー「もののけ姫はこうして生まれた」の上映会

「もののけ姫」はこうして生まれた。 [DVD]


ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント


このアイテムの詳細を見る


■28日、五所川原市のオルテンシアで県幼児のための音楽フェスティバル
■28日、県民福祉プラザで第30回県下最強位挑戦者決定囲碁大会
■28日、本年度末で閉校する階上町の金山沢小学校で閉校式
■28日、統合のため来年3月いっぱいで閉校になる新郷村の川代小学校で閉校式
■28日、音楽ネットワーク弘前弘前市民会館で本年度の弘前音楽祭を締めくくる合同コンサート

■28日、東京タワー内で弘前りんごまつり

プロジェクトX 挑戦者たち Vol.11 東京タワー
恋人たちの戦い [DVD]



NHKエンタープライズ

このアイテムの詳細を見る

東奥日報、NHK青森放送

北朝鮮の後継者候補キム・ジョンウン氏の肖像画は提示されるか

2010-11-29 | ラジオ
朝日新聞が伝えたところによると、北朝鮮の金正日総書記の後継者として発表された三男ジョンウン氏の肖像画を、一部の管理職員に配布し自宅の壁に掲げるよう指示されたと言うことだ。

ロシアの専門家らは、このニュースに疑問を表明している。
キム・ジョンウン氏は9月に外国のメディアで報道された。最初、同氏は金正日総書記と共に中国を訪問した。
その後、ジョンウン氏が後継者となることが発表された。ジョンウン氏は党や軍の指導者であり総書記に就任する。
近いうちに北朝鮮の家庭にはジョンウン氏の肖像画が現れ、人格化された後継者としての地位を強化することになるだろう。
ここで極東研究所のアスモロフ研究員は、時期尚早な結論に飛びつかないよう警告している。
「このニュースが正確なものであったとしても、金正日総書記は30年掛けて政権の座に就いたことを思い起こすべきだろう。
父の金日成氏の後継者問題は、どれほどの時間を経て決着がつけられたことだろうか。ですので結論を先走る必要は無いし、北朝鮮でのあらゆる変化を当局のヒビックリとした報道と結び付ける必要もない」
アスモロフ研究員は、このように話している。

朝日新聞による金日正氏と金正日総書記の肖像画に加えて、ジョンウン氏の肖像画も加わるとの報道に、東洋研究所・朝鮮調査センター所長は、次のようにコメントしている。
「北朝鮮では金日成氏と金正日氏の、両方の肖像画を目にすることは無い。何処でも金日正氏の肖像画だけが掛けられている。
正日総書記の記念碑は存在しない。総書記はこれに関しては充分に節度を持って控えめな行動を取っている。
2枚の肖像画が掛けられていた時期もあった。確か2005年の事だったと思う。
だが金正日総書記自身、自身の肖像画を公共の場から外すよう決定した。それ以降この決定が実行され、今では金日成氏の肖像画のみが掲げられている。
その他まだ後継者に正式に任命されていない、ジョンウン氏の肖像画を掲げるなど非常に問題を孕んでいる。あの国にそのような政治的伝道は無い」
所長はこう述べている。

所長はまた韓国が報道したジョンウン氏が、一連の政治家の大規模な粛清を始めたかのような報道は、信頼できるものではないとの見解を示した。
このニュースの情報源とされている脱北者団体『NK知識人連隊』という組織は一体どのようなものか誰にも知られていない。
加えてロシアの専門家はジョンウン氏がまだ権力を手にしておらず、それに向けた最初の一歩を歩み始めたばかりであり、このようなキャンペーンを自力で始める能力は無いとの見方を示している。

北朝鮮人民軍・生き地獄の兵営
(Yosensha Paperbacks)


チュ ソンイル
洋泉社


このアイテムの詳細を見る

11月19日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

朝鮮半島情勢で中国に圧力をかけるアメリカ

2010-11-28 | ラジオ
アメリカの原子力空母ジョージ・ワシントンが、配備されている横須賀港を出港したことを受けて、北朝鮮は自国の主権が侵害された場合、韓国を壊滅させる用意があるとの声明を表した。
4隻の艦隊に伴われジョージ・ワシントンが横須賀港を出港したことは、日本にも強い衝動を呼び起こした。
日本は北朝鮮が対抗措置を講じてくるのを恐れ、27日から12月1日まで、閣僚全員が東京に残り、緊急事態の発生時に官房長官の指示から1時間以内に、所管省庁に登庁できるような体制をとるよう指示した。

もちろんアメリカのこうした措置に対しては韓国も大きな懸念を表し、23日に北朝鮮からの砲撃が行われた延坪島から、韓国市民を避難させるとの決定を下している。28
日からまさにこの地域で軍事演習がスタートする。
23日この島から11キロ離れた北朝鮮の海岸から、集中的な砲撃が行われた。
この際、韓国軍の対応が遅れたとして、キム・テヨン国防相が辞意を表明、新たな大臣にはイ・ヒウォン大統領安全特別補佐官が選ばれた。
一方、韓国は北朝鮮の海岸砲基地を殲滅することはできなかったと告白している。

北朝鮮はアメリカと韓国が繰り返し実施している軍事演習を、非常識な挑発行為と指摘、攻撃には攻撃で、戦争には戦争で対抗すると表明している。非常事態が発生した場合、アメリカが同盟国の韓国や日本を見捨てることはないだろう。
しかしこうした危機的状況において、ジョージ・ワシントンを出港させたことで、地域には危険と脅威が生まれることとなった。

今年7月、アメリカは中国の沿岸に近いことから、黄海での軍事演習を中止した。今ジョージ・ワシントンは北朝鮮以外にも、国防総省の力を見せつけている。
イスラム諸国や中国へも正面からゲームを挑んでいる。南北朝鮮の事件の直後からアメリカは中国に対し、北朝鮮への影響力を高めるよう、中国への圧力を強めた。中国はアメリカや日本、ドイツからの、この事件における第三国の立場を取るようにとの要請に、非常に冷静に対応している。
その理由の一つに付いてモスクワ国立大学・国際朝鮮研究センター所長は次のように話している。
「北朝鮮は独立しようと常に努力してきた。北朝鮮と韓国は他国の干渉で成立することとなった訳で、この二ヶ国は対となる存在だ。どこかの大国への依存は、双方にとって非常に重要な問題だ。ソ連時代、南北朝鮮は中国とロシアの問題の間でバランスを保とうとし、ある程度独立した措置をとって、ある種の配当まで手にしたのだ」
所長はこのように述べている。

中国は北朝鮮に最も大きな影響力を持っているが、これを誇示したいとは思っていない。北朝鮮の主権に疑いの余地が出てくるかも知れない。同時に中国は、さまざまな事件の結果、突然朝鮮半島が統一され、韓国とアメリカの勢力下に入るなどということが起こらないよう最大限の努力をしている。
複数の通信社が26日付で、中国の匿名の官僚の発言を引用し、北朝鮮はわれわれの東ドイツだ。東ドイツが消滅したときに何が起こったか?ソ連が崩壊した、と伝えている。

日米同盟vs.中国・北朝鮮 (文春新書)

リチャード・L・アーミテージ;ジョセフ・S・ナイJr;春原 剛

文藝春秋

このアイテムの詳細を見る

11月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

新たな軍事紛争が起こる危険性が高い南北朝鮮

2010-11-27 | ラジオ
南北朝鮮間で新たな軍事紛争が起きる可能性は依然として高くある。
韓国が自国の水域でアメリカ海軍の空母と合同で行う、合同軍事演習をめぐって、南北朝鮮は対立の溝を深まらせている。
アメリカの空母が米韓合同軍事演習に参加することが決まったのは、南北朝鮮間で砲撃戦が展開されて2日目のことだ。
参加するジョージ・ワシントン号は、航空機75機と6000人の人員を搭載できる大規模な原子力空母だが、これが演習に加わるという決定が降りたのは21日のことだ。

韓国政府の出した声明では、演習は米韓軍事同盟の力をアピールするものと伝えられ、これが北朝鮮の怒りをかった。
北朝鮮は韓国が砲撃を停止せず、軍事的な煽動を続行する場合、新たな攻撃を仕掛けると威嚇している。

これに対してロシア科学アカデミー東洋学研究所のモシャコフ氏は次のように述べている。
「この事件の直接的な引き金となったのは韓国軍の軍事演習だ。7万人の兵士が今にも戦いに行くという姿勢で動員されれば、北朝鮮も硬直せざるを得ない。
この場面では北側の心理状態も考慮しなければならないのだ。敵国は常に軍事演習を行っており、ここに砲撃戦も加わる。
至る所に軍艦が配備されており、政治指導部は気の休まる(女性アナウンサーの舌がもつれまくれ)暇がないという訳だ。その結果、軍事的に袋小路のような状態が出来上がってしまい、これが北朝鮮の近隣諸国にとっては憂慮の種となっている」
モシャコフ氏、このように述べている。

中国の楊外相は26日に予定していた韓国訪問を、時期が不適当ということを理由に延期した。ロシア安全保障会議のナザロフ副書記はインドとの懇談の結果、北朝鮮の非武装地帯付近で軍事演習を行うことは、軍事力行使を挑発するものであるという声明を表した。
これに関連するが事件の前日、北朝鮮は韓国に対し、実施中の演習が軍事侵攻を準備するものではないかと問い(何と言っているのかさっぱり不明)。
これとともに韓国は演習の最中に砲撃訓練が行われ、その攻撃が放たれた方向から、その後、北が撃ってきたことを認めている。

ただし韓国は、砲撃演習は直接的に北朝鮮に向けてのものではなく、別の方角だったとしているものの、水域に関しては北朝鮮は自国の水域に韓国からの砲弾が落ちたとしている。

東洋学研究所の専門家は、こうしたことは未解決の国境線画定問題があり、それが紛争の根源であるとして次のように語っている。
「事件のそもそもの原因は朝鮮半島問題が解決されてないことにある。戦争でも平和でもないという状態が1953年の朝鮮戦争の休戦協定締結以来、今日まで続いているからだ。ここ数十年平和条約もしくは、法的に戦争終結を明確にする文書の締結には至ってはいない」
専門家は、このように発言している。

この袋小路状態が南北朝鮮の新たな紛争を挑発しないためには、早急に交渉を行わねばならない。
フォーマットとしてはロシア、中国、アメリカ、日本および南北朝鮮の6ヵ国協議の場がすでに策定されている。早急な課題は状況がコントロールを逸しないよう、可能ならば沈静化させることだ。

25日モスクワでラヴロフ外相が声明にあらしたよう(「あらした」って何だ)に、そのためには国連安保理の行った、朝鮮半島の紛争評価が有効となる。ラヴロフ外相はこの問題について、今、討議を行う必要性に付いて言及している。

ベテラン女性アナウンサーは、いつになったら丁寧に喋ることが出来るのだろうか。

北朝鮮とアメリカ 確執の半世紀

ブルース カミングス
明石書店


このアイテムの詳細を見る

11月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

南北両朝鮮における核問題

2010-11-26 | ラジオ
韓国は総発電電力に占める原子力の割合が40%となっているが、高レベル放射性廃棄物の保管場所の不足に悩まされている。
その状況を打開するため現在の韓国政府は、使用済み核燃料の再処理プロセスを開始することを望んでいる。

狙いは使用済み燃料から高速増殖炉向けの燃料を取り出し、核廃棄物の量を削減することにある。しかし問題は再処理を通じて取り出されたプルトニウムは、発電所だけではなく、核兵器製造のためにも転用され得るということだ。
また韓国における核開発計画は、北朝鮮よりも長い歴史を持っている。1970年代には当時のパクチョンヒ大統領が、核兵器の開発を試みている。
その後、韓国の核開発計画は中止されたとされているが、どのような段階まで進んでいたのか、またそれを再開することは可能なのか知るすべはない。

また北朝鮮からも警戒すべき情報が入ってきている。アメリカのスタンフォード大学のヘッカー教授によれば、北朝鮮において短期間のうちに近代的なウラン濃縮施設が建設(「けんせっつつ」って何だ)されたということだ。
ヘッカー教授は、その施設では核兵器に転用可能なウランを大量に製造する能力を持っていると述べている。北朝鮮は2006年および2009年にそれぞれ地下核実験を行っている。北朝鮮を訪問したヘッカー教授と、もう一人の匿名のアメリカ人

専門家がウラン濃縮施設を訪れたのは先週のことだ。
そこではウラン濃縮のために用いられる、遠心分離器が備えつけられていたようだ。北朝鮮での高い秘密性および情報の非公開性を考えてみれば、当然次ぎのような疑問が生まれる。
それは、どうしてヘッカー教授らがその施設の見学を許されたのか、ということだ。アメリカから新たな譲歩を引き出すためなのだろうか、それとも実際に北朝鮮は核開発のテンポを速めているのだろうか。

ロシア科学アカデミー東洋学研究所のヴォロントフ氏は、アメリカ側からの情報は注意して検討する必要があると述べている。
「北朝鮮政府は実験用の軽水炉を建設(この男性アナウンサー「つ」が弱いのかね)するつもりだと声明している。
軍事的計画とはあまり関係がない。さらに疑問となるのは、最近ヨンビョンを訪れた国際使節団(視察団ではないらしい)は、現在問題となっているなことを何一つ指摘してはいないということだ。
もしもアメリカ側の情報が正しいとしても、結論として引き出せることは、北朝鮮は未だ兵器転用可能なウラン製造からは程遠いということだ。その製造のためには、何万もの遠心分離器が必要だからだ」
ヴォロントフ氏は、現在最も焦眉の問題となるのは朝鮮半島における、核問題に関する6ヵ国協議の再開であると述べている。

韓国男性に恋してはいけない36の理由

金 智羽
成甲書房


このアイテムの詳細を見る

なかなか面白い男性アナウンサーだ

11月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

北朝鮮の韓国砲撃事件、各国の反応

2010-11-25 | ラジオ
韓国からの情報によると23日、韓国西方沖の延坪島に北朝鮮側から砲撃があり、韓国兵士1人が死亡、兵士や住民13人が負傷した。
韓国軍は黄海上で軍事演習を行っており、今回の砲撃はこれに対する報復措置である可能性もあるとしている。
北朝鮮側からは声明は出されていない。今回の事件を受けて地域の各国が声明を表している。
韓国外務省は、この問題を国連に提起する構えであると明らかにしている。

ロシア外務省は今回の事件が、朝鮮半島の緊張を先鋭化させることがないよう期待を表している。またロシア国防省は情勢を見守る姿勢を明らかにし、東方軍管区の戦闘準備態勢を引き上げる意向はないとした。
また事件に対しては中国も懸念を表し、双方が地域の安全と安定のために、さらに尽力するよう呼びかけるとともに、地域の平和と安全は、すべての当事国に利益をもたらすものだと強調した。

一方、日本の菅首相は急遽首相官邸入りし、危機管理センターに情報連絡室を設置した。防衛省、自衛隊も警戒態勢を強化している。
韓国が海上の軍事境界線と定める北方限界線に近い水域では、これまでにも南北間の銃撃戦が発生しているが、民間人の被害を伴う事件が発生したのは1953年の朝鮮戦争休戦以来、初めてとなっている。

北朝鮮は、いま (岩波新書)


岩波書店

このアイテムの詳細を見る

11月23日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

大規模自然災害時に救援を行う国際機関の創設を提唱するロシア

2010-11-24 | ラジオ
ロシア議会上院連邦会議のミローノフ議長は声明を表し、ロシアは自然災害や産業災害が発生した際に国連の庇護の下に、これを迅速に対応し市民を救援する世界規模の機関をつくり、同時に災害に苦しむ人たちに人道援助を行う国際的な基金を創設することを提唱していると明らかにした。
先日パリの経済協力開発機構本部では地球の気候変動問題を話し合う、国際的な(?)が開かれ世界100ヶ国以上から民主主義的な政党、社会主義的な政党の両方から有力な政治家達が参加するなかミローノフ委員長もこれに参加した。

(?)では世界経済状況に付いての意見交換を(ふつう「が」じゃないの)行われ、紛争解決のためのアプローチが決められている。
中心的な問題の一つに、機構に付いて国際的な合意を新たに結ぶことも取り上げられた。
ミローノフ議長はその際、温室効果ガスの放出量削減に付いての合意の道を探るほかに、機構の安全を守る国際的なシステムをつくるべきだと提案している。
ミローノフ議長は、次のように発言している。
「これは何よりも先ず救助を行うための、国際的な統一的な機関をつくることだと思う。現在こうした機関はない。
またこれ以外にも産業災害、自然災害に備え資金をストックし、それを振り分ける国際的なシステムを創設し産業界で自然に優しい技術を拡大するための、新たな組織を国連のなかに作る必要がある。
世界的な規模でモニタリングを行い、気候変動を予測するシステムをつくる必要も考えなければならない」
ミローノフ議長は、このように発言している。

世界規模的な温暖化がやってくるのか、それとも今起こっている異常気象は一時的なもので、気候変動のサイクルを考慮すれば、世界的な冷却化が起こる可能性があるのか、研究者達は未だに意見を同じくすることが出来ないでいる。
ミローノフ上院議長は、いずれにせよ人類の発生を経験したこの時代においては、人間の自然に対する働きかけを都合よく制御することは欠かせないとして、さらに次のように述べている。
「やはり世界中の国が人類が自然に働きかける作用を制限し、二酸化炭素の放出量をセルフコントロールすることに対し、互いの責任ある合意を結ぶことは、どんな合意であれ絶対に前向きなことであり、何としても全体の合意を取り付ける必要があると私は確信している」
ミローノフ上院議長は、このように発言している。

昨年2009年の末12月にコペンハーゲンで行われた、気候変動会議は失敗に終わっている。
先進国と発展途上国の間には深い溝があり、そのため京都議定書に代わる新たな合意を締結することは出来なかったためだ。
その場で解決できなかった討論は、今月11月末にメキシコで実施される国連気候変動会議の場に持ち越される。

京都議定書は実現できるのか
CO2規制社会のゆくえ (平凡社新書)


石井 孝明
平凡社


このアイテムの詳細を見る

(?)は聴き取れず

11月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(298)

2010-11-23 | 青森
11月15日~11月21日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■15日、平川市猿賀の国指定名勝「盛美園」で木々を雪の重みから保護する雪囲い作業が始まる
■つがる市、鶴田町、中泊町の111世帯に特別児童扶養手当の支給が遅れる
■15日、八戸市の千葉学園高校で創立100周年記念式典
■15日、県と青森市は15日までに、県公用車の電気自動車を一般に貸し出す実証実験を開始
■15日、青森市長と仙台市長が懇談

■15日、碇ケ関で午後6時49分に氷点下1.3度と今季の最低気温を記録
■15日、第83回選抜高校野球大会の21世紀枠に県立青森東高校を推薦
■十和田市街地でサルの目撃相次ぐ
■15日、地方自治法施行60周年を記念し、47都道府県で順次発行する切手の本県版が発行

自治体をどう変えるか (ちくま新書)

佐々木 信夫
筑摩書房


このアイテムの詳細を見る

■産業廃棄物不法投棄問題で、県は撤去対象となる処理費用を「1トン当たり2万8千円」と見込む

■15日、板柳町で町制施行90周年・町村合併55周年記念式典
■16日、県は2011年度当初予算の財政課長査定を開始
■民間レベルでアブラツノザメ消費拡大へ新事業
■キングレコードから2枚組CD「初代高橋竹山 魂の響き」リリース
■16日、自動車販売会社から八戸市民病院にドクターカーが寄贈され贈呈式

■16日、酒気帯び運転の疑いで4日夜に現行犯逮捕された、59歳の県主幹を懲戒免職
■16日、十和田市現代美術館入館の丹生所社数が50万人
■16日、来年2月11日に開館する八戸ポータルミュージアム「はっち」のオープニングイベントの概要を発表
■16日、八戸プラザアーバンホールで2011年春の高卒者向け就職面談会と、高卒者や一般求職者向けの介護・福祉分野の事業所面談会
■12月から大阪府の小中学校の学校給食に県産米「つがるロマン」

■17日、青森地裁で県内で初となる殺人事件を審理する裁判員裁判の初公判
■2006年3月に閉鎖された県青年の家を青森市が8360万円で取得する方針
■17日、青森市で初氷
■17日、鯵ヶ沢署でハタハタ漁事故防止等連絡会議
■平川市が補助金を支出し婚活パーティーを支援

「婚活」がなくなる日―結婚=幸せという洗脳
(主婦の友新書)

苫米地 英人

主婦の友社

このアイテムの詳細を見る


■17日、黒石市の津軽こけし館で高さ4.21メートルの「日本一のジャンボこけし」の一般公開
■2011年2月に開かれる第35回弘前城雪燈籠(どうろう)まつりの大雪像の題材「弘前城天守閣」に決定
■青森-ソウル線の2010年(10月末現在)搭乗率が73.1%
■17日、JICAを通じて来県している聴覚に障害のある外国人研修員が、青森市にあるクリーニング会社工場を見学
■17日、県民福祉プラザで県漁村青壮年女性団体活動実績発表大会

■本県のメタボ健診実施率33.5%
■17日、県新幹線開業対策推進本部は新幹線観光戦略5案を承認
■17日、弘前フランス料理研究会が農業と食について考えるシンポジウム
■就学援助制度の受給児童生徒は2009年度、本県に1万8904人おり、全小中学生の16.1%
■17日、北海道新聞が青森市内に青森臨時支局を開設

■空き校舎になっている旧鶴ケ坂小学校校を社会福祉法人に土地と建物合わせて約2億円で売却する仮契約
■老人福祉施設協議会主催の第3回介護作文・フォトコンテストの作文部門で、青森市の38歳男性が佳作
■本県題材にした小説「STORY BOX JAPAN 青森へ」

STORY BOX JAPAN 青森へ/ストーリー・ボックス別冊
全読み切り (小学館文庫)


相場 英雄,井上 荒野,北上 次郎,島本 理生,嶽本 野ばら,
夏川 草介,西 加奈子,森見 登美彦,森山 大道

小学館

このアイテムの詳細を見る

■18日、青森地裁弘前支部で弘前市駅前町の複合商業施設「ジョッパル」の特別売却開始
■弘前市が新型車両E5系「はやぶさ」や築城400年祭マスコットキャラクター「たか丸くん」などの絵入りリンゴを計約1700個制作

■18日、東京都内の小学校で臨時教員として勤務していた女性教諭(56)が、本県の臨時免許状しか持っていないことが分かり、同日付で失職
■三戸町内でガマズミ(地方名ジョミ)を使ったお菓子「ジョの実ウィッチ」を試験販売
■18日、八甲田トンネル(全長約26.5キロ)内で新幹線避難訓練
■来春高校卒業予定者の就職内定率は51.5%
■三村知事が3選出馬の意向

■深浦町にある日本一の大イチョウの紅葉が見ごろ
■19日、県内で初めて殺人事件を対象にした裁判員裁判で検察側が無期懲役求刑
■19日、元黒石市長の中村淳治氏が死去
■十和田市が来年度事業として市内3カ所に電気自動車用の充電ステーション設置計画
■19日、青森市文化会館屋上から黒煙

■五所川原市は就職が決まらない来春の新規高卒者を対象に、2
011年4月から半年間、市内の企業で臨時職員として勤務してもらう雇用対策事業を検討
■黒石市は12月4日の東北新幹線開業に合わせ黒石-新青森駅に無料バスを運行
■19日、文化審議会は八戸市の国史跡「根城跡」3カ所を史跡追加へ答申
■青函ツインシティ提携にちなんだ交流事業が停滞
■八戸市営バス運転手が乗客の着席を確かめないまま発進したことで女性客が背骨を圧迫骨折する大けが

■アメリカで復元のミス・ビードル号が来月、県立三沢航空科学館で一般公開
■20日、一般公募の市民約5千人を対象にした新幹線「はやて」試乗会
■「ファッション甲子園2011」の広報デザインを募集、締め切りは12月17日(当日消印有効)
■県警交通部が講習予備検査(認知機能検査)用の手話や字幕を見ながら受検できるDVDを制作
■20日、青森市役所柳川庁舎講堂で大河ドラマ「天地人」の題字などで知られる書道家の武田双雲さんによる特別授業

NHK大河ドラマ 天地人 完全版 第壱集 [DVD]


ジェネオン・ユニバーサル


このアイテムの詳細を見る


■20日、東京・飯田橋にある県産品アンテナショップ「あおもり北彩館」が改装オープン
■20日、東京・浅草のテプコ浅草館で青森の祭りや名所をPRするイベント「うだでな!でんきのふるさとあおもり展」始まる
■20日、弘前市の飲食店でガス爆発、女性一人が死亡
■20日、アピオあおもりで「ユメココ・フェスタinあおもり」
■20日、三沢市で親子連れなどを対象としたナガイモの掘り取り体験会

■20日、弘南鉄道弘南線で歌声フォーク列車が運行

フォーク黄金時代 40-THE GOLDEN AGE OF FOLK SONGS-

日本クラウン

このアイテムの詳細を見る

■20日、青森市文化会館で「県民と警察の音楽の集い」
■20日、八戸市で作家・三浦哲郎さんをしのぶ二つの催し
■20むつ市内のホテルで「むつ海洋・環境科学シンポジウム」
■20~21日、黒石りんごまつり

■21日、青森市民ホールで開かれた「ニュース時事能力検定」に39人が挑戦

これで世の中わかる! ニュースの基礎の基礎

池上 彰
大和書房


このアイテムの詳細を見る


■21日、弘前第二養護学校で県地域医療再生計画説明会で、県立あすなろ医療療育センターと県立さわらび医療療育センターを常勤医のいる診療所を設置案

東奥日報、NHK青森放送

IMFの通貨構成比見直しによせて(2)

2010-11-22 | ラジオ
近年この構成通貨に中国の人民元を加えるとの提案がされてきた。その最大の理由は中国が現在、世界最大の輸出国となったことだ。
しかしIMFは構成通貨に加わるための条件の一つに、市場での取引、交換の自由を挙げている。中国の場合、通貨規制が厳しく人民元の価値も過小評価されておりIMFの条件を満たしてはいない。
ですが人民元が近く構成通貨に加わることはないだろうと見られる、別の原因があるようだ。

ロスビジネスコンサルティング紙の、ヤコヴレフ情報分析部長は次のように説明している。
「中国は経済が急成長してはいるが、経済自体に多くの問題を抱えていることが明白だ。このような問題はよく知られている。
これらの問題は国内問題や貿易バランスの不安定さと関連している。中国でこの10年で迎えた急激な成長期の間、いかなる深刻な経済危機も中国経済に影響を与えなかった。
ですが実際には経済成長プロセスにおける周期性を誰も止めらて来なかったので、中国は早晩、経済危機に衝突することだろう」
情報分析部長は、このように話している。

このためIMFや世界銀行は、人民元を構成通貨に加える方向で急ごうとはしていない。急激に成長するものは、急激に没落するものだという懸念があるのだ。
世界各国の経済や世界的な経済危機を引き起こした混乱さを考慮すると、このような懸念は非常に合理的なものだ。
一部の専門家はIMFは、最近一連の危険な動きを見せた米ドルや、加盟国の金融債務不履行の危険性にさらされているユーロから、喜んで距離を置くだろうと囁いている。しかしそうすれば、もうどこへも退路はない。

11月16日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

IMFの通貨構成比見直しによせて(1)

2010-11-21 | ラジオ
IMFはその国際準備基金である特別引き出し権の構成通貨を、これまで通りすると発表した。
構成通貨は米ドル、ユーロ、イギリスポンド、日本円の/?)とっている。しかし通貨構成比に付いては米ドルと円の比率が低下し、ユーロとポンドの比率が上がっている。

今回の見直しは来年1月1日から発効する。またドルの比率が引き下げられたとはいっても、それでも全体のおよそ42%を占め、4つの通貨の中で第1位となっている。ユーロは約37.5%、ポンドは11%強、円は10%未満となっている。
このような見直しは5年に一度行われており、貿易での利用や外貨準備での保有などに基づいて通貨の構成比が再評価されている。

ロスビジネスコンサルティング紙のヤコヴレフ情報分析部長は、ロシアの声のインタビューに対し、IMFのアプローチは非常に保守的であるとして次のように語った。
「国際金融機関は世界経済情勢や為替市場の情勢をかなり保守的に見ている。
そしてこれに関して外貨を準備する場合、米ドル、ユーロ、イギリスポンド、日本円が利用されている」
情報分析部長は、このように話している。

ドル大崩落―アメリカ発・世界恐慌は避けられるか

水谷 研治
PHP研究所


このアイテムの詳細を見る

(?)は混信で聴き取れず
IMFの通貨構成比見直しによせて(2)へ続く

11月16日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル