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オープンスカイ導入、ウラジオストックに新たに誕生する国際ハブ空港(1)

2011-12-03 | ラジオ
ウラジオストックに新たな国際空港を建設するというロシアの決定が発表されると、韓国の航空会社たちは前向きな関心を持ってこれを受け止めた。
巨大な国際ハブ空港がウラジオストックに誕生するというニュースは中国も注目している。
ウラジオストックはロシアで初めてオープンスカイ、空港自由化体制が敷かれる都市となった。
これはつまり如何なる外国の輸送機も、その国がロシアとの間に、どういった空路合意を締結しているかに関わらず、ここに着陸できるというものだ。
ウラジオストック空港が国際空港となったのは1992年。それまではウラジオストック市自体が閉鎖都市で、外国の航空会社は一切の乗り入れが禁止されていた。

ウラジオストックは東南アジア、北東アジア、アメリカ、ヨーロッパからの航空機の運行にとって地理的に有利な場所にあることから、旅客数、貨物量を著しく拡大させることが可能だ。
これに付いてロシア人東洋学者のヴォロンツォフ氏は、次のように語っている。
「ロシア政府がウラジオストック上空をオープンスカイにするよう決定したことは、ロシアをアジア太平洋地域へと統合する課題を解く上で、ロジカルなアプローチといえる。
アジア太平洋地域諸国と、より活発な協力を行うためには、輸送インフラの可能性を拡大することが不可欠だ。オープンスカイ体制が敷かれることによって、ウラジオストック空港の発展が集中的に行われ、これを極東における国際ハブ空港へと変えていくことができる。
こうした決定は来年2012年、ウラジオストックにおけるアジア太平洋経済協力会議サミット開催と関連していることは間違いない」
東洋学者は、このように語っている。

めざせ!国際ハブ空港―大競争時代の国家戦略プロジェクト
クリエーター情報なし
日本経済新聞社

オープンスカイ導入、ウラジオストックに新たに誕生する国際ハブ空港(2)へ続く

11月19日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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