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原油流出が続くメキシコ湾での作戦をシュミレーションするロシアの有人深海潜水艇ミール

2010-06-26 | ラジオ
ロシアの有人深海潜水艇ミール1と2は、今シーズン60回の潜水を実施する予定だ。
最終段階となるシベリアバイカル湖での3回目の探査活動は、来月7月1日にスタートする。
ミール探査活動のメンバーたちは、これらの潜水の中でメキシコ湾での原油流出事故の状況を解決するためのシュミレーションモデルを実施する意向だ。
ミール探査チームには、このような課題が課せられている。
昨年の夏、バイカル湖の湖底では石油とガスの埋蔵が発見された。
バイカル湖にどれだけのガスが埋蔵されているのかを知る者は誰も居ない。
学者達は原油流出現場のメキシコ湾でも実施可能な作戦を、バイカル湖で試みる意向だ。

4月22日メキシコ湾ではイギリスの石油大手BP社の石油掘削施設が爆発した。
複数のデータによると事故発生後、50万トンから80万トンの原油が海に流出している。
ミールの探査を組織する名高い極地探検家で元下院議長の(?)氏は、メキシコ湾の事故は未だに解決されていないと述べ次のように語っている。
「私たちはメキシコ湾と同様の事故が発生した場合の、解決法を考案したいと考えている。
原油流出の基を閉じるための何らかの技術を考え出す意向だ。
バイカル湖の石油埋蔵地を利用して、どのようにメキシコ湾での原油流出を防げるかシュミレーションしたいと考えている」
探検家はこのように話している。

メキシコ湾での事故処理に深海潜水艇ミールを使用すると言うアイデアは、アメリカの映画監督ジェームズ・キャメロン氏によって提案された。
キャメロン氏は映画『タイタニック』の撮影にロシアの潜水艇を用いた。
ロシアの深海潜水艇ミール2のコマンダーを務める、ロシア英雄の(?)氏は。キャメロン監督はミールの可能性を、とてもよく知っていると述べ次のように語っている。
「ミールは水深6000メートルまで潜水可能な潜水艇だ。
作業の種類に従い必要な専門家を、3人乗せて潜水することが出来る。世界には水深6キロまで潜水できる潜水艇が全部で4機ある。私たちは水中で貴重な作業することが出来る潜水艇を2機所有している。長年にわたり数多くの活動を成し遂げた。潜水艇には2本のマニピュレータが装備されており、これが貴重な可能性を与えている」
ロシアの英雄は、このように話している。

メキシコ湾の事故処理に、この貴重な潜水艇を使用するためには、先ず第一に公式的な要請が必要であり、続いて慎重な準備か必要不可欠だ。
潜水艇ミールはチームの強いプレイヤーとなることが出来ると述べている。
尚このチームは特別に編成されたものである必要がある。
石油の専門家や設計者が加わることが必要だ。これはミールによって設置することが可能な、石油流出基を塞ぐための特別装置を作るためだ。

ミールはメキシコ湾まで潜行することは出来ない。
潜水艇の輸送は難しく、長い時間が必要とされる。
ですがバイカル湖でのミール探査活動に参加するメンバーたちは、メキシコ湾での環境災害対策に寄与する用意がある。
メンバーたちはもし国際社会から要請があれば、もちろん我々は全力を尽くすとの考えを表している。

(?)は聴き取れない
(???)は不明瞭な言葉で聴き取れない
タイトルにある「ュミレーション」の箇所は、女性アナウンサーは何語なんだ。ラジオジャーナルが始まるときの男性アナウンサーの紹介で正しいタイトルを知ることが出来た

6月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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