p3ぶろぐ おかわり : 糸井正和経済経営研究所

金融・経済・経営の幅広い分析をお届けします。身近な路地裏経済から陰謀渦巻く国際戦略まで、様々なハナシをお楽しみ下さい。

セリクラ無し

2011-08-19 08:55:00 | 金融市場・経済全般
《昨日の日経平均》
前日終値:9,057.26円
寄付き :9.036.81円( -20.45円 )
前引け :9.019.52円( -37.74円 )
後場寄付:9.020.11円( -37.15円 )
大引け :8.943.76円( -113.50円 )

前場は輸出銘柄中心に個別株主導でジリ下げ。先物に大口の買いが入っても上に反応せず、先行き↓感が漂うも、1ティック抜きしか狙えない値動きに、ワタシ自身は早々に撤退しちゃいました。
それが一転、後場に9,000円を割れると下げを一気に加速。一旦盛り返す展開も、再度急落して引けました。
残っていたら、最初の急落後のリカバリ時に慌てて変な買いを入れて損を出していたでしょうから、結果オーライかなw

ただ、この急落、その要因が見当たらないんですょねえ。
そのタイミングで円高が急伸したワケでもないし、先物の大口売りが集中したワケでもない。
ヘッジ・ファンドの換金売りと見る筋もありますが、それなら45日ルールの応答日(8/15)明けの8/16にセリング・クライマックスがあってしかるべきですし。
可能性としては、韓国の融資制限発令でアジアの経済成長に懸念が高まった、という位ですか。
市場のセンチメントがネガティブ要因に反応し易くなっている、とは言えそうです。

《今日の予想》
フィラデルフィア連銀製造業景気指数が事前予想の4.2を大きく割り込む-30.7となり、米国景気の後退懸念から、ゆうべの欧州米国共に株価は大きく下落。
ただ、欧州はダラ下げでしたし、米国の場中は狭いレンジで上下していて、セリング・クライマックスという感じは無いんですょねえ。
ジャクソン・ホール待ち、という心理が、結構強いのではないかと思われます。

先物気配は8,740円。板は売り↑がやや厚目(8:45時点)。
日足チャートは転換線に跳ね返されて、5dMAに支えられた形。板の方向通りに上がった場合でも、今度は5dMAが壁となる可能性が考えられます。

大きく上げるモチベーションは感じられず、200円のGDを盛り返す可能性は、極めて低いでしょう。
予想は当然↓ですが、あまり意味はありませんね。

昨日の予想検証》
当たり(予想:↓/結果:↓)。
ただ、下げ幅は予想を大きく越えました。来週以降、夏休み明けのマネーが動きだして、状況が変わればいいんですけどね。

ご声援頂ければ励みになります m(_ _)m 人気ブログランキングへ貴方の“1日1クリック”を是非。blogram投票ボタンもヨロしく!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿