インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

たまゆら ~アニメでまちおこし?!~

2010-10-11 19:10:02 | 身の回り
 昨日、20代の知り合いが、竹原市のイベントに行ってきたようで、何やら今、「たまゆら」なるアニメの舞台である竹原市が熱いようだ(一部のマニアの間で)。

 全然知らないのでネットで調べているが、10月の竹原市の広報誌にもなっているようだ→ うるるんロギー(うるうるでは)

 竹原市は、失礼であるが、相当寂れた市である。それがあんなアニメごときで(?)盛り上がるのか…。

 それにしても、福山市の鞆の浦でもポニョやら龍馬やら喧伝され、経済効果が凄そうだし、この尾道市にしても今、「てっぱん」なる連続テレビ小説ドラマがあってバスとかでも宣伝しているし(しかし舞台はすぐ大阪に移る)、やはりどの地域も躍起になっているのか。

 「たまゆら」は、のほほんとした女子高生(写真好き)の物語のようである。主人公がカメラのシャッターを押しまくるので、当然、竹原市の古き街並みとかも収まり…、ということは、これは計算されて制作されたのか。

 原作・監督の佐藤順一氏は、『セーラームーン』やら『ケロロ軍曹』やら多数手がけているようで、Wikipediaを読むと「本人曰く狙って泣かせようとコンテを切っているようだ」とある。なるほど、この「たまゆら」を鑑賞した若者はして竹原市にやってくるわけだ(コガネを持って)。

 宮崎駿の「もののけ姫」にしても、作者の創造力と屋久島の大自然が相まって生まれた物語りだし、やはり物語というのは、舞台設定のモデル、地域性が重要なのだだろう。あと、その地域に独特の慣習・風習とかあれば、これは物語に昇華しやすいだろう。

 今は地域住民も、資本主義社会に翻弄され、伝統どころではなくなっているから、こういった映画やらアニメを契機に、見直すのもいいのかもしれない(しかし誰が創作するのだ?)。

 そういう地域の必要性とか、出題の意図によって、地方の文学賞やらが色々あるのだから、それを逆手に取り、物語の奇抜性はともかく、「地域の伝統や文化のデータ」を要領よく書き込めば、受賞できないことはあるまい。

 昨夜、奄美大島文学賞とかほざいたが、沖縄には実際にあったのだわい

 →第五回 沖縄文学賞(先月で〆切られたようだ)

 売れそうな設定は、東京の女子高生が病気にかかって死にそうになった(原因不明の病気です)

 誰か彼女を助けてください(日本の中心で愛を叫びます)

 すると占い師が現れ、沖縄療法をすすめた(沖縄の伝統文化が彼女を救うだろう)

 彼女はカチャーシーを舞い、彼は太鼓を手にエイサー風にった…。

 … 

 今何を書いているのかよく分かりません(確か地域振興の記事を書いていたような…) 
 
 

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