インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

お人好しの社交術

2008-04-24 18:47:43 | 考えるインディオ
 このブログを読んでおられる方は、お人好しだと思われる。 
 お人好しはターゲットになりやすい。頼み事をする場合、性格が激しい人や、冷淡な人にはアプローチしにくいからだ。追い込まれ、差し迫った人はカモを探す。インディオがカモと判定されたとする。カモはじわじわと料理されていく。
 料理のされ方は、バラエティーだ。時間を蝕まれるか、カネを吸い上げられるか、心身の健康を歪められるか。
 料理をする人も、バリエーションに富んでいる。見た感じヤクザだったり、愛想のいいサラリーマンだったり、気の合う上司だったり。頼み事を色んな手法で押し付けてくる。それはテクニック次第で、完全に納得させられるだろう。
「仕方がないな~」
 そういう状況に如何に追い込むか。
 相手は追い込まれている。他の相手から押し付けられているからだ(その相手も、やはり追い込まれている)。
 作用、反作用の法則? 追い込まれた相手は、他の相手を追い込む。
お人好しインディオは追い込まれた。しかしお人好しであるがゆえに、誰も追い込まない。自分で吸収する。そんな毎日で、身も心も…。

「インディオ~、お願い!」

「あんた、インディオがお人好しだと思っているだろ。だから毎回かなうと思っているんだろ」
「いや違う…(相手の心の中→「そうです。君は大のお人よしです)

 インディオは大声でショックを与えた。
「○×※△!」

 次回から相手はお願いに来なくなった。
  
 お人好しの諸君、無理をして大声を出そう!(でも滅多なことではしないでね)

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お人好しは時に疲れちゃいますね (仲間より) (アンデス)
2008-04-24 19:13:16
私はインディオさんの小説に出会った後、インディオ通信を拝見したのです。

最初は『本当にコワい方だったらどうしよう』と思って、しばらくコメント出来ずにいましたよ。

私も大木や古木が好きで、一時期あっちこっちの木を見て回ってました。

偶然ですが、先日ミニミニ・ガジュマルを買って、部屋に置いてますよ。本当にミニミニですが(笑)
返信する
無名作家より愛を込めて (インディオ)
2008-04-25 17:53:54
大変有難いことです。感謝します。感激しています。

お人好しの書いた小説は、大概善人ばかりで、面白くないと言われています。
善きインディアンの物語より、大悪人のインディアンが暴れる物語の方が受けるのです(はっ! これを書くべきなのだ!)。

どんな物語でも根本的に対立構造になっていますので、敵役(悪人?)が必要です。

個性的な悪人を如何に創作するか。現実世界ではなかなかモデルが見つからないので、妄想を膨らませます。無理やり悪人に化けます。
 
インディオ、気合を入れて大悪人になる?!

所詮、観念的で行動を伴ってないので、説得力のない悪人かもしれませんね。ただ甘っちょろいインディオの性格を殺して過酷になれば、けっこうリアルに怖かったりします。

それよりインディオは、くだんのネット小説が読まれていることに、何かコワさを感じています。

小説って、昔は「書き手→ 出版社→ 取次→ 書店→ 読み手」と金が絡み幾つもの関所があったのに、今は「書き手→ ネット→ 読み手」で金や版元の制約が全くないわけです。何を書こうが自由ですから、とんでもない小説がバンバン出て、中には「あれ、自分が書いたような気がする」って小説もあるかも。

インディオの場合、自分探しで小説を書いたって感じですね。ぶらぶら世界を旅するのが一番でしょうが、行くまでもなく、それが沖縄や奄美だったり、中南米だったり…。

自分がいる場所は、大都会のビジネス施設ではなく、山奥の炭焼き小屋とか、海辺で漁師とか、何か大自然を相手にしたいような…。

実際行動できないから小説を書いて自己満足?をしているのかもしれません。

「作家になるぞ!」って、三文作家になるくらいなら、ネットの無名作家の方が、生き易いような気もします。金は絡んでないし、何を書こうが自由ですからね。

「新人賞」って、やっぱり大衆相手ですから…。
色んな所から、非難やら修正などがストレスとしてのしかかってくるでしょう。

インディオは、自分に素直に生きます(書きます)。

樹木と一緒で、物書きにも年輪がはいるのかも。インディオ通信を一年書き、ミニ・ガジュマルのごときインディオの木も少しだけ成長したのかもしれません。

温かく見守っていただけたら・・・・。

ぜひ、水をやってくださいね(コメントや反響)。

返信する

コメントを投稿