インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

24の社会的価値

2008-08-14 15:26:21 | 映画や小説、テレビなど
 24のシーズンⅥ10まで観た。

 なかなか頭を使うテレビで、数分刻みで展開が激変する

 「正義悪」が明白であるが、どっちを取るかというギリギリの選択に迫られる。

 警官や分析官などは上からの命令をこなすだけだが、現場捜査官や大統領などは苦渋の決断を迫られる。
が迫っているからだ

 ジャック・バウアーは超有能だが

 己の判断に基づき、ひたすら勝手にドンパチをやる 

 恋人のオードリーな状態になったとき、

 その親父(元閣僚)に語る。

 二度と私の娘に近づかないで貰いたい

 今なんと?

 こうなったのは全て君の責任だ。娘には近づくな

 そんな…

 君は呪われている。君に触れたものは最後には命を奪われることになる

 …(ずばりその通りだから言い返せない)

 シナリオを面白くするために、そうなっただけだろう。水戸黄門ほどではないが、24のパターンがあって、最後の頃になると、先が読めるようになった。

なお、24には、

 アメリカ国民よ、テロを食い止めるために戦おう

 というテーマがあって、核兵器や生物兵器、化学兵器(ABC兵器ね)が実際使われたらどうなるだろうか、シミュレートしてある。これを見る限り、アメリカはいつパニックになってもおかしくないし、戦うための警官や職員も逃げ出すかもしれない

 すぐそばでABC兵器が発見されたら

どこまで自分の命を危険にさらしてよいのか迷うだろう

 国家のために働いているとはいえ、さすがに自分の命は惜しい

 警官の正義は、所詮、給料とボーナスによって行われているのかも

 その点、テロリストの正義は、金によって行われていない

(アメリカの)テロと戦う人々は自分の命を惜しんではならない、ようなことを、24から感じた。

 国家のために尽くそう(国民の意識を高めよう)

   …ということなのだろうが、

 アメリカにしても国内はバラバラで、国が倒れる前に、すでに倒れている者も大勢いるわい

 国家は何もしてくれない。無保険者は15%以上いる(今度は、マイケル・ムーアか) 

 
 『桜の木に集う鳥たち』… 社会的正義と矛盾するか 

    


 『インディオ通信』… 最近、インディアンの記事が全然ないぞ 

     

最新の画像もっと見る

コメントを投稿