海外留学仲介大手の「ゲートウェイ21」が倒産した
(遅いか?)
負債は12億円以上ある一方、資産は1千万円単位に過ぎず、支払いが優先される税金の滞納が1千万円単位であると説明。「返金は非常に難しい」と話した。 福井伴昌社長も破綻発覚後に初めて姿を現し、「こういう事態になって申し訳ない」と土下座したという。 説明会では「支払ったお金はどこに消えたのか」「計画倒産じゃないのか」「社長の資産から返済しろ」など厳しい声が飛んだという。 神戸市に住む妹(21)の代わりに出席した都内の女性会社員(30)は「妹はパリで3カ月間語学留学するため、100万円余り払った。2年間働いてためたお金なのに許せない」と怒りをあらわにした。(茂木克信) 朝日コムより抜粋
300万円で1年間外国へ留学する予定があった人は、人生が狂ってしまった。カネがないと行動が出来ない。海外留学は、人生経験になるとは思われる。外人に囲まれて、言葉も通じず、文化も知らず、誰にも頼れない状況で人間は大いに成長するだろう。その機会を失われたわけだ。
インディオでもやはり気が狂うであろう。
200万円でベトナムで(優雅に)留学するつもりだったのに
(殺してやる~)
金持ちの留学と違い、貧乏人は身を削って貯めた金だ。まさに命の一部であると言っても過言ではない。それを…。
約束が違う! 叫んだ所で金は返ってこない。もはや使ってしまったからだ。何処へ使ったのか? 会社の不動産やら給料やら、借金を返すためやら、全然別の所へ捧げたのである。
こんな会社は多いのだろう。不動産会社への権利金やら敷金なども、預けただけであるが、どこかへ流れている。銀行だって怪しいものだ。預金者は預けているだけのつもりだが、実際はどこかへ行ってしまって、空っぽである(だが引き出す分だけはある)。アメリカの不動産取引市場で消えているのかもしれない。
民間企業はボランティアではなく、利益を上げるためにある。投下した資本を回収する以上に、利潤を上げなくてはならない。実に難しい。会社はインディオに給料を20万円払ったら、インディオは会社の設備を使うなりして、それ以上を稼ぎ出さなければならないのである。
海外留学仲介なんて、民間事業として、あまり稼げそうな事業とは思えない。むしろNPOとかがやるべきではないか。アドバイスやら手数料やらで利益を上げるのだろうが、海外留学をしたがる人間など、うじゃうじゃいるはずがない。
みんな福井社長を攻めるだろうが、社長とてお客の資金に手をつけなくては会社が潰れるからつけたのである。留学生に渡す金はない。しかし会社が消えれば、迷惑がかかる。そこで宣伝して、お客を集め、その資金を渡す(自転車操業)。しかし、借金は金利が付くし、事業は儲けにならないから、倒れてしまった…。最初は上手く行っていたのかもしれないが。
悪いのは社長なのか? 社長なのだろう。
いや、その背後に存在する、マネーの神様なのかも知れぬ。
マネーの増大によって社会は発展し、人間はその恩恵を受けた。
マネーは神となり、利益を求め続け、さ迷っている。
その利益を生むのではないかという、新しい取引として、ゲートウエイ21が誕生した。その会社は、お客のために事業を営むわけであるが、それ以上に、マネー神に利益を捧げなければならない。神殿(銀行とか)もどんどんお金を投資したはずだ。破綻するかもしれないのに。
ゲートウエイの社長は責めを負うべきか?
部族(会社)はマネー神に、利益を上げ、渡し続けなければならない。
でないと、部族は存続し得ないから。
何かしら古代人の世界と重なるものがある。太陽や大地の神、風や雨の神…。直接的な物資と取引をしていた。品物の交換価値ではなく、直接使用する価値を目当てに。
今は、交換価値にしか目がない。自分では使いもしない品物を工場で大量に生産する。マネーを呼び込むのだ。ただ売るために作る。儲けるために。利益のためと言うことは、不道徳的にならざるを得ない。事故米だろうが、農薬だろうが、売れさえすれば構わない。カネになればいいのだ。良品だろうが、不良品だろうが、カネになってしまえば全く同じである。
ゲートウエイ21も倒産さえしなければ、今でも上手くいっていたであろう。しかし利益が出ないから、マネー神に見放されたのである。
太陽や大地の神、風や雨の神…。血を捧げて、神々に平和や豊作を祈った。
今はマネー神。多神教が、一神教になったのである(?)
命令者は誰もいない。マネーである。
お客を踊らせて、生贄にして捧げてしまう。
これは新風舎や投資信託なども同じである。
ただ相場は生贄になる覚悟がある?から良いが、海外留学は旅行代理店の代わりみたいな感覚だったのかも。
アステカ時代は、生身の人間が捧げられた。
今はそうではない。
生身の代わりに金が捧げられるのである。
留学生を目指して株式会社に金を預けた人々よ。
マネー神の生贄として捧げられたのだ。
そうでも思わないと、やっていられない。マネー神の生贄になった。
かくいうインディオも結構、捧げているのであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
負債は12億円以上ある一方、資産は1千万円単位に過ぎず、支払いが優先される税金の滞納が1千万円単位であると説明。「返金は非常に難しい」と話した。 福井伴昌社長も破綻発覚後に初めて姿を現し、「こういう事態になって申し訳ない」と土下座したという。 説明会では「支払ったお金はどこに消えたのか」「計画倒産じゃないのか」「社長の資産から返済しろ」など厳しい声が飛んだという。 神戸市に住む妹(21)の代わりに出席した都内の女性会社員(30)は「妹はパリで3カ月間語学留学するため、100万円余り払った。2年間働いてためたお金なのに許せない」と怒りをあらわにした。(茂木克信) 朝日コムより抜粋
300万円で1年間外国へ留学する予定があった人は、人生が狂ってしまった。カネがないと行動が出来ない。海外留学は、人生経験になるとは思われる。外人に囲まれて、言葉も通じず、文化も知らず、誰にも頼れない状況で人間は大いに成長するだろう。その機会を失われたわけだ。
インディオでもやはり気が狂うであろう。
200万円でベトナムで(優雅に)留学するつもりだったのに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_7.gif)
金持ちの留学と違い、貧乏人は身を削って貯めた金だ。まさに命の一部であると言っても過言ではない。それを…。
約束が違う! 叫んだ所で金は返ってこない。もはや使ってしまったからだ。何処へ使ったのか? 会社の不動産やら給料やら、借金を返すためやら、全然別の所へ捧げたのである。
こんな会社は多いのだろう。不動産会社への権利金やら敷金なども、預けただけであるが、どこかへ流れている。銀行だって怪しいものだ。預金者は預けているだけのつもりだが、実際はどこかへ行ってしまって、空っぽである(だが引き出す分だけはある)。アメリカの不動産取引市場で消えているのかもしれない。
民間企業はボランティアではなく、利益を上げるためにある。投下した資本を回収する以上に、利潤を上げなくてはならない。実に難しい。会社はインディオに給料を20万円払ったら、インディオは会社の設備を使うなりして、それ以上を稼ぎ出さなければならないのである。
海外留学仲介なんて、民間事業として、あまり稼げそうな事業とは思えない。むしろNPOとかがやるべきではないか。アドバイスやら手数料やらで利益を上げるのだろうが、海外留学をしたがる人間など、うじゃうじゃいるはずがない。
みんな福井社長を攻めるだろうが、社長とてお客の資金に手をつけなくては会社が潰れるからつけたのである。留学生に渡す金はない。しかし会社が消えれば、迷惑がかかる。そこで宣伝して、お客を集め、その資金を渡す(自転車操業)。しかし、借金は金利が付くし、事業は儲けにならないから、倒れてしまった…。最初は上手く行っていたのかもしれないが。
悪いのは社長なのか? 社長なのだろう。
いや、その背後に存在する、マネーの神様なのかも知れぬ。
マネーの増大によって社会は発展し、人間はその恩恵を受けた。
マネーは神となり、利益を求め続け、さ迷っている。
その利益を生むのではないかという、新しい取引として、ゲートウエイ21が誕生した。その会社は、お客のために事業を営むわけであるが、それ以上に、マネー神に利益を捧げなければならない。神殿(銀行とか)もどんどんお金を投資したはずだ。破綻するかもしれないのに。
ゲートウエイの社長は責めを負うべきか?
部族(会社)はマネー神に、利益を上げ、渡し続けなければならない。
でないと、部族は存続し得ないから。
何かしら古代人の世界と重なるものがある。太陽や大地の神、風や雨の神…。直接的な物資と取引をしていた。品物の交換価値ではなく、直接使用する価値を目当てに。
今は、交換価値にしか目がない。自分では使いもしない品物を工場で大量に生産する。マネーを呼び込むのだ。ただ売るために作る。儲けるために。利益のためと言うことは、不道徳的にならざるを得ない。事故米だろうが、農薬だろうが、売れさえすれば構わない。カネになればいいのだ。良品だろうが、不良品だろうが、カネになってしまえば全く同じである。
ゲートウエイ21も倒産さえしなければ、今でも上手くいっていたであろう。しかし利益が出ないから、マネー神に見放されたのである。
太陽や大地の神、風や雨の神…。血を捧げて、神々に平和や豊作を祈った。
今はマネー神。多神教が、一神教になったのである(?)
命令者は誰もいない。マネーである。
お客を踊らせて、生贄にして捧げてしまう。
これは新風舎や投資信託なども同じである。
ただ相場は生贄になる覚悟がある?から良いが、海外留学は旅行代理店の代わりみたいな感覚だったのかも。
アステカ時代は、生身の人間が捧げられた。
今はそうではない。
生身の代わりに金が捧げられるのである。
留学生を目指して株式会社に金を預けた人々よ。
マネー神の生贄として捧げられたのだ。
そうでも思わないと、やっていられない。マネー神の生贄になった。
かくいうインディオも結構、捧げているのであった。
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