インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

バチカン市国 ~神に捧げられた国~

2009-05-17 18:06:49 | 映画や小説、テレビなど
 さっき、「THe 世界遺産」の番組でバチカンがやっていた。~バチカン市国 神に捧げられた国~というタイトルだ(生贄か?)。 ガリレオとか、スイス衛兵とか、ベルニーニとか、ダン・ブラウンの『天使と悪魔』を思い出させた。

 聖ペテロ(この初代ローマ教皇はネロに処刑された)は、今でも礼拝堂の下に眠っているらしい。システィーナ礼拝堂=最後の審判の壁画は、宝石ラピスラズリによってミケランジェロに描かれた。生前の行いによって、天国か地獄か決められる画。ミケランジェロのデビュー作は、サン・ピエトロ大聖堂に収められている。2年がかりで「ピエタ」(聖母マリアとイエス)を制作したようだ。彼は1546年に、直径42m高さ132mのサン・ピエトロ大聖堂のドームも設計した。

 その下のバルダッキーノの大天蓋で、ローマ教皇が神に祈りを捧げる。ミツバチばローマ教皇のシンボルで、そのミツバチは、ガリレオの20倍の倍率を誇る顕微鏡によって、詳細に観察されたようだ(ミツバチ図)。ちなみに蜜蝋は神を崇めるために使われる重要な道具という。

 さらに『天使と悪魔』で取り上げられたベルニーニが出てきた。彼の代表作「ダビデ」は7ヶ月で制作され、ミケランジェロに比べ躍動的だという。そしてベルニーニの最高傑作のひとつ「プロセルピナの略奪」。小説でもろに出てきた代物が…。278本の円柱が楕円状に並ぶサンピエトロ広場もベルニーニの設計によるものというのも…。

 以上、テレビの内容をほとんど打ち込んでいる感じである。小説で忘れかけていた内容の復習になった(生活に関係ない薀蓄教養か)。
 
 今、バチカンが流行っているのかもしれん(バチカン・ウイルス)

 そういえば、昨日、映画で『ダ・ヴィンチ・コード』を観た。これもダン・ブラウンの作品で、キリスト教の歴史について薀蓄が述べられている。映画では無理やり凝縮したようで、「テンプル騎士団」とか「魔女裁判」だとかペラペラ解説されていた(ついて行けん)。たぶん、小説ではじっくりと世界史の参考書のように解説されていることであろう。

 新型ウイルスがじわじわ広がり、世界経済はますます悪化し、2012年に向けて天変地異でも起こりそうな気がする。光が見えない世界だから、バチカンが取り上げられているのかもしれない。

 何か奇跡が起きないものか。

 『天使と悪魔』でも語られている(Xによって)。

 宗教にこそ、奇跡が必要だ。眠れる世界の目を覚ますために。正義の道へ引き戻すために。信仰を回復させるために。

 新型ウイルスの第二波が、神への信仰を回復させることでないことを祈ります  
 

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